7月5日、レディオシャック・レオパードはプレスリリースにて、現在12ヶ月間の謹慎処分中であるフランク・シュレク(ルクセンブルク)と再契約を行なわないとの声明を発表した。これによりフランクは現チームでのレース復帰が不可能となる。

フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・レオパード、写真はジロ・デ・イタリア2012)フランク・シュレク(ルクセンブルク、レディオシャック・レオパード、写真はジロ・デ・イタリア2012) photo:Kei Tsuji2012年のツール・ド・フランス期間中、尿サンプルから利尿促進剤キシパミドが検出されたフランク・シュレク。レディオシャック・レオパードは7月5日付けのプレスリリースにおいて、7月14日にサスペンド期間が終了するフランクとの関係を維持しない旨を発表した。

先日までレディオシャック・レオパードの公式サイトにはフランク・シュレクの顔写真が残っていたが、現在では取り除かれている。プレスリリース内には「広範かつ客観的な方法を持ってこの決定に至った」「レオパードは彼のキャリアが引き続き成功していくことを願っている」と記載されている。

フランクは現在33歳。この先所属チームを探しを強いられることとなる。

text:So.Isobe