ジャイアント、そしてLiv(リブ)から発売され、今現在国内で最も支持されているクロスE-BIKEがESCAPE(エスケープ)RX-E+、そして女性用ジオメトリーを採用したESCAPE RX W-E+だ。今回のジャイアントE-BIKE特集第2弾ではひと組のご夫婦に登場頂き、2モデルと共に過ごす1日にフィーチャーした。



マッコイさんと奥様のアヤさん、そして一人娘の凛ちゃんマッコイさんと奥様のアヤさん、そして一人娘の凛ちゃん photo:Toshiki.Sato
都心から中央線で西に30分。洒落た店舗も多い閑静な住宅街にそのお宅はある。出迎えてくれたのはマッコイさんと、その奥様であるアヤさん、そして一人娘の凛ちゃんの3人だ。

大好きなThe REAL McCOY'Sからニックネームを取ったというマッコイさんは、もともとピストをきっかけに自転車へのめり込み、今は愛しのカンパニョーロを組んだスチールバイクでグラベルライドや(たまに)シクロクロスを楽しむ趣味人。ファッションブランド勤務だけあって、そのライドスタイルはどこか一線を画している。

アヤさんも1年ほどロードバイクに乗っていた時期があったものの、育児に追われいつのまにか疎遠になってしまった。仲間とライドを楽しむ旦那さんが羨ましいけれど、今の私にはちょっとキツい。家族を大切にするマッコイさんもそんな奥様を見ていたから、一緒に走れるかもしれないE-BIKEにはちょっとだけ興味があった。

マッコイさんを先導役に、いざ出発マッコイさんを先導役に、いざ出発 photo:Toshiki.Satoシティユースにマッチするデザインシティユースにマッチするデザイン photo:Toshiki.Sato

信号や踏切待ちが連続する街中もESCAPE RX-E+なら楽しく走れる信号や踏切待ちが連続する街中もESCAPE RX-E+なら楽しく走れる photo:Toshiki.Sato
スッ。フィーン。「うわ、なんかすごい!」

ESCAPE RX-E+のペダルを一漕ぎしただけで、二人の表情が一気に明るくなった。初めてE-BIKEに乗る人の反応を見るのはいつも楽しいし、もちろんマッコイご夫妻もその例に漏れなかった。

この日はご自宅から「尾根幹」を越えて相模原のカフェを目指すつもりだったが、バイクのパワーにルートを小変更。せっかくだから、20%くらいある激坂を組み込もうということになった。アヤさんは不安そうだが、これなら大丈夫やで、とマッコイさん。果たして...?

大きな橋を渡り対岸へ。青空が気持ち良い大きな橋を渡り対岸へ。青空が気持ち良い photo:Toshiki.Sato
扱い方を教えるマッコイさん。サングラスの向こうの視線は優しい扱い方を教えるマッコイさん。サングラスの向こうの視線は優しい photo:Toshiki.Sato親指だけでモード選択ができるコントロールユニット親指だけでモード選択ができるコントロールユニット photo:Toshiki.Sato

住宅街を抜け、まず目指したのは多摩川サイクリングロードだ。なるべくスムーズな道を選んでるとは言え、細い路地が入り組んだ住宅街はストップ&ゴーの連続。普段ならどうしてもストレスを感じる場面だけど、今日はバイクがアシストしてくれる。

「いやぁ、むしろ赤信号になってくれないかな、ってくらい前に出る感じがおもろいですよ。(車体は)重いけど走りはすごく軽やか」と、マッコイさんもニコニコだ。32Cタイヤだから、舗装の段差や踏切のデコボコもあまり気にならないのも良いところ。

激坂区間を軽々と登るパワーに驚きを隠せない激坂区間を軽々と登るパワーに驚きを隠せない photo:Toshiki.Sato
息も切らさず登りきってしまった。歩く方が大変だった息も切らさず登りきってしまった。歩く方が大変だった photo:Toshiki.Sato
しばらくすると今日一番の難所がやってきた。それが通称「百草園の激坂」だ。500mに満たない距離だが、終わりが近づくにつれて上がる勾配は最大20%超にも達する。クライマーならともかく、アヤさんには無理難題というものだろう。

しかし、その心配は全くもって杞憂だった。アヤさんは足をつくどころか、息も切らさずに頂上まで登り切ったからだ。これには誘ったマッコイさんもびっくり。思わず顔を見合わせた。

「これならどこでも走れちゃいそう」「これならどこでも走れちゃいそう」 photo:Toshiki.Sato
「いやぁ、ホンマにスゴイ。まさか本当に登りきれるとは思わんかった」

「私が一番驚いてるよ! 普通だったら絶対無理な坂なのに」

「本当は登りきれない、くらいだったらおもろかったのに(笑)」

「スポーツモードを選んだらスイスイ登っちゃう。本当にびっくり」

結局、アヤさんですら撮影のために2度も3度も余裕で往復できてしまった。筆者をはじめ取材班もバイクにまたがり、一番急勾配の部分を行ったり来たり。改めてそのアシスト力に驚かされつつ、下りでも重量のあるE-BIKEなのにふらつかない車体と、シマノ製油圧ディスクブレーキの安心感に助けられたのだった。

お目当のカフェ「ZEB」に到着。マッコイさんの定番目的地の一つだお目当のカフェ「ZEB」に到着。マッコイさんの定番目的地の一つだ photo:Toshiki.Sato
美味しい香りと心地良い音楽美味しい香りと心地良い音楽 photo:Toshiki.Satoいつでも笑顔が絶えないいつでも笑顔が絶えない photo:Toshiki.Sato

食事は仲良く半分こ食事は仲良く半分こ photo:Toshiki.Sato
ニュータウンが広がる多摩丘陵を越え、橋本駅近くにあるカフェ「ZEB」へと到着。津久井湖畔の本店「ZEBRA」と同じく、店内のバイクラックを使えるのがサイクリストフレンドリーたる所以。階段ばかりはESCAPEの重さが気になるものの、そこはマッコイさんがスッとフォロー。

カウンターに並ぶのは焼きたてのクロワッサンや、デニッシュ系ペストリーの数々だ。マッコイさんは普段からお気に入りというクロワッサンプリン、アヤさんはクロワッサンサンドをオーダー。いくらアシストがあるとはいえ、ここまで数時間走っているだけに、お皿が空となるまでそう時間はかからなかった。

帰りは緑道経由で帰りは緑道経由で photo:Toshiki.SatoESCAPE RX-E+を駆るマッコイさん。ライトブルーのカラーは愛車のスチールロードとそっくりだったESCAPE RX-E+を駆るマッコイさん。ライトブルーのカラーは愛車のスチールロードとそっくりだった photo:Toshiki.Sato

見晴らしの良い場所でひと休み見晴らしの良い場所でひと休み photo:Toshiki.Sato
お腹を満たしたら、もと来た方面を目指して帰路につく。往路がカフェを目指して最短ルートを辿っていたぶん、帰りは公園の緑道を経由して、ゆったりと戻ることにした。道端咲いていた春の気配をスマホに収めながら。その道中と帰宅後に、お二人に今日乗ったESCAPE RX-E+についてどう印象が変わったのかを聞いてみた。

マッコイさん:僕はいい意味で予想通りでしたが、それでも出だしと坂には驚かされました。あの坂をあんなに楽に走れるなんて。もっと長くてキツい峠とかでも凄いんでしょうね。バッテリーの減りも少なかったので100km走るようなロングライド楽しめるでしょうし、今日みたいな20〜30kmライドならすごく気楽に出かけられると思います。旅先でレンタルサービスがあったら最高ですよね。

アヤさん:すごい楽しかったですよ。今日はほとんどノーマルモードで走ってたけどアシストも十分だし、何ならエコモードでも大丈夫。グッと加速するから背中を押されてるみたいで、バランスが取れるから漕ぎ出しも安心。立ちこぎはちょっとしにくいなと感じたんですが、よく考えたら立ちこぎが要る場面ってそもそも無いんですよね。

緑のトンネルを抜けて。本格的な春の訪れを感じる一日だった緑のトンネルを抜けて。本格的な春の訪れを感じる一日だった photo:Toshiki.Sato
現在専業主婦として子育て生活を送るアヤさんには、E-BIKEは新しいアクティビティとしても新鮮に映ったようだ。

アヤさん:たまにヨガレッスンに通ってるんですけど、ちょっとリフレッシュしたい、健康維持したい、って女性はすごく多いですよね。ロードバイクみたいに敷居は高くないし、それでいてしっかり運動にもなってるし、これは良い選択肢になりそう。ママ友達にも勧めてみたいな、と思いましたね。

ジャイアントとリブがE-BIKEで目指すこと

「E-BIKEでサイクリングの楽しさを広めたい」「E-BIKEでサイクリングの楽しさを広めたい」 ESCAPE RX-E+と、E-MTBのTRANCE E+PROとFATHOM E+PRO。パワフルかつ上質なE-BIKEを国内にリリースしてきたジャイアントがE-BIKEで実現したいこととは。株式会社ジャイアントの中村晃社長に尋ねた。

中村氏:弊社では「走る楽しさをもっと身近に」というビジョンのもと、お客様に付加価値のある商材の提供と、安心してライドライフを始めていただける販売チャネルの構築。また近年は、国内サイクリング環境の改善やサイクリングツアーに取り組んでいます。今後は、これまでスポーツバイクとは疎遠だった女性や年配の方にも、EバイクやLivブランドを通じてサイクリングの素晴らしさを伝えていきたいと考えています。

2019年に発売開始したESCAPE RX-E+は、日常使いではなく「サイクリング」にフォーカスしたE-BIKEで、コンセプトは「初心者でも四国一周1000kmサイクリングに挑戦できるE-BIKE」です。

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」は、国内外からサイクリストが訪れる「サイクリングの聖地」になりました。弊社は、しまなみ海道の両側の「ジャイアントストア」でスポーツバイクのレンタルを実施しており、とても多くのお客様にご利用いただいています。昨年からE-BIKEレンタルも始めたところ、とても好調で、LivのE-BIKEを用意していることもあり女性の利用率が約6割と高いのが特徴です。

しまなみ海道のほかにも、広島県尾道市と島根県松江市を結ぶアップダウンの激しい「やまなみ街道」や琵琶湖一周の「ビワイチ」、群馬県のヒルクライム名山「赤城山」など、サイクリング好適地にある8店舗のジャイアントストアでE-BIKEレンタルを実施しており、素晴らしい環境でE-BIKEに乗っていただくことで、より多くの方にサイクリングの楽しさを知っていただきたいと考えています。

絶景の蔵王をLiv ESCAPE RX W-E+で快走するボニー・ツー会長絶景の蔵王をLiv ESCAPE RX W-E+で快走するボニー・ツー会長 (c)ジャイアント・ジャパン台湾人主体の女性ツアー参加者全員が笑顔で蔵王を制覇台湾人主体の女性ツアー参加者全員が笑顔で蔵王を制覇 (c)ジャイアント・ジャパン

サイクリングの聖地・しまなみ海道でこそE-BIKEの役割が大きいサイクリングの聖地・しまなみ海道でこそE-BIKEの役割が大きい (c)ジャイアント・ジャパン
震災翌年からツール・ド・東北に協賛し、一昨年からは台湾人主体のツアーを企画しているのですが、去年は女性だけのツアーを全員E-BIKEとすることで、素晴らしいサイクリングを実現できました。初日に100kmコースで被災地を走り、2日目は仙台沿岸部の震災遺構から田園地帯を抜けて仙台西部の丘陵地にある蒸留所へ。3日目はヒルクライム大会で知られる標高差1200mほどの蔵王エコーラインを走破。この行程を、日頃は1日10kmも自転車に乗らない60代の女性までもが笑顔でクリアできたのです。こうした体験を、もっと広めていくことが使命だと感じています。

世界のトッププロ選手から一般ユーザーまで、世界No.1ブランドとしてサイクリングの楽しさを伝え続けるジャイアント。彼らにとって既にE-BIKEは主軸であり、それは中村社長の言葉にも強く感じるものだった。現時点ではまだなじみの薄いカテゴリーだが、これからの普及によって、誰にとっても新しい体験、発見ができることは間違いない。

ESCAPE RX-E+、ESCAPE RX W-E+ スペック

ジャイアント ESCAPE RX-E+ジャイアント ESCAPE RX-E+ (c)ジャイアントリブ ESCAPE RX W-E+リブ ESCAPE RX W-E+ (c)ジャイアント


車種ESCAPE RX-E+ESCAPE RX W-E+
サイズ445(XS)、485(S)、525(M)mm375(XXS)mm
重量20.0kg(445mm)19.9kg
ドライブトレインシマノTIAGRA
ブレーキシマノMT200 160mm Rotors
タイヤマキシス RE-FUSE 700x32C
カラーアイスグレイ、ブラックブルー、パールホワイト
税抜価格280,000円
製品ページリンクリンク
普通自転車および駆動補助機付自転車(アシスト比率)の型式認定を取得済み

ジャイアント/リブのE-BIKE店頭試乗キャンペーンを実施中

なお、ジャイアント・ジャパンでは5月10日(日)まで、E-BIKE試乗車を用意するジャイアントストア店頭にて、試乗後にアンケートに答えると、もれなくドリップバッグコーヒーをプレゼントする「E-BIKE乗りくらべ&飲みくらべキャンペーン」を実施中だ。休日に、仕事上がりに、サイクリング中に立ち寄って「乗らなきゃわからない面白さ」を体感してみては?実施店舗は下記リンクから「試乗車リスト」にて、「ブランドを選択(GIANTかLiv)→ 車種を選択(E-BIKE)」で検索できる。

「試乗車リスト」はコチラ
提供:ジャイアント・ジャパン 制作:シクロワイアード編集部