今年で第3回目の開催を数えるグランフォンド軽井沢。今年はコースが進化し、初夏の浅間山麓をより一層楽しめるロングライドイベントに。前日開催されるグルメフォンド、タンデムフォンドとともに、ファミリーから本格サイクリストまで楽しめる2日間だ。

高原野菜の畑を抜ける農道を走る。トラクターがご愛嬌だ高原野菜の畑を抜ける農道を走る。トラクターがご愛嬌だ (c)Makoto.AYANO

6月2(土)、3日(日)の2日間に渡って開催されるグランフォンド軽井沢2012は、長野・群馬にまたがる浅間山の山麓の新緑を楽しみながら駆け抜けるロングライドイベントだ。今年で3回目の開催と新しい大会ながら、昨年はおよそ1000名の参加者を募る大人気イベントに成長した。

鬼押出しへ向かう上り坂はなかなかハードだ鬼押出しへ向かう上り坂はなかなかハードだ (c)Makoto.AYANOレンタサイクルで参加するグループもレンタサイクルで参加するグループも (c)Makoto.AYANO


高原を体感する2日間 白糸ハイランドウェイが新たにルートに加わる

日曜のメインイベントが「グランフォンド軽井沢」。避暑地として有名な軽井沢を発着するコースは、距離120kmで獲得標高2200m以上になる本格的な山岳コースが特徴で、しっかり走りたい健脚サイクリストのニーズにも応えてくれる。今年は通常自転車の走行が認められていない「白糸ハイランドウェイ」がルートに加わったことで、初夏の浅間山麓をより一層楽しめるコースとなった。

前日の土曜日には軽井沢の景観や特産を味わえる距離40kmの「グルメフォンド軽井沢」、同じコースをタンデム車で走る「タンデムフォンド軽井沢」が行われ、幅広いレベルのサイクリストを受け入れる2日間となっている。

イベント詳細

6月2日 「グルメフォンド軽井沢」
軽井沢の魅力を凝縮したプレミアムライド


この"グルメフォンド"は、その名の通り走りながらにして高原で採れる地元の味を堪能できる魅力あふれるサイクリングイベントだ。グランフォンド軽井沢の前日に開催されるこちらは、明治時代の純西洋建築が美しい旧三笠ホテルや、新緑が目に美しい別荘地をゆっくりと駆ける約40km。平坦なルートがチョイスされているため、初心者でも安心して心地良い高原地帯をゆったりと楽しむことが出来る。レンタサイクルもあるため、サイクリングイベントビギナーにぴったりなイベントだ。

グルメフォンドはこんな小径車でも気軽に走れるグルメフォンドはこんな小径車でも気軽に走れる (c)Makoto.AYANO有名な三笠ホテルで休憩 有名な三笠ホテルで休憩  (c)Makoto.AYANO


まさにグルメ! エイドステーションで人気の補給食たち
軽井沢特産のジャムなども楽しめる軽井沢特産のジャムなども楽しめる (c)Makoto.AYANO大人気のラディッシュとレタス大人気のラディッシュとレタス 信じられないぐらい美味しい高原トマト信じられないぐらい美味しい高原トマト


軽井沢名物のジャムを塗った手作りパン軽井沢名物のジャムを塗った手作りパン はちみつ梅はロングライドに嬉しい補給食はちみつ梅はロングライドに嬉しい補給食 きゅうりに味噌をつけて食べるのもおいしいきゅうりに味噌をつけて食べるのもおいしい (c)Makoto.AYANO


※エイドステーションで出される補給食は毎年変わります。

6月2日 「タンデムフォンド軽井沢」
二人乗り自転車で軽井沢を楽しもう


グルメフォンドと同じコースをタンデム(二人乗り)のレンタサイクルで走るイベントがこちら。国内の多くの地域ではタンデムバイクが認められていないが、開催地である長野県は道路交通法でもタンデムの走行が認められている数少ない地域。そんな場所柄を活かして、普段なかなか目にしないタンデムバイクに乗って景色を楽しもうという趣旨のイベントなのだ。カップルや親子、また友達同士で走れば、きっと普段とは違った景色と達成感が味わえることうけ合いだ。もちろん自分のタンデムバイクで走る参加者も多い。タンデムで走って気持ちのいいルートが待っている。

タンデムで軽井沢の別荘地を走る まぶしいほどの新緑が気持ちいいタンデムで軽井沢の別荘地を走る まぶしいほどの新緑が気持ちいい (c)Makoto.AYANO別荘地を抜ける道はクルマも通らず、風が爽やか別荘地を抜ける道はクルマも通らず、風が爽やか (c)Makoto.AYANO


6月3日 「グランフォンド軽井沢」
獲得標高2200m以上! 浅間山麓を存分に楽しめる山岳ロングライド


スタートは軽井沢プリンスホテルスキー場前からスタートは軽井沢プリンスホテルスキー場前から (c)Makoto.AYANO3日に開催されるのが、2日間のメインイベントとも言える"グランフォンド"。軽井沢から浅間山をぐるっと大きく1周する120kmのコースは、獲得標高なんと2200m以上を数える国内イベントとしては随一の山岳ロングライドだ。そのダイナミックなコース設定が話題を呼び、昨年大会ではおよそ1000人ものエントリーを募るまでに至った。

スキーリゾートとしても有名な嬬恋を始めとする景勝地を多く回るコースに定評があったが、今年は普段自転車の走行が禁止されている「白糸ハイランドウェイ」が特別にルートに加わったことで更にパワーアップした。緑のトンネルが多く、延長10kmのルート途中に「白糸の滝」 「竜返しの滝」など観光スポットを持つ6月の白糸ハイランドウェイは、「軽井沢のほんとの素顔が見える森の中の道」。途中で写真撮影したり、売店に立ち寄って信州の名産を味わうのも良いだろう。爽やかな高原の風を満喫できるはずだ。

広々としたつまごいパノラマウェーを走る広々としたつまごいパノラマウェーを走る (c)Makoto.AYANO

全体を通して登坂の多いコースはキツいけれど、制限時間も9時間とたっぷり設けられているので しっかりと事前の準備をしておけばきっと完走できるはず。エイドステーションではグルメフォンドと同様の充実したメニューが取り揃えられるので、仲間と一緒に山岳ロングライドにチャレンジしてみるのも良いだろう。


エントリー受付中! 申込締切は5月22日

2日間に渡って行われる各種目のエントリーは、スポーツエントリーから申し込むことができる。応募はすでに開始され、申込締切は5月22日(火)まで。定員に達し次第エントリー終了になるとのことだ。


グランフォンド軽井沢2012 
開催日 2012年6月2日(土)、3日(日)

グランフォンド軽井沢 浅間山一周 約120km 6月3日(日)
■制限時間:9時間
■参加費:7,000円 ※保険料、完走証、記念品、等を含む(当日受付は+3,000 円)
■参加資格:中学生以上。但し中学生は、保護者の同意を必要とする。

グルメフォンド軽井沢 約40km 6月2日(土)
■制限時間:5時間
■参加費:4,000円 ※保険料、完走証、記念品を含む
■参加資格:中学生以上。但し中学生は、保護者の同意を必要とする。

タンデムフォンド軽井沢 約40km 6月2日(土)
■制限時間:5時間
視覚障害者の方も同乗者として参加可能
■参加費:8,000円(2名) ※保険料、完走証、記念品、タンデムバイクのレンタル料金を含む
■参加資格:小学生以上。但し1名は高校生以上とする。

過去大会のイベントレポートは以下のリンクをご参照下さい。
グランフォンド軽井沢 参加レポート
グルメフォンド軽井沢 参加レポート


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