バーチャルサイクリングアプリ、ZWIFTがアバターのステアリングコントロール機能を実装。専用のセンサーを備えたデバイスを用いることで、ZWIFT内の全コースでアバターをフルコントロールできるようになった。



ZWIFTがステアリング機能を全コースにおいて実装したZWIFTがステアリング機能を全コースにおいて実装した (c)ZWIFT
世界中のサイクリストが一堂に会し、共に走ることが出来るバーチャルサイクリングアプリ、ZWIFT。様々なハードウェアと連携することで、バーチャルライドの臨場感を追求してきたZWIFTが、更なるアップデートを発表している。

"FutureWorks Steering"と名付けられた新機能は、専用のデバイスと組み合わせることでハンドル操作によってアバターをコントロール可能とするもの。これまで、一部のMTBコースにおいて、コンパニオンアプリを通じてスマホの加速度センサーを活用することで体験可能だった機能が、ブラッシュアップされて精度を高めると同時に、全コースにおいて使用可能となった。

ペアリングの手順は各種センサー類と同様ペアリングの手順は各種センサー類と同様 (c)ZWIFT
現在、この新機能に対応するのは今秋発売予定のエリートのSterzo Smartステアリングプレートのみとなるが、各社のスマートバイクをはじめ、他のハードウェアでも対応可能となる予定とのことだ。

対応デバイスとペアリングしステアリング機能を有効にすると、アバターはフルコントロールモードとなり、これまでのように他のアバターを「通り抜ける」ことが出来なくなる。前を走るライダーを追い抜くためには、周りこんで追い越す必要がある。

ステアリング機能をオンにすると、他のライダーとの接触やすり抜けなどが出来なくなるステアリング機能をオンにすると、他のライダーとの接触やすり抜けなどが出来なくなる (c)ZWIFT
コーナーにおいて最短のラインを選択することが可能となるほか、ドラフティングの効果を受けるためにも、前のライダーの動きに合わせてアバターを操作しなければならないなど、リアリティを高めつつ戦術の幅が広がるアップデートとなっている。

ステアリング機能をオフにするためには、デバイスとのペアリングを切る必要がある。もしくは、一定時間デバイスからの入力が無い場合は自動的にオフにされる。この場合、ハンドルを切ることで再度ステアリング機能をオンにすることが可能だ。

ステアリング機能がオンになっているかは上部のアイコンで確認可能ステアリング機能がオンになっているかは上部のアイコンで確認可能 (c)ZWIFT
"FutureWorks Steering"の詳細な機能や利用方法については、ZWIFTの公式ブログに詳しい。熱心なズイフターは一度チェックしてみては。



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