イタリア北部のフランチャコルタ地方で始まったビッグスケールのグラベルイベント”JEROBOAM ”が日本に上陸。JEROBOAM JAPANは宮城県を舞台とした150kmと75kmのコースで6月13日(土)開催予定だ。



イタリア発のビッググラベルチャレンジ JEROBOAMが日本に上陸イタリア発のビッググラベルチャレンジ JEROBOAMが日本に上陸 (c)Hayato Higuchi ※写真は昨年のイタリア大会
3リットルの大きなワインボトルを示すJEROBOAM。ワインの名産地であるイタリア北部フランチャコルタ地方の山々に張り巡らせたグラベルをつなぐ300kmのビッググラベルチャレンジとして、ワインボトルにちなんだネーミングを与えられたイベントが、日本へとやってくる。

本家本元となるイタリアのJEROBOAM GRAVEL CHALLENGEは、グラベル比率70%、獲得標高約6,500mというその名に恥じないチャレンジングなコースを37時間の制限時間で走るというもの。人気の高まりを受け、イタリアを飛び出し”JEROBOAM”シリーズとして、世界中にその輪を広げてきた。

新緑まぶしい6月の宮城を走る新緑まぶしい6月の宮城を走る (c)Hayato Higuchi
林道天国とも言える宮城県西部地域林道天国とも言える宮城県西部地域 (c)Hayato Higuchi一直線のダブルトラックが続く一直線のダブルトラックが続く (c)Hayato Higuchi

2020年は5か国6地域にて行われるJEROBOAM。その中の一つとしてアジア初の大会となるのがJEROBOAM JAPANだ。日本においては300kmのJEROBOAMカテゴリーは行われず、150kmのMAGNUM、75kmのSTANDARDが開催される。

舞台となるのは、豊かな自然が広がる宮城県西部の加美町・大崎市。メイン会場となるのは加美町の薬地莱地区にある「ペンション&レストラン Kamifuji」となる。新緑に包まれる6月中旬、東北有数の林道天国でもあるこのエリアで、心行くまでグラベルライドに興ずることが出来る1日が用意される。

コースの概要としては、150kmクラスで獲得標高3,260m、75kmクラスで獲得標高1,620mとなり、中・上級者向けのイベントとなっている。出走する方は受付時にGPXデータが配布され、ライドに使用できるという。

JEROBOAM JAPANの翌日にはXPDTN JAPAN CLUB RIDE KAMIも開催されるJEROBOAM JAPANの翌日にはXPDTN JAPAN CLUB RIDE KAMIも開催される (c)Hayato Higuchi
周辺には美味しいグルメも周辺には美味しいグルメも (c)Ko Onodera地ビールも登場する地ビールも登場する (c)Ko Onodera


一方、走らない方でも楽しめるように、サブイベントも充実している。メイン会場にはグラベルバイクの試乗ブースやさまざまなフードブースが設置される。グラベルを走るわけでない方も、電動アシスト自転車やキッズバイクの試乗もあり、家族でも楽しく過ごせるイベントだ。大会翌日の6月14日(日)には3TのXPDTN JAPAN CLUB RIDE KAMIが開催される。距離30kmほどのグラベルガイドツアーとなっており、こちらは初心者大歓迎のファンなイベントだ。

申込については2月中旬からエントリー受付開始予定。募集人数は150km、75km合わせて50名となる。世界的に盛り上がりを見せるJEROBOAM。今後、詳細情報は3T JAPAN公式サイトにて公開されていくとのこと。グラベルの魅力にハマっている方は、ぜひチェックしてみては。

JEROBOAM JAPAN
開催場所:宮城県加美町・大崎市
     ※ 加美町薬莱地区のペンション Kamifuji がメイン会場です。
日程:2020年6月12日(金) 夕方~前日受付
   2020年6月13日(土) 朝~当日受付
   2020年6月14日(日) XPDTN JAPAN CLUB RIDE KAMI
距離別クラス:150km、75km
獲得標高: 3260m(150km) 、1620m(75km)
レベル:中~上級
募集人員:両クラス合わせて50人
募集開始:2020年2月中旬~
ルート:受付の際に GPXルートをお知らせします。GPXルートデバイスに保存のうえ、ライド時に使用してください。
    グラベルチャレンジ翌日の14日(日)には、距離30km程度の XPDTN JAPAN CLUB RIDEを予定しています。
※天候などにより、ルート・距離が変更になる場合があります。
 各開始時間が変更になる場合があります。