アドベンチャーライドへの造詣が深いアクセサリーブランドのブラックバーンより、自転車レース前のアップ時に活躍するローラー台「RACEDAY POTABLE TRAINER」がリリースされた。コンパクトで持ち運びやすく、セッティングが簡単な前輪保持、後輪自重式のローラー台だ。



ブラックバーン RACEDAY PORTABLE TRAINERブラックバーン RACEDAY PORTABLE TRAINER
パニアスタイルのツーリング道具やバイクパッキング装備などアドベンチャーライド用のアクセサリーを得意とするブラックバーン。今回紹介する「RACEDAY POTABLE TRAINER」は、レース現場で活躍するローラー台という今までの路線とは一線を画すアイテムだ。

RACEDAY PORTABLEいうモデル名とされている通り、レース現場に持ち運びやすいコンパクトさを重視したローラー台となっている。形式は日本のシクロクロスレース現場で数多く見かけるようになった、フロントフォーク固定、後輪自重式タイヤドライブのハイブリッドローラーを採用。負荷装置をタイヤに押し付けず、自転車とライダーの重さのみでタイヤをグリップさせるため、タイヤを傷めにくいことが特徴だ。

幅広いスタンスとなっているため、安定感が非常に高い幅広いスタンスとなっているため、安定感が非常に高い 高さも4段階で調節可能だ高さも4段階で調節可能だ

無段階でホイールベース調整を行うことができる無段階でホイールベース調整を行うことができる ビッグローラーにはフルード式の負荷装置が備えられるビッグローラーにはフルード式の負荷装置が備えられる


フロントフォークが固定されているため、バランスを崩し落車する心配も少ない形式でもある。一方で、3本ローラーのメリットである実走感に富む乗り心地を実現。固定ローラーと3本ローラーの良いところをかけ合わせたトレーナーとして人気を集めているタイプである。

RACEDAY PORTABLE TRAINERは、このタイプには珍しくフルード式負荷ユニットを各ローラーに装備していること。タイヤの回転数が上昇するにつれ、負荷が滑らかに高くなっていくことが特徴だ。40km走行時には425ワット分の負荷がかかり、最大650ワットまで上昇する。レース前のアップには十分なスペックだろう。

様々なフロントフォーク規格に対応するマウント部様々なフロントフォーク規格に対応するマウント部 アダプターを反転することで100mm幅と110mm幅に対応するアダプターを反転することで100mm幅と110mm幅に対応する

シャフトも9mmと12、15mmに対応しているシャフトも9mmと12、15mmに対応している シルバーパーツとコッパーカラー、ブラックでまとめられたスタイリッシュなデザインが特徴だシルバーパーツとコッパーカラー、ブラックでまとめられたスタイリッシュなデザインが特徴だ


フルード式のメリットはベルトドライブやマグネット式負荷調整システムより静音性に優れていること。このRACEDAY PORTABLE TRAINERもその恩恵を受けている。レース現場はもちろんのこと、屋内でのトレーニングにも活躍してくれるだろう。

対応するフロントフォーク規格は、9mmクイックリリースはもちろんのこと、12mmや15mmのスルーアクスル。100mmと110mm両対応のアダプターとなっている。ホイールベース長も無段階で調節を行うことができるため、20インチの小径バイクから27.5インチのMTB、700Cのロードやシクロクロスバイク、29インチのMTBにまで使用することができる。タイヤ幅は23Cから2.3インチに対応する。

折りたたみ時は非常にコンパクトになる折りたたみ時は非常にコンパクトになる 収納時はゴムバンドで括ることができる収納時はゴムバンドで括ることができる

付属のケースにピタリと収納することができる付属のケースにピタリと収納することができる ケースを使用すればレース会場での持ち運びも便利だケースを使用すればレース会場での持ち運びも便利だ


また、RACEDAY PORTABLE TRAINERはコンパクトに折りたたみ、付属ケースに収納し持ち運ぶことができる。収納時は小さくなるため、車載時にスペースを取らないのは嬉しい。重量は軽量級の6.48kgだ。沢山の荷物を持ち運ぶ必要があるレースなどではコンパクトさが大きなメリットとなるだろう。価格は54,000円(税抜)。

ここからは編集部員によるインプレッションをお届けしよう。テストサンプルを受け取り、まず感じたのは持ち運びしやすさとセッティングの容易さ。フォーク固定式ローラー台がコンパクトに収納できることはご存知のとおりだろう。RACEDAY PORTABLE TRAINERは、このタイプのローラー台としては軽量級の6.48kgという重量となっているため、駐車場からレース会場が離れている際に持ち運びしやすいはずだ。

ローラー台を使用するシチュエーションとなり、収納ケースから取り出してから準備完了となるまでは流れるように作業ができる。あらかじめ装着するフォークの規格にアダプターを合わせておけば、行うことは畳まれていた足を展開し、ホイールベースを調整するだけ。慌ただしく動くレース前の準備でローラー台のセットに手間取らないことは大きなメリットだろう。


自転車を装着し、ひと漕ぎ目のフィーリングはフルード式らしいスッと回るローラーの感触が伝わる。このモデルはローラーの回転数が上昇するに連れて負荷も高まる仕様だが、ケイデンスを上げた時に急激に負荷が高くなることはなく、自然なフィーリングのままペダリングを続けることができる。そして、負荷が上がりすぎないため、レース前のアップなどでモガキやすい。パワーをかけるトレーニングというよりは、ケイデンスの増減で調整するトレーニング、アップに向いている印象だ。

また、フルード式の静粛性もあり、トレーニングしている自分自身のストレスになりにくいうえ、周りに迷惑をかけず淡々と脚を回すことができるのもポイント。自転車とライダーを支えるレッグはスタンスが広く取られており、しゃかりきになってペダルを回してもびくともしない安定感を発揮してくれる。レース会場には持ち運びにくい3本ローラーのオルタナティブとして、遠征時のお供として選べるプロダクトだ。



ブラックバーン RACEDAY PORTABLE TRAINER
負荷装置:フルード式
対応フォーク:9mmクイックリリース、12mm、15mmスルーアクスル(幅100mm、110mm)
対応ホイールサイズ:20”、24”、26”、650B、700C、27.5”、29”
タイヤ幅:23C~2.3”
重量:6.48kg
付属:専用キャリーバッグ
価格:54,000円(税抜)

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