世界で最も歴史あるバイクブランド、ビアンキが期間限定で海の家をオープン。神奈川県逗子海岸にて営業を始めた、「ビアンキビーチハウス」の様子をレポートしましょう。



多くの人で賑わう逗子海岸多くの人で賑わう逗子海岸
三浦半島の西側の付け根に位置する逗子市。古都・鎌倉と隣接し、多くの高級住宅街が立ち並ぶハイソなエリアとして人気を集める観光地である。相模湾に面する湘南エリアの東端でもあり、一帯の中でも少し落ち着いた雰囲気のビーチリゾートとして知られている。

三浦半島は、ここ数年「自転車の聖地」としてサイクリストの誘致に積極的な土地でもある。都心からのアクセスも悪くなく、一方で風光明媚かつ様々なグルメを味わえると、自転車乗りの間でも人気が高まるエリアだ。そんな逗子海岸に、今年新たに「ビアンキビーチハウス」がオープンした。世界でも最も長い歴史を持つ自転車ブランド、ビアンキの世界観を体現したようなイタリア風の海の家として、この夏の注目スポットとなりそうだ。

逗子海岸にオープンしたビアンキビーチハウス逗子海岸にオープンしたビアンキビーチハウス
取材当日は平日、しかもまだ夏休みも始まっていないタイミングにも関わらず、逗子の海岸には多くの人が。楽しそうに泳ぐカップルもいれば、ウインドサーフィンやシーカヤック、スタンドアップパドルなど、マリンスポーツを楽しむ人たちも沢山。そんなゆったりとした時間が流れるビーチを歩いていると、自転車乗りにとっては馴染み深い鷲のエンブレムを掲げた建物が現れる。

ずらりと並ぶ海の家の中で、ビアンキビーチハウスがあるのは最も北側。鎌倉方面から来るのであれば、国道134号線を南下し、最初に目に入る建物でもある。爽やかな純白の建物の上に、見慣れたビアンキロゴが大きく掲げられているので、間違いようはないはずだ。

カウンターにはビアンキラベルのミネラルウォーターなどが並べられるカウンターにはビアンキラベルのミネラルウォーターなどが並べられる
開放的な雰囲気の店内開放的な雰囲気の店内 ビアンキの最新モデルが展示されていたビアンキの最新モデルが展示されていた


自由ヶ丘にあるビアンキカフェ&サイクルズの夏季限定ストアとしてオープンしたビアンキビーチハウスのコンセプトは「イタリアのバール」。ビアンキの故郷であるイタリアの歴史や食べ物、文化をサイクリストだけではなく、全ての人に感じてもらうためのスペースとして企画されたのだという。

開放的な店内にはビアンキの最新モデルがディスプレイされ、サイクリストではない人にとっても自転車のカッコよさを伝えるようなお店に。カフェスペースで提供されるのは、イタリアらしさを意識したメニューの数々。フードとしてはパスタやパニーニを中心に、軽食からガッツリとしたものまで幅広くそろえている。サイクリスト向けに、グラノーラバーなども用意されているのは、いかにもといったところ。

逗子の海にチェレステドリンクが映える逗子の海にチェレステドリンクが映える
イタリアントリコロールを意識した3種のパスタイタリアントリコロールを意識した3種のパスタ パスタのほかにもカポナータなどイタリア料理が用意されているパスタのほかにもカポナータなどイタリア料理が用意されている


イタリアンブランドのビールたちイタリアンブランドのビールたち
ドリンクはアルコール、ソフトドリンクともに豊富に揃えている。イタリアのバールをイメージしているというだけあって、ビールもメッシーナビールやペローニ ナストロアズーロ、ドレハービールなど、イタリアンブランドを取りそろえている。また、ワインの品揃えが豊富なのも、「らしい」ポイントなのだろう。

飲酒厳禁なサイクリスト向けにソフトドリンクもしっかり用意されている。オススメなのは、サンフランシスコに拠点を置くロースター、バイシクルコーヒーの豆を使用した水出しアイスコーヒー、そしてビアンキのトレードカラーであるチェレステ色の、「チェレステドリンク」の2つ。ちなみにチェレステドリンクは、なかなか面白い味(決して不味いことの婉曲表現ではありません、念のため)なので、自転車で訪れた人はぜひオーダーしてみてほしい。

チューブやシューなど消耗品が常備されているチューブやシューなど消耗品が常備されている フロアポンプやメンテスタンドなども用意されていたフロアポンプやメンテスタンドなども用意されていた

チェレステカラーのシャワールームチェレステカラーのシャワールーム 小さいがロッカーも完備している小さいがロッカーも完備している


また、このビアンキビーチハウス限定のTシャツなども販売されているほか、バイクスタンドが設置されチューブやブレーキシュー、チェーンといった消耗品に加え、フロアポンプも常備されているので、近隣でメカトラブルにあった時のエイドステーションとしての利用も出来る。

そして、海の家ということで荷物預けロッカーやシャワールームも設置されているので、三浦半島や湘南エリアのサイクリングの拠点としても活躍してくれそうだ。逗子駅まで輪行し、輪行袋などをロッカーに預けて周辺をサイクリングした後に、汗を流して帰路に就く、というようなプランも魅力的。もちろん水着を持ってきて、ライド後にひと泳ぎしてから帰る、というのもありだろう。逗子海岸はオーシャンスイマーのビッグレースである湘南OWSの会場ともなっており、トライアスリートならば、オープンウォータースイムとバイクの練習を同時に行うためのベースとしても活用できるはず。

ビーチハウス限定のTシャツビーチハウス限定のTシャツ
パラソルの貸し出しも行っているパラソルの貸し出しも行っている パラソルにはもちろんビアンキロゴがパラソルにはもちろんビアンキロゴが


また、ショップとしてのオフィシャルなライドも企画されている。現在は7月中に2回、8月に1回のライドが用意されている。ビアンキ横浜からビーチハウスへと向かうライドや、すぐそばに広がる三浦半島を楽しむライドなどが準備中だ。また、8月12日(土)にはプロトレーナーの青山剛さんによるストレッチセミナーも開催されるとのこと。

湘南や三浦半島といったサイクリストにとってもポピュラーなエリアに新たにオープンしたビアンキビーチハウス。サイクリストにとっても、マリンスポーツを楽しむ人にとっても魅力的なスポットとして、人気を集めることになりそうだ。

text&photo:Naoki.YASUOKA
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