2017/03/19(日) - 09:08
大阪・万博記念公園にて開催されたサイクルモードライドOSAKA2017。来場者も増加し、確かな人気を集めるイベントへと成長した2年目のサイクルモードライドOSAKAを盛り上げた数々のイベントを紹介しよう。
充実した車種と長大なコースによる試乗を軸として、多くの人気を集めたサイクルモードライドOSAKA。様々なブランドの出展ブースには、新製品がずらりと展示されており、実際に見て、触って気になるプロダクトの使い心地を確かめることが出来た2日間となった。
そんなサイクルモードライドOSAKAだが、けして展示や試乗だけのイベントではない。主催者や各出展社によるイベントが随時行われており、来場したサイクリストたちが飽きないような仕掛けが随所に施されていた。
様々なイベントが行われたサイクルモードライドOSAKAだが、その中でも最も実走派のサイクリストに向けたものが、このアスリートワークショップだろう。今年は2日目となる日曜日のみの開催となったが、全3回の講座が行われ、意欲に満ちた多くの参加者が集まった。
10時半から行われた第1回の講座は元プロロードレーサーの三船雅彦さんによる、「闘うカラダを作る本気トレーニング“三船メソッド”」。ブルべの最高峰である「パリ~ブレスト~パリ」を日本人として初めて先頭集団で完走した、貴重な経験を中心に、ロングライドの走り方をみっちりと伝えてくれた。
走行前のトレーニングや目標の設定方法、適切な装備選びの秘訣など、レースやロングライドなど自転車を楽しむ上で必ず役に立つ、様々なメソッドがぎゅっと詰まった講座は熱気に満ちた一時間となっていた。
次に行われたのはピークスコーチンググループの日本唯一の認定コーチである中田尚志さんによるパワートレーニング講座。「パワートレーニングで目標達成!実践ベストピーキング術」と銘打たれた講座では、近年急速に普及してきたパワーメーターを使ったトレーニングと、狙ったレースにピークを持ってくるためのテクニックを教えてくれた。
最後にはアトリエ ドゥ キャファ代表の辻本氏や吹田市トライアスロン連盟の石橋理事長らによるトライアスロンパワーアップセミナーが行われ、最後まで会場は熱気に包まれていた。
アスリートワークショップと同じくEXPO'70 パビリオン内では、初心者に向けた試乗前ロードバイク乗り方講座も行われていた。試乗がメインとなるイベントだけに、こちらの講座も大盛況。女性の受講者の姿も多く、関西のサイクリングシーンにも新しい波が来ていることが見て取れた。
メイン会場でも、いくつかのイベントが行われていた。今年新たにオープンしたのは、「旅」をテーマにしたDay Trip designというブース。この新エリアにて、様々な旅にまつわるトークショーが行われ、世界を巡るサイクリングの片鱗を味わうことができた。
他にもチームキープレフトブースでは愛車のメンテナンス講座や、パトカーの乗車体験、JKAブースでは6秒間の最高パワー計測会といった催しが行われ、それぞれが行われる時間帯には黒山の人だかりができるほどの盛り上がりを見せた。また、モジュラーパンプトラックでは、通常の試乗タイムのほかに、コメンサルサポートライダーの藤村飛丸選手によるトライアルも行われ、拍手喝采。
大人だけが楽しむのではなく、子供たちに向けたイベントもしっかりと開催されていた。その中でも大きなものが、子供向けのスポーツ自転車乗り方教室であるウィーラーキッズスクールだ。ブラッキー中島先生によって、楽しく自転車の乗り方を学べる人気の教室だ。
2日間に渡って全5回のスクールが開かれたが、毎回定員に達するほどの人気ぶりで、子供たち、そして親御さんたちの自転車に対する情熱が伝わってくるようだった。
他にも、メインステージでは様々なアーティストによるライブが行われたほか、隣のエリアではアウトドアフェスタやサイクル∞キッチンといった催しものも併催されて、さらなる相乗効果で盛り上がり続けたサイクルモードライドOSAKA。来年の開催が今から待ち遠しいお祭りイベントとなっていた。
text&photo:Naoki.Yasuoka
充実した車種と長大なコースによる試乗を軸として、多くの人気を集めたサイクルモードライドOSAKA。様々なブランドの出展ブースには、新製品がずらりと展示されており、実際に見て、触って気になるプロダクトの使い心地を確かめることが出来た2日間となった。
そんなサイクルモードライドOSAKAだが、けして展示や試乗だけのイベントではない。主催者や各出展社によるイベントが随時行われており、来場したサイクリストたちが飽きないような仕掛けが随所に施されていた。
様々なイベントが行われたサイクルモードライドOSAKAだが、その中でも最も実走派のサイクリストに向けたものが、このアスリートワークショップだろう。今年は2日目となる日曜日のみの開催となったが、全3回の講座が行われ、意欲に満ちた多くの参加者が集まった。
10時半から行われた第1回の講座は元プロロードレーサーの三船雅彦さんによる、「闘うカラダを作る本気トレーニング“三船メソッド”」。ブルべの最高峰である「パリ~ブレスト~パリ」を日本人として初めて先頭集団で完走した、貴重な経験を中心に、ロングライドの走り方をみっちりと伝えてくれた。
走行前のトレーニングや目標の設定方法、適切な装備選びの秘訣など、レースやロングライドなど自転車を楽しむ上で必ず役に立つ、様々なメソッドがぎゅっと詰まった講座は熱気に満ちた一時間となっていた。
次に行われたのはピークスコーチンググループの日本唯一の認定コーチである中田尚志さんによるパワートレーニング講座。「パワートレーニングで目標達成!実践ベストピーキング術」と銘打たれた講座では、近年急速に普及してきたパワーメーターを使ったトレーニングと、狙ったレースにピークを持ってくるためのテクニックを教えてくれた。
最後にはアトリエ ドゥ キャファ代表の辻本氏や吹田市トライアスロン連盟の石橋理事長らによるトライアスロンパワーアップセミナーが行われ、最後まで会場は熱気に包まれていた。
アスリートワークショップと同じくEXPO'70 パビリオン内では、初心者に向けた試乗前ロードバイク乗り方講座も行われていた。試乗がメインとなるイベントだけに、こちらの講座も大盛況。女性の受講者の姿も多く、関西のサイクリングシーンにも新しい波が来ていることが見て取れた。
メイン会場でも、いくつかのイベントが行われていた。今年新たにオープンしたのは、「旅」をテーマにしたDay Trip designというブース。この新エリアにて、様々な旅にまつわるトークショーが行われ、世界を巡るサイクリングの片鱗を味わうことができた。
他にもチームキープレフトブースでは愛車のメンテナンス講座や、パトカーの乗車体験、JKAブースでは6秒間の最高パワー計測会といった催しが行われ、それぞれが行われる時間帯には黒山の人だかりができるほどの盛り上がりを見せた。また、モジュラーパンプトラックでは、通常の試乗タイムのほかに、コメンサルサポートライダーの藤村飛丸選手によるトライアルも行われ、拍手喝采。
大人だけが楽しむのではなく、子供たちに向けたイベントもしっかりと開催されていた。その中でも大きなものが、子供向けのスポーツ自転車乗り方教室であるウィーラーキッズスクールだ。ブラッキー中島先生によって、楽しく自転車の乗り方を学べる人気の教室だ。
2日間に渡って全5回のスクールが開かれたが、毎回定員に達するほどの人気ぶりで、子供たち、そして親御さんたちの自転車に対する情熱が伝わってくるようだった。
他にも、メインステージでは様々なアーティストによるライブが行われたほか、隣のエリアではアウトドアフェスタやサイクル∞キッチンといった催しものも併催されて、さらなる相乗効果で盛り上がり続けたサイクルモードライドOSAKA。来年の開催が今から待ち遠しいお祭りイベントとなっていた。
text&photo:Naoki.Yasuoka
Amazon.co.jp