ブリヂストンアンカーのオリジナルヘルメットが一般販売　カブト Zenard

2016/05/10(火) - 08:53

日本人に合わせたヘルメットを展開するカブト。同社が製品を供給するUCIコンチネンタルチーム「ブリヂストンアンカー」のオリジナルカラーが施されたヘルメットZenardの発売が開始される。

カブト Zenard（ブリヂストンアンカーオリジナルモデル） (c)アンカー
UCIコンチネンタルチーム「ブリヂストンアンカー」の選手たちが着用するカブトのヘルメット「Zenard（ゼナード）」。選手たちが着用するヘルメットは、ホワイトをベースに、ブラックとレッドのアクセントカラーをあしらったオリジナルカラーで、チームの選手のみに供給されていた。

しかし今回、今まで手に入れることができなかった選手供給デザインのヘルメットが、一般販売されることとなった。シンプルなデザインのヘルメットは、ブリヂストンアンカーのチームキット以外ともマッチしやすいだろう。なお、アンカーのロゴはあしらわれていない。

ベースとなっているZenardは「通気性の追求」をテーマに開発されたカブトのハイエンドモデル。ベンチレーションホールのサイズを前作にあたるレジモスと比較して15％拡大し、シェル内部の排気を促す「エアチャンネルプレート」を採用することでブランド史上最高のエアフローを実現したヘルメットである。（インプレッションはこちらから）

スモーククリアのパーツ「レインフォースメント・ブリッジ」によって強度を維持する

後頭部にも大きなベンチレーションを設け、空気の抜けを向上させている

虫の侵入を抑えるネット付きのAIネットを含め3種類のパッドが付属する

新型のクロージャーはノッチが細かくなった

ヘルメットの開口部を拡大したことによる剛性低下を補うため、レインフォースメント・ブリッジというパーツによってシェルを強化。これによって複数の規格に適合する高いプロテクション性能を実現している。もちろんJCFの公認も受けているため、国内の公式レースでも使用可能だ。

パッドは「AIネット」「ノーマルインナーパッド」「Winterインナーパッド」という3種類が付属し、気温や状況に合わせて使い分けできる。あご紐にはナノテク技術を利用した消臭素材「MOFF」が使用されており、長期間にわたって快適に使用できる。サイズ（重量）はS/M（205g）、L（225g）という2種類が揃う。価格は通常製品と同様の29,000円（税抜）。