本格的なサイクリングシーズンに入る5月の大型連休。今年ももてぎ7時間エンデューロGW」がこどもの日である5月5日(木・祝)に開催される。1月20日(水)よりエントリーも開始予定だ。



鯉のぼりたなびく中、ツインリンクもてぎを思う存分走れるのが「もてぎ7時間エンデューロGW」鯉のぼりたなびく中、ツインリンクもてぎを思う存分走れるのが「もてぎ7時間エンデューロGW」
「楽しんだもの勝ち」をコンセプトに人気を集め、今回で4回目の開催を迎える「もてぎ7時間エンデューロGW」。舞台となるのはその名の通り、国際的に知名度の高い栃木県芳賀郡の「ツインリンクもてぎ」である。三重県の鈴鹿サーキットや静岡県の富士スピードウェイと並び、数々のモータースポーツの舞台となった日本を代表するサーキットの一つである。

大人数での集団走行はサーキットエンデューロの醍醐味大人数での集団走行はサーキットエンデューロの醍醐味 もてぎ名物の760mの直登。じりじりと脚が削られますもてぎ名物の760mの直登。じりじりと脚が削られます 全長4.8kmのヨーロピアンスタイルのロードコースは計14ヶ所のコーナーによって構成され、上級者からビギナー、女性ライダー、キッズまで幅広くエキサイティングな走りを楽しむことができる。また、コース幅の広さも特徴で、安全な走行を楽しめるのも大きな魅力だ。

年に2度開催されるもてぎ7耐。もともと10年以上にわたって開催されてきた秋大会の人気の高まりを受けて、春にも開催されるようになったのがこの春大会である。秋大会でイベントの魅力を知るファンたちが多いこともあり、開催当初から毎年2500人以上の参加者を集めるイベントとして関東圏のサイクリストを中心に人気を集めている。

用意されるカテゴリーは全部で6つ。もてぎを1日中思う存分走れる「7時間エンデューロ」、本気のレーサーからエンジョイ派まで1番人気の「4時間エンデューロ」、気軽に参加できる「2時間エンデューロ」、4才~6才の未就学児が対象の「ひよこレース」、小学校低学年と高学年に分かれて争われる「キッズレース」が設定されている。

特に最長カテゴリーとなる7時間エンデューロは、例年ハイレベルな戦いが繰り広げられる。国内強豪ホビーライダーが白熱したバトルを展開し、シリアスレーサーにとっても満足できるレースとしての側面を持っている。とはいえ、速く走れないけれど7時間目いっぱい楽しみたい!という人も気軽に参加できる。

Team UKYOのジャージでバッチリ決めた女子チームTeam UKYOのジャージでバッチリ決めた女子チーム 昨年はブリッツェンフェアリー自転車競技部も参戦しました!昨年はブリッツェンフェアリー自転車競技部も参戦しました!

仲間の帰りをまつ参加者でいっぱいになったピット仲間の帰りをまつ参加者でいっぱいになったピット コスプレで楽しむ人も多いんですコスプレで楽しむ人も多いんです


7時間は少し長いかも、という人には4時間エンデューロがぴったり。ちょうど良い競技時間で一番人気の4時間エンデューロには、7時間エンデューロにはない、女子クラスやミニベロクラス、ママチャリやファミリーの部も用意され、さまざまな楽しみ方が出来るようになっている。

また、ソロで参加されるチャレンジャーをサポートするために、2015年の秋大会に引き続き設けられるのが「ソロ専用エイドステーション」だ。登り切った先にある東パドックが、ソロ参加の選手向けのピットエリアとなっており、荷物置き場や休憩場所として利用することが出来るようになっている。

ソロエントリー専用のエイドが東パドックに用意されますソロエントリー専用のエイドが東パドックに用意されます 最も短い2時間エンデューロはビギナークラスとして設定されるカテゴリーだ。出走前にプロによる講習と模擬レースを体験し、レースの雰囲気を味わってからサーキットデビューすることができる。レース未経験者や初心者の方でも安心してレースに参加できる、またとない機会だ。

それらのカテゴリーに加えて、もてぎ7耐の隠れた人気種目がキッズレースの各種目。未就学児向けのひよこレース、小学校低学年むけのキッズレース3km、高学年向けのキッズレース4.8kmと年齢に合わせて細かくカテゴライズされているので、子どもたちも真剣に勝負できるまたとない機会である。

とくに、4~6才のこどもが参加対象となるひよこレースは、キックバイク人気の高まりもあって大盛況とのこと。子どもたちの熱い戦いと同時に、親御さんたちの熱い声援がサーキットに飛び交い、一日の中で最も白熱するレースといっても過言ではない。

もう少し大きな子どもたちなら、大人たちと一緒のレースを走ることができる。安心して子どもたちがレースに参加させることができるように、コース走行に不安を感じる小学生への併走を可能とした「併走ゼッケンシステム」を採用している。伴走者には通常のゼッケン(上着背中左側)とは別に、伴走用のゼッケンをつけることで子どもと一緒に走ることができる。キッズも保護者も安心のプログラムとして、ファミリーから強い支持を受けるシステムだ。

多くのエントリーを集めるキッズレース多くのエントリーを集めるキッズレース
バッチリと決まったガッツポーズに宇都宮ブリッツェンの城田選手も拍手バッチリと決まったガッツポーズに宇都宮ブリッツェンの城田選手も拍手 伴走システムを使って親子で楽しむことができる伴走システムを使って親子で楽しむことができる


他にもレースに関すること、自転車の走り方など、さまざまな質問を気軽に聞ける“ライダーコンシェルジュ”が随時コースを巡回するなど、サポート体制もバッチリ。また、宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンといった国内トップチームからゲストライダーが参加してくれ、プロサイクリストから直接アドバイスしてもらうことが出来る。

ゴールデンウィークの1日を自転車三昧で過ごすことで、家族や仲間との思い出づくりにはぴったり。しっかりと走りこんでも、翌日が休みというのもゴールデンウィーク中のイベントのいいところ。子どもから大人、ビギナーからベテランまで、とにかく誰でも楽しめるイベントがもてぎ7時間エンデューロだ。



エントリーは1月20日(水)から!

もてぎ7時間エンデューロではより多くの家族やチーム、仲間に気軽に参加してもらうため、エントリーがおトクな学割やチーム割引が設定されている。参加メンバーに応じた割引があり、仲間を誘って参加するとドンドンお得になっていく料金体系だ。申し込み用サイトは公式サイト内エントリーページに1月20日(水)にアップされる予定だ。大会事務局によれば、毎年申し込みペースが早くなってきているとのことなので、エントリーはお早めに。

第4回もてぎ7時間エンデューロ GW
開催日時:2016年5月5日(木・祝)
会 場:栃木県ツインリンクもてぎ ロードコース
種 目:2・4・7時間エンデューロ、キッズレース、ひよこレース
参加費:2,000円(ひよこレース)~48,000円
募集期間:1月20日(水)~4月8日(金)
※各種目定員になり次第締め切ります
※全ての種目において当日エントリーはございません