ユニック STEPLESS マルチハンディーツール　スムーズな作業が出来るラチェット式携帯工具　

高いクオリティをもつサイクルアクセサリーをラインアップに揃えるユニック。その中から、ラチェット機構を持つユニークな携帯ツール「STEPLESS マルチハンディーツール」と、タイヤレバーとレンチがセットになった「TIRE REPAIR マルチハンディーツール」を紹介しよう。

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STEPLESS マルチハンディーツール

ユニック　STEPLESS マルチハンディーツール
多くの工具がセットされている ラチェット部は取り外して使うことも可能 専用のホルダーにビットは収納されている エクステンションバーを使用すると距離をとって使うことが出来る ユニークな発想と、それを形にする高いテクノロジーを持つことをブランドネームの由来とする台湾のパーツブランド、ユニック。過去にはレッドドットデザインアワードや、台北自転車ショーアワードなどの受賞経験もある新進気鋭のブランドである。

そのツールラインアップのなかでも、特にユニークなのが今回紹介するSTEPLESS マルチハンディーツールだ。市場に数多く出回っている携帯工具の中でも、異色の存在となるSTEPLESS マルチハンディーツール。その最大の特長は、ラチェット方式を採用していることにある。ラチェット方式の採用によりネジを回す際にいちいち工具を抜き差しする必要が無くなる為、スムーズで正確な作業を行うことができるようになっているのだ。

本体はラチェット機構が搭載されたオレンジ色にアルマイトされた丸い部分と、ビットが多数収納された持ち手部分の2つから構成されている。本体が分割できるため、通常のラチェットレンチとしての使い方と、スタビラチェットドライバーとしての使い方の2通りが可能となっており、レンチを回すスペースが限られている場面でも活躍してくれる。

また、ラチェットレンチの中でも珍しいギアレスラチェットとなっているため、ネジを回すのに必要なスペースがほぼなくとも作業可能という点もうれしいポイント。トルクをかける作業には向いていないと言われるギアレス方式だが、自転車に使用されているネジ類であれば全く問題ない強度があるという点でも適材適所といえるだろう。

回転方向の切り替えはレバーなどで行うのではなく、ラチェットの表裏を変えることで行うこととなる。シンプルな構造とすることで、耐久性を高めることに成功している。本体に収納されているビットはHEXが2 , 2.5 , 3 , 4 , 5 , 6 , 8mm、トルクス：T10 , T25,T30にプラスドライバー、マイナスドライバーそして55mmエクステンションバーとなっており、自転車に必要なものは一通り揃っている。

ビット自体は一般的な1/4"サイズとなっているため、後々自分好みのセットに組みかえることも可能となっている。出先でのちょっとした整備はもちろん、ホームメカニックでも重宝するラインアップとなっている。本体の蓋にはマグネットが付いており、ビットがくっつくことで取り出しもスムーズに行うことが出来るようになっているのも、小さな工夫だが嬉しいポイントだ。

重量は163gと携帯工具としては少し嵩むものの、作業効率の良さ、対応出来るシチュエーションの多さといったことを鑑みると重量増というデメリットを補って余りある魅力を持っているアイテムと言えるだろう。

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TIRE REPAIR マルチハンディーツール

TIRE REPAIR マルチハンディーツール
こちらはパンク修理キットと工具が一体となったマルチツールセット。アルミ製のボックスにパッチキットとビットセットが収納され、タイヤレバーで蓋をするというセットとなっている。タイヤレバーにビットを保持するための穴が開いており、このセット一つで出先のトラブルにはほぼ対応できるというセットとなっている。

付属するビットはHEXが2 , 3 , 4 , 5 , 6mm、トルクスがT25、プラス＆マイナスドライバー、55mmエクステンションバーとなっている。ボックスの中にぴったりと収まるホルダーに差し込まれているため、屋外作業でもビット紛失の危険性は少ないだろう。

アルミケース内にビットを収納できる TIRE REPAIR マルチハンディーツールのセット内容


平べったい掌程度のサイズなので、ジャージのバックポケットなどにも収まりがよいだろう。工具としての使用も視野に入れられたタイヤレバーは非常に剛性が高く作られているため、硬めのタイヤを外す時なども折損の心配が少なそうだ。125gとSTEPLESS マルチハンディーツールにくらべると軽量に仕上がっているため、作業性にこだわらないライダーにとっては、こちらのツールセットがぴったりだ。

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取扱いは東商会。