幅広いタイヤラインナップを揃えるジャパニーズブランド、パナレーサーのMTB用ラインアップ。定番ホイールサイズとして定着した27.5インチに対応するオールマウンテン用モデル「FIRE PRO」と、ダート走行を楽しめるバイクとして注目を集めつつあるファットバイク用の「FAT B NIMBLE」が登場した。



パナレーサー FIRE PRO 27.5×2.35
パナレーサー FIRE PRO 27.5×2.35パナレーサー FIRE PRO 27.5×2.35 (c)パナレーサー
すっかりMTB用ホイールの主流規格として定着した27.5インチホイール(650B)。パナレーサーは昨年の冬より同規格のタイヤをリリースしており、今回新にオールマウンテン用タイヤ「Fire Pro」をラインアップに追加した。サイド部分に山が高いノブを、センター部分にマルチステップノブを配したトレッドを採用。砂場からマッドコンディションまであらゆるコンディションに対応した。

そこにFire Proは「PR Wall」と呼ばれる耐パンク強度を高めるテクノロジーを採用することで、耐カット性を向上。岩場など、より過酷な場所での高い走破性を実現した。さらに、Fire Proはシーラントを注入することによって、チューブレスタイヤとしても使用可能となるチューブレスレディ仕様であることが特徴だ。シチュエーションや手持ちのホイールにあわせて幅広く使用できるため、使い勝手の良いタイヤともいえよう。

タイヤのサイズは2.35インチ(約60mm)で、重量は810g。カラーは黒/黒オープンの1種類で、価格は5,886 (税抜)だ。

パナレーサー FIRE PRO 27.5×2.35
サイズ:27.5×2.35(約60mm幅)
パターン:オールコンディション
カラー:黒/黒オープン
ケーシング:BLX
スペック:PR Wall
重 量:810g
価 格:5,886円(税抜)



パナレーサー FAT B NIMBLE 26×4.00
パナレーサー FAT B NIMBLE 26×4.00パナレーサー FAT B NIMBLE 26×4.00 (c)パナレーサー
砂浜や雪上など路面状況を問わない圧倒的な走破性で、シチュエーションを問わず遊べるバイクとして注目を集めつつあるファットバイク。ファットたる由縁は、通常のクロスカントリーバイクのタイヤ幅が2インチ程なのに対して、4インチ以上の極太タイヤを使用することにある。そして、タイヤの接地面積とエアボリュームの大きさが、場所を問わず遊べるバイクとしてのハンドリング性能、振動吸収性、グリップ力を引き出している。

一方で、サイズの大きさから重量が重くなり、走りも重くなってしまうというのがファットタイヤが持つ悩みの種であった。今回、パナレーサーから登場したファットバイク用タイヤ「FAT B NIMBLE」は、走りの軽さにこだわった作りだという。26インチ径ホイールに対応し、幅は4インチながら、重量は比較的軽量な1,180gとなっている。

トレッドパターンはノブを低く、間隔が広くすることで、転がり効率を向上させている。そして、サイズが大きなノブにはサイプと呼ばれる溝を設け、グリップ力を高めることで、様々なシチュエーションに対応可能となっている。価格は8,800円(税抜)

パナレーサー FAT B NIMBLE 26×4.00
サイズ:27.5×2.35(約60mm幅)
重 量:1,180g
価 格:8,800円(税抜)

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