10月5日(日)、自転車をそのまま船に持ちこめる「千葉~浦安間サイクルシップ」が運航される。浦安マリーナと千葉港を75分程で結び、交通量が多く走りづらい幹線道路が主体の浦安~南船橋間を迂回することで、新たな自転車の楽しみ方を広げてくれそうだ。



フェリーに乗り込んで、島へと出発フェリーに乗り込んで、島へと出発 (写真はイメージ)
日本一長い人工海浜を始めとして、魅力的な海岸線を持ち、起伏も豊かでサイクリングにぴったりな千葉。サイクリストにとっては楽園ともいえる環境だが、東京方面からアクセスしようとすると、国道357号線(東京湾岸道路)をはじめとした交通量の多い幹線道路が多く、敬遠されがちなエリアでもあった。

自転車レーンの整備や、「千葉市ベイエリアサイクリングマップ」といったサイクリスト向けのガイドマップを作成するなど、自転車の積極的な活用に力を入れている千葉市。この現状を改善すべく、実験的に運航されるのが、今回の「千葉~浦安間サイクルシップ」だ。

1時間ほどの船旅を楽しめます1時間ほどの船旅を楽しめます (写真はイメージ)目的地に到着!目的地に到着! (写真はイメージ)


千葉~浦安間サイクルシップに使われる新造船の「シーフレンドZero」号千葉~浦安間サイクルシップに使われる新造船の「シーフレンドZero」号 (c)トライアングル湾岸エリアを走る湾岸エリアを走る (c)トライアングル湾岸地域を走る湾岸地域を走る (c)トライアングルサイクルシップを運行するのは、普段から東京湾を舞台にした周遊クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」「無人島・猿島航路」などを展開しているトライアングル。

使用される船は、4月末に新造された、排水量19t、旅客定員200名の「シーフレンドZero」号。船内には専用のサイクルスタンドが設置される。

運航スケジュールは全5便。浦安マリーナ発は9時30分、12時45分、16時30分の3便、対する千葉港発は、11時15分、14時45分の2便となる。浦安マリーナでは、東京や湾岸方面を楽しむためのサイクリングマップが配られる予定。

同時に、ウォークライドによる「東京湾クルーズ&千葉ベイエリアを走る!『サイクルシップ・サイクリング』」ツアーも実施される。プロサイクリストが先導する約20kmのツアーは千葉の魅力を詰めこんだゆったりとしたものとなりそうだ。

また、船内ではプロコーチによるスポーツバイク質問コーナーも設けられるので、普段疑問に感じていることをぶつける良い機会となるだろう。

乗船には、事前の予約が必要となる。予約はサイクルシップウェブサイトから行うことができる。料金は大人片道1,500円往復2,500円、子どもが片道1,000円 / 往復1,500円となっている。支払いは当日現金となっている。

また、ウォークライド主催のツアーに関しては、[email protected]へと必要事項を連絡する形となっている。料金は5,400円で乗船料が含まれている。詳細はツアーサイトを参照のこと。


千葉~浦安間サイクルシップ
実施日: 2014年10月5日(日) ※荒天時は欠航
 時刻: 浦安マリーナ発 9:30 / 12:45 / 16:30、千葉港発 11:15 / 14:45 ※所要時間約75分
 定員: 各便40人(自転車は30台まで) ※定員になり次第受付終了
 運航: 株式会社トライアングル
 協力: 株式会社ウォークライド
 料金: 大人 片道1,500円 / 往復2,500円、子供 片道1,000円 / 往復1,500円
 申込方法: ウェブサイトの申込みフォーム、または電話046-825-7144(8:00~17:30)
 支払方法: 当日現金払い
※幼児は大人1人につき1人無料
※往路の乗船券提示で復路は割引で購入可


東京湾クルーズ&千葉ベイエリアを走る!『サイクルシップ・サイクリング』
実施日: 2014年10月5日(日) ※荒天時は欠航
行程:9:00  浦安マリーナ集合
   9:30  浦安マリーナ出航
   10:45  千葉港 着
        サイクリング出発
   14:45  千葉港 出航
   16:00  浦安マリーナ 着 解散
定員: 20名
料金: 5400円(税込) 往復乗船料を含む。※小学生は4400円(税込)
申込方法: 氏名・フリガナ・年齢・住所・電話番号・緊急連絡先(本人以外)・生年月日を下記のアドレスにご連絡いただき、銀行振込にて参加費をお支払い下さい。
・申込情報連絡先
[email protected]
・参加費振込先
平塚信用金庫
厚木支店
普通口座0786929
カ)ウォークライド