11月29日(土)、京都府八幡市の石清水八幡宮の境内にて「Red Bull Holy Ride(レッドブル・ホーリーライド)」が開催される。神社を舞台にしたダウンヒルイベントであるレッドブル・ホーリーライドは今年で4年目を迎える。ユニークな大会の概要を紹介しよう。



石清水八幡宮を駆け降りる「レッドブル・ホーリーライド」石清水八幡宮を駆け降りる「レッドブル・ホーリーライド」 (c)Red Bull Media House
山の斜面を駆け下りるのが通常のダウンヒルレース。ハイスピードで迫力に満ちたダウンヒルレースを、聖なる(ホーリーな)場所で行うのがレッドブル・ホーリーライドだ。2010 年に第1回大会を開催し、今年で4度目を数える大会は第1回大会の開催地、京都・石清水八幡宮境内にて行われる。

第1回大会が必勝・弓矢の神である八幡神を祭る石清水八幡宮、第2回大会が弘法大師も修行を重ねた修験の地である石鎚神社、そして第3回大会は勝運(かちうん)の寺として有名な応頂山勝尾寺で開催するなど、スポーツの要素である勝負や自己研鑽に縁のある地で開催してきたレッドブル・ホーリーライド。

神主さんが勝負を神前に捧げる神主さんが勝負を神前に捧げる (c)Red Bull Media House苔むした参道を駆け降りる苔むした参道を駆け降りる (c)Red Bull Media House

多くの願いが託されたおみくじの横を走り抜ける多くの願いが託されたおみくじの横を走り抜ける (c)Red Bull Media Houseものすごい勢いで階段を駆け抜けるライダーたちものすごい勢いで階段を駆け抜けるライダーたち (c)Red Bull Media House


そのユニークさに惑わされがちだが、レッドブル・ホーリーライドはただのインパクト勝負のイベントではない。レース自体のレベルも高いのがレッドブル・ホーリーライドだ。前回大会では、全日本マウンテンバイク選手権大会ダウンヒル部門のトップ10 人の内5 名がベスト16に勝ち進んでいる。

この大会について、第1回大会で優勝しその後ただ一人連続で表彰台に立っている青木卓也選手は「こういったイベントを通してMTB シーンを活性化して、どんどんMTB が盛り上がればと思います」と話している。

今年の大会では、全長約800メートル、高低差約100メートル、最大斜度約22度、石段396 段の表参道を舞台に、よりレース展開をより面白くするセクションが設けられる。参加するライダー、観戦者ともに楽しめるエキサイティングでスリリングなコースが設定される予定だ。

スイッチバックも多いスイッチバックも多い (c)Red Bull Media Houseラストはスプリントで決着だラストはスプリントで決着だ (c)Red Bull Media House


また、準決勝以上は1 対1の2 クロスレース形式であったこれまでの3戦とは異なり、今回はトーナメント1 回戦から決勝戦に至るまで、全戦を1レース4 名で走る4クロス形式で行う予定となっているため、参加する予定の選手は注意が必要だ。

現在、エントリーは定員に達したため受付終了となっている。ただ観戦は無料となっているため、11月29日(土)は石清水八幡宮に集合だ。迫力あるスリリングなレースを間近に見ることができる機会を逃す手はないだろう。

Red Bull Holy Ride (レッドブル・ホーリー・ライド)

日時:11月29日(土)10:30 - 16:30(予定)
   ※荒天時は30日(日)に順延
会場:石清水八幡宮 境内(京都府八幡市八幡高坊30)
内容:マウンテンバイク ダウンヒルレース(オープン参加)
   予選は1名ずつのタイムトライアル形式
   決勝トーナメントは4クロス形式、上位2名がそれぞれ進出
   1回戦8レース、2回戦4レース、準決勝2レース、決勝1レース
イベント観戦:無料
ルール:UCI Cycling Regulations及びJCF Edition 2014に準ずる
賞金:優勝:¥100,000
準優勝:¥50,000
第3位:¥30,000

主催:レッドブル・ジャパン株式会社
特別協力:石清水八幡宮
後援:八幡市商工会、一般社団法人 八幡市観光協会、京阪電気鉄道株式会社
協賛:TOYODA BIKE株式会社
協力:NPO法人 市民・自転車フォーラム
参加お問い合わせ先:NPO法人 市民・自転車フォーラム内 レッドブル・ホーリー・ライド運営事務局
TEL:052-760-0028 担当:後藤



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