1946年よりサイクルアパレルを製作しているイタリアの老舗ブランド「デマルキ」より、創業当初の時代に活躍していた選手らが着用していたジャージのレプリカが登場。デザインはもちろん、当時使われていた物に近い素材を採用し、高い再現性を持つレプリカジャージだ。


デマルキ ボッテキア 1951ジャージデマルキ ボッテキア 1951ジャージ (c)ダイナソアデマルキ イタリア 1953ジャージデマルキ イタリア 1953ジャージ (c)ダイナソア

デマルキ アタラ 1949ジャージデマルキ アタラ 1949ジャージ (c)ダイナソアデマルキ チネリ USA 1970ジャージデマルキ チネリ USA 1970ジャージ (c)ダイナソア


「デマルキ」はエミリオ・デマルキと妻のエマによって創業されたサイクリングアパレルブランド。ブランドを立ち上げる以前の1930年代は品質が高いサイクリングアパレルを入手することは困難で、仲間のサイクリストたちの要望に応えてウェアの製作を行ったことに始まるブランド。

本格的にビジネスとしてウェアの製造を開始したのは1946年のこと。娘のエルダによってデマルキは事業化された。そして、当時の名選手ファウスト・コッピや、フェリーチェ・ジモンディ、マリーノ・バッソなどがデマルキのウェアを着用し、数多くのレースで勝利を納めていた。

デマルキ フィロテックス 1975ジャージデマルキ フィロテックス 1975ジャージ (c)ダイナソアデマルキ サルヴァラーニ 1972ジャージデマルキ サルヴァラーニ 1972ジャージ (c)ダイナソア


今回発売されるクラシックシリーズのジャージは、デマルキのウェアを着用して活躍した選手のレプリカだ。当時のデザインを踏襲しながら、素材には合成繊維に加えて通気性と保温性を兼ね備え、抗菌抗臭効果を持つメリノウールを採用することで機能性を確保している。なお、スイス 1954 キュブラージャージのみ100%メリノウールで製作されている。

クラシックシリーズのジャージは全てハンドメイド・イン・イタリーとなり、当時のジャージへのこだわりを見せてくれる。ポケットに使用されるボタンには高級シャツに用いられるのと同じ貝ボタンを使用し高級感を演出。袖口は拡幅されたり、各所に補強ステッチが施されたりしている。また、ロゴは刺繍されることでクラシカルな雰囲気を高めている。

ラインナップされているデザインはアラタやウィリエール、ボッテキア、イタリア、スイス、マイネッティ、Scic、チネリUSA、サルヴァラーニ、フィロテックスという10種類だ。クラシカルなデザインとメリノウールのもたらす快適な着心地が組み合わさり、サイクリングから普段使いの街着として幅広く着まわせるだろう。なお、スイス 1954 キュブラージャージは世界で200着限定生産となる。取り扱いはダイナソア。

デマルキ ウィリエール 1951ジャージデマルキ ウィリエール 1951ジャージ (c)ダイナソアデマルキ スイス 1954 キュブラージャージデマルキ スイス 1954 キュブラージャージ (c)ダイナソア

デマルキ マイネッティ 1967ジャージデマルキ マイネッティ 1967ジャージ (c)ダイナソアデマルキ Scic 1969ジャージデマルキ Scic 1969ジャージ (c)ダイナソア



デマルキ クラシックジャージ
カラー:アラタ、ウィリエール、ボッテキア、イタリア、スイス、マイネッティ、Scic、チネリUSA、サルヴァラーニ、フィロテックス
素材:メリノウール50%/合成繊維50%、メリノウール100%(スイス 1954 キュブラー)
価格:20,000円(イタリア 1953)、24,000円、30,000円(スイス 1954 キュブラー)

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