ボトルケージや工具、ライトなどスタイリッシュかつ堅実なバイクアクセサリーをリリースするTacx(タックス)。そのインドアトレーニングを楽しく行えるバーチャルトレーナーラインナップに、優れたバーチャリティーが特徴のPC連動型固定ローラー「i-Genius マルチプレイヤー」が登場した。



Tacx i-Genius マルチプレイヤーTacx i-Genius マルチプレイヤー (c)www.tacx.com
「i-Genius マルチプレイヤー」はPCと連動させてトレーニングを行えるVRトレーナー。本体のフレームはハイエンド固定ローラー「Booster」と同様のデザインとし、高い安定性と強度を備えている。また、モーター式の負荷装置を備えていて、最大出力は1500ワットだ。

負荷装置は毎秒数100回計算をして負荷をかけるダイナミクスブレーキシステムを採用し、空気抵抗や転がり抵抗による原則など実際の環境を再現している。また、+-20%の勾配も再現するためヒルクライムの練習にも最適だろう。加えて、下り勾配ではホイールが回転し続けるというダウンヒルドライブが搭載されており、家にいながら実世界を忠実に感じ取ることができる。

ワイヤレス式のハンドルバーインターフェイスワイヤレス式のハンドルバーインターフェイス (c)www.tacx.com


搭載されているソフトウェアは最新の「Tacx Trainer software 4 Advanced」だ。グーグルアースと連動して世界各地の街を走行できる「リアルライフ・トレーニング」やオンラインで対戦型レースの機能が備えられており。トレーニング以外の楽しみ方も可能となっている。

もちろんトレーニング機材としてのメニューも備えられている。複数のトレーニングプログラムから、自分の実力に合わせたトレーニングの選択が可能な「Catalyst」、コースによって勾配などによって負荷が変化するヴァーチャルリアリティーなど、長い期間に渡り飽くことなく使用できるメニューだろう。

オンラインでレースが可能となっているオンラインでレースが可能となっている (c)www.tacx.com勾配の変化とともに負荷も変化する勾配の変化とともに負荷も変化する (c)www.tacx.com

GPSデータをもとにグーグルアース上を走行できるGPSデータをもとにグーグルアース上を走行できる (c)www.tacx.com「Tacx film」でジロ・デ・イタリアの名コースも走行可能「Tacx film」でジロ・デ・イタリアの名コースも走行可能 (c)www.tacx.com


トレーニング中の操作はハンドルバーインターフェイスによって行う。ant+に対応するワイヤレス式なので、準備の手間が少ないのは嬉しい。フロントタイヤ部分がターンテーブルとなっている「ブラックトラックステアリングフレーム」を組み付けるので、ステアリングを自由に動かすことが可能となる。ステアリング動作を感知しディスプレイの画面を左右にふることができる。

また、「i-Genius マルチプレイヤー」はトレーニング中に生まれた熱を電気に変換し、ローラー台の電源に再供給するというパワーバックシステムを採用しているため、少しながら省エネとなるはずだ。取り扱いは日直商会。


Tacx i-Geniusマルチプレイヤー
負荷装置:ヴァーチャルフライホイール
最大負荷:1500ワット
付属品:ハンドルバーインターフェイス、ブラックトラックステアリングフレーム、Tacx Trainer software 4 Advanced(1年分のライセンス)
価格:192,600円


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