関東 > 埼玉

バイクプラス所沢店

所沢エリアにあるビギナーフレンドリーなプロショップ MTBやE-BIKEも大得意
サムネイル
5名のスタッフが支えるバイクプラス所沢店
サムネイル
クリーンな店舗。入口左側が完成車展示スペース
サムネイル
地域の足を支えるクロスバイクたち
サムネイル
ホイールは試乗も可能。憧れの高級グレードも含まれる
サムネイル
ヘルメットはボントレガーやジロといったブランドを揃える
サムネイル
こちらはシューズコーナー。オンオフ問わず各種サイズがラインナップ
サムネイル
MTBのカラーコーディネイトパーツも実に豊富だ
サムネイル
駆動系の補修パーツは充実の品揃え。急なトラブルにも対応する
サムネイル
「携行ツールに何を入れれば良いのか」のディスプレイ。細やかな配慮が嬉しい
サムネイル
イチ押しアイテムはスタッフのコメント付き。詳しくは本人に聞くこともできる
サムネイル
E-MTBの試乗車は豊富。スタッフバイクも試乗可能だ
サムネイル
宮崎店長の、もう一台の愛車。さりげなくカラーにこだわってます
何がいいって、人がいい。笑顔が素敵な宮崎店長をはじめ、若くて元気なスタッフが作る、ショップの雰囲気がいい。バイクプラス所沢店は、新しくて、クリーンで、ロードと同じくらいMTBやE-BIKEに力を入れている、とってもビギナーフレンドリーないいお店。「スポーツバイクを始める最初のお店に勧めたい」と思える、とてもいいフロウが店内には流れてる。

そんなショップが位置するのは豊かな自然に恵まれた埼玉県所沢市。土地勘のある方であれば、同じ所沢であっても狭山・入間寄りと言った方が通りが良いだろう。小手指駅から歩けば20分ほど、国道463号線沿いの広い駐車場を備えた白とベージュの大きな店舗がバイクプラス所沢店だ。

所沢店は、他に港北N.T.(ニュータウン)店、多摩センター店、さいたま大宮店、三郷店、そして戸田彩湖店と現在6店舗を展開するトレック専門ストア「バイクプラス」が2018年12月にオープンさせた最新店舗。スポーツバイクショップがあまり多くない地域性をカバーするように、そして、入間川や多摩湖のサイクリングロード、そして狭山湖周辺のオフロードまで、豊かなサイクリング環境に恵まれた立地を活かし、現在に至るまで地域のサイクリストのハブとなってきた。

入口をくぐれば、広い店舗の向かって左側が完成車展示スペースで、正面がパーツやアクセサリー類の販売、店舗奥側がカウンターとメカニックスペース。バイクは30台ほどが余裕を持ってディスプレイされ、明るい店内ではじからはじまでゆったりと見て回ることができる。

「スポーツバイクプロショップってどうしても敷居が高く感じてしまうんですが、私たちは誰もが気軽にいらっしゃることができて、気軽に相談できる雰囲気作りを重視しているんです」と言うのは店長を務める宮崎早香さん。「例えば、入店された時のお声がけは心がけていることの一つです。こちらから話し掛けて、しっかりとニーズをお伺いする。当たり前ですが、すごく大切なことですから」とも。宮崎店長をはじめ、素敵なスタッフさんが作るバイクプラス所沢店の空気感は、とっても心地よいのだ。
店内を見て気づくのが、MTBグラベルバイクなど、オフロード系バイクや用品がロードバイクやクロスバイクと同じレベルで充実していること。特にトレックのRail(レイル)に代表されるモーターアシストを持つE-MTBの在庫は多く、市場の一歩先をいく売り場の内容には驚かされてしまう。

オフロードバイクにも力を入れているのは、所沢店の周囲に広がる絶好のライド環境が広がっているから。フラットな雑木林のシングルトラックもあれば、狭山湖周辺に足を伸ばせばアップダウンに富む丘陵コースもある。東京や埼玉の「最も都心から近いオフロード天国」が近くにあるんだから、とても自然な流れと言えるはず。

「各店舗の立地的にも従来のバイクプラスはオフロードに力を入れることができなかったんですが、所沢店の立地に合わせてようやくそれが叶った。元々バイクプラスのオーナーはMTBを楽しむ人ですし、それぞれ楽しんでるスタッフも多かったんです」と宮崎店長。E-BIKEに力を注ぐのもRail5を所有する宮崎店長や、シフトやドロッパーまで電動にした「オール電化」Railを組んだ相田メカニックなど、やはりスタッフ自身が楽しんでいるから。スタッフが自ら楽しむからこそ説得力があるし、それだけではなく、トレックのアシストシステムを提供するボッシュとタッグを組み、E-MTBの試乗ツアーを開催したり、店舗ホームページの中にスペシャルコンテンツを作ったり、E-MTBの面白さを発信するための余念がない。

宮崎店長の思うE-MTBの良さ、あるいは面白さとは、運動が苦手でも、体力が落ちてしまった方も含めて誰もが"ああ、これ面白い!"と感じられるところ。「昔からスポーツバイクに乗っている人にとっては反則みたいに思われる(笑)んですが、今まで諦めていた距離や場所を走れるし、バリアを取り除いてくれる。「SNSで見ました」と言って来てくれる方も増えましたし、これからもっともっとプッシュしていけたらいいなと思います」とも。ここまで積極的にE-BIKEを遊び道具として広めるショップは、日本広しといえどそうは多くない。少しでも興味を持っているなら、まずホームページを見て、そしてお店の扉をくぐってみるべきだろう。
そんな所沢店を支えるのは、柔らかく、時にパワフルにショップを引っ張る宮崎店長をはじめ、総勢5名の特色豊かなスタッフたち。例えば、宮崎店長に次いで勤務年数が長い飯塚さんは、元ラガーマンでパティシエという異色の経歴を持つオフロード派で、この記事のスタッフ集合写真に写っているMTB(Supercaliber)は飯塚さんの愛車。先ほど紹介した相田さんはもともとバイクプラスのいちユーザーで、そこからスタッフになり、所沢店勤務となったことをきっかけにMTBにどハマり中なんだとか。

「僕はどちらかといえばロード派ですね。ヒルクライムが一番好きです」と言うのは樋口さん。聞けばメカニックとして超が付くほどマニアックで、カンパニョーロのスモールパーツを熟知していたり、ホイールの手組みが大好き(しかもスポークのネジ切り作業が精神統一時間だとか...)な方。一番若くフレッシュな上泉(こうずみ)さんは、大学時代のアメリカ留学中に、縁あってトレック主催のシクロクロスワールドカップでサポート選手の補給担当をお手伝いし、トレックのジョン・バーク社長とおしゃべりしたというナニソレ的経験をもつメンバーだ。

もちろんスタッフ全員が大の自転車好きで、メカニックも、そして接客もこなすマルチタレント。宮崎店長が常駐するのは女性客にとっても安心できるポイントだし、男性スタッフだって全員笑顔が素敵で、ユーザーときちんと対話して、ニーズに対して最適解を提供できるメンバーだ。みんな"乗れる人"だったりマニアックだったりするけれど、それをひけらかさず、あくまでビギナーが安心してバイク/パーツ選びできる空気感を作っている。

そして、安心して最初の一台を選ぶために、バイクプラス全体としてが力を入れるのがウェブコンテンツの充実だ。ホームページ内の「スポーツバイク購入ガイド」「スポーツバイク愉しみガイド」は、この記事を書いている取材班すらびっくりしてしまうほどの充実ぶり。さらにはバイクプラスのオンラインストアで車体を購入し、店頭受け取りができるサービスも誕生するなど、メーカーに先駆けた試みも意欲的に行なっているのだ。
最大4名での作業が可能な広く整ったメカニックスペースは、日々安心安全のスポーツバイクが送り出される場所。ショップ購入したバイクでなくとも持ち込み修理・メンテナンスが可能(修理価格には差がある)で、点検は無料というユーザーフレンドリーぶり。バイクプラスはトレック専門店だが、他ブランドの整備もウェルカムだし、駆動系やブレーキ周りなどの補修パーツは全て在庫する。修理をあえて予約制にしていないのは、急なトラブルに困ったユーザーにすぐ対応できるようにするための配慮だ。

これはバイクプラス全店で共通することだが、「7分組み」と呼ばれる完成車が入荷した場合、ワイヤー調整やグリスアップ、玉当たりの調整、各部の増し締め、ホイールの振れ取りといった基本メンテナンスをきちんと施し、車体の性能を万全に引き上げてから店頭に、あるいはユーザーのもとに渡る。店舗の雰囲気からは分かりづらいが、そのメンテナンスレベルは非常に高いのだ。

「特に最近は油圧ディスクブレーキだし、ワイヤーやケーブル類もどんどん内装化されていますよね。それだけに、そのままお店に出せるものはほとんど無いんです。以前と比べてメンテナスの時間はかかるようになりましたが、安い物ではありませんから、全ての自転車にしっかりとした整備を行なってからお届けしたいと考えています」と宮崎店長は言う。修理や定期メンテナンスの際も、現状回復だけではなくずっと先を見据えた予防整備を心がけているというから、ますます安心できるというもの。

さらにはパンク修理、輪行、クリーニング、そしてホイールの脱着といった、ビギナーに嬉しい講習会はコンスタントに週に一回開催中。これも「売りっぱなし」を防ぐための策だし、ネット上に動画や文字情報が溢れかえっているこの世の中だからこそ、実際に目の前で、プロによる実演を見て、講習をうけることには大きな意味があると言えるだろう。

「自転車の面白さってたくさんあって、その人のライフスタイルだったり、流行りによってどんどん変わっていくものですよね。今だったら荷物を持って気軽にキャンプに行くとか、10年前だったらメジャーじゃなかったことがたくさんありますし。だからこそ日常にスポーツバイクを加えやすい時代になっていると思いますし、バイクプラスとして、あらゆるニーズに応えていければな、と思っています(宮崎店長)」
店舗情報
郵便番号
359-1101
住所
埼玉県所沢市北中1-190-4
営業時間
月曜、火曜、金曜:13:00 ~ 20:00
土曜、日曜、祝日:12:00 ~ 19:00
定休日
水曜日、木曜日(祝日は営業)
TEL
04-2968-4141
アクセス
西武鉄道小手指駅から徒歩20分ほど
駐車場7台あり

35.809146578368, 139.4340737164

スタッフからのメッセージ
当店は、所沢・狭山入間エリアの463号線沿いにあるサイクルショップ。所沢周辺には、入間川や多摩湖などのサイクリングロードや、狭山湖周辺のオフロードなどロードバイクからマウテンバイクまで幅広く自転車を楽しめる環境が整っています。あなたにピッタリの1台を見つけるお手伝いをいたします!