サドルブランドのフィジークが新しくロードシューズをデビューさせた。フィジークはサドル、バーテープなどのバイクとライダーが接する部分の商品展開をしていただけに、シューズに至ったのも自然な流れと言える。

fizi:kのブースに並んだ新しいシューズ R1とR3のラインアップfizi:kのブースに並んだ新しいシューズ R1とR3のラインアップ (c)Takashi.Kayaba

R1とR3と名付けられたそのシューズは、カンガルー革もしくは人工皮革を使用した、しなやかなで強いアッパーを持つシューズだ。
上位モデルのR1はカーボン製のバックルと、インソールの専門メーカー、シダスと共同開発した専用のインソールを採用。R3はアルミのバックルに、EVAのインソールを採用する。

R3には男性用のR3 Uomo(ウオモ)と女性用R3 Donna(ドンナ)があり、12月頃にマーケットに登場する予定だという。ただし日本市場での展開は足型の問題で少し先になりそうだ。

fizi:k R1 上質なカンガルー皮を使った上位モデルfizi:k R1 上質なカンガルー皮を使った上位モデル (c)Takashi.Kayaba

R3 UOMO 鮮やかなレッドのイタリアンシューズR3 UOMO 鮮やかなレッドのイタリアンシューズ (c)Takashi.KayabaR3 UOMO サドルを彷彿とさせるカラーとデザインだR3 UOMO サドルを彷彿とさせるカラーとデザインだ (c)Takashi.Kayaba


カーボンソールは踵を包むように整形され、補強材がトゥからヒールにかけてメビウスの輪のように回り込んでいる。重量はR1が274g、R3が268g、R3ドンナが206g(いずれも想定平均重量)。

R3 DONNA 女性用のシューズR3 DONNA 女性用のシューズ (c)Takashi.Kayabaカーボンソールは踵を包むように整形され、補強材がトゥからヒールにかけてメビウスの輪のように回り込んでいるカーボンソールは踵を包むように整形され、補強材がトゥからヒールにかけてメビウスの輪のように回り込んでいる (c)Takashi.Kayaba



ベロの裏側がイタリアン・トリコロールカラーになっているベロの裏側がイタリアン・トリコロールカラーになっている (c)Takashi.Kayabaちょっとクラシックな香りのディテールや、ベロの裏側がイタリアン・トリコロールカラーになっているなど、フィジークらしいおしゃれな雰囲気が漂うイタリアン・メイドのシューズだ。











photo&report:takashi.Kayaba
edit:Makoto.AYANO