埼玉県飯能市に会員制バイクステーション&コワーキングスペース Studio TECOLI (スタジオ テコリ)がオープンした。東京・池袋から特急電車で1本、自然豊かな奥武蔵への入口の、サイクリストやスポーツ愛好家の活動拠点になる多目的スペースだ。


飯能市のStudio TECOLI(スタジオ テコリ) 古民家をリフォームした建物だが内部施設はハイテクそのもの

東京・池袋から西武鉄道の特急電車に乗れば約40分で到着する埼玉県西部の都市、飯能(はんのう)。自然豊かな奥武蔵エリアへの入口になる街であり、週末には多くのサイクリストがこの一帯の拠点としてライドに出かけている。

180度撮影による1Fスタジオ エントランス〜キッチン

西武池袋線の飯能駅から300mという駅近にオープンしたStudio TECOLI (スタジオ テコリ)は、そんなサイクリストたちの活動拠点となる施設としてオープンした。もともとは4年前にオープンしたが、直後にコロナ禍に見舞われたため、暫定的な運用を経て今回正式にリオープンし、改めて会員の募集を開始した。

1Fスペースは憩いの場でありミニイベントが開催可能な広さ

飯能駅近にあるTECOLI は、元料亭をリフォームして設計された2階建て建築。1Fスタジオは会員になれば自由に出入りができるスペースで、大型モニターやプロジェクター、音響設備やキッチンを完備。憩いの場となるだけでなく、打ち上げや会議の場所、発表会などのイベント会場としても利用できる。

2Fはコワーキングスペースだ

2Fはワークエリアとなり、コワーキングスペースとして活用されるほか、洗濯機やロッカーなどを備える。もちろんWiFiも利用できる。

会員の自転車を預かるバイクストレージ室

スタジオ裏の別棟にはバイク保管庫があり、バイクの預かりサービスが用意される。週末だけの一時利用や週をまたいでの利用、会員としてここにマイバイクを常時保管し、手ぶらで都内から電車で通い、TECOLIを拠点にライドに出かけるといったことができる。

Studio TECOLI 正面玄関前。右は洗車スペースだ

会員になればスマホアプリによるスマートキーによりバイク保管庫やスタジオへのアクセスは自由にでき、無人でも利用が可能だという。建物正面にはバイク洗車スペースがあり、高圧洗浄機やブロアー、洗車用具も用意される。なお台数は限られるが駐車場もあり、予約制にて使用することができる。

排水も考えられている洗車設備を完備。ライド後はすぐに洗車可能だ
スマホアプリのスマートキーで出入りは自由だ



Studio TECOLI のサービスを立ち上げたのは歌代和正さん。インターネット黎明期からITエンジニアとして活躍してきた業界の有名人だが、自身トライアスロンやトレイルラン、サイクリングを故郷の飯能で楽しむべく仕事場兼多目的共用スペースとしてTECOLIを作り上げた。奥さんの純子さん、そして映像制作やHPデザインまでをこなす事業部門の新井さん、太田さんを含め4人のスタッフで TECOLI を運営する。

Studio TECOLI スタッフ 歌代さん夫妻(左)、太田さん、新井さん

Studio TECOLI 代表の歌代和正さん。インターネット会の重鎮だ
「私は50歳の時にウィンドサーフィンとトライアスロンを始めたんですが、湘南の海岸沿いには艇庫(ていこ)というサーフボードを預かってくれる仕組みがあって、タオル一枚持って電車で行けばサーフィンができて、ビールを飲んで帰れる。自転車でもそういう施設があればいいなと思いました。TECOLIをホームゲレンデのように使ってくれる人が居て、その周りに人が集まることでその遊びが盛んになる、そんなイメージです。暇になったらとりあえず行けば誰か共通の趣味を持つ仲間が居て、暇をつぶせるクラブの部室みたいな場所が欲しかったんです」と歌代さん。

1Fスタジオは150インチスクリーン + 4Kプロジェクタによる映像視聴が楽しめる

1Fスタジオは歌代さんこだわりの映像・音響設備やネット環境が揃うスペースで、イベント用に貸出しもでき、映像を観ながらのミニイベント等の開催も可能だ。料理がつくれるキッチン常備で軽食の提供も可能。かつ市内の小料理屋と提携し、低予算ながらこだわった食材のケータリングも可能。冷蔵庫には冷えたビールやドリンクが常備され、PayPay支払い等が可能。トレランやウォーキング、サイクリングのイベント後に仲間同士で打ち上げパーティを開いたりすることも想定している。

料理が可能なキッチン&カウンタースペース。軽食の提供も可能だ

会員であればスマートロックの鍵(スマホアプリ)によりバイクストレージルームやスタジオへの出入りはいつでも自由。ふらっと立ち寄って少し休んでいこうという用途にも対応する。週末にライドに来て「来週もまた来るから自転車を置いておきたい」といった要望にも対応できる使いやすいプランが設定されている。

2Fにはロッカーを完備。契約して常時使用することも可能だ
2Fのワーキングスペースは歌代さんとスタッフの仕事場でもある



「コアユーザーの像としては、良い環境で効率的に便利にトレーニングをしたいアスリートの練習拠点になればと思っていますが、この場所を活用してもらうことで各種スクールなどミニイベントなどができればと思います。TECOLIを拠点にモノ、ヒト、コトがつながって面白いことが始まるといいですね」。

飯能拠点のクリエイター&インフルエンサーが活動拠点として活動を展開

アウトドア活動の拠点となる場所だけに、様々なインフルエンサーが活動する飯能。現在すでにStudio
TECOLIでは柳家〆治師匠による落語会も定期的に開催されるなど、様々に利用されている。発表会ではサポーターとして飯能を拠点に活動するメンバーも紹介された。

まずは東飯能駅前のサイクルハウスミカミの三上和志さんは、企画ツーリングの拠点やライディングスクールなどのミニイベント、講習会などの定期イベントにTECOLIを活用したいと言う。

MTBプロライダーの西脇仁哉さん、サイクルハウスミカミの三上和志さん「Studio TECOLIでライディングスクールなどを開催したい」

芸術的なライディングテクニックで知られる近郊在住のMTBプロライダー、西脇仁哉(にしわきじんや)さんは、今後マンツーマンのMTBレッスンや、動画を用いたライディングテクニック講習会などの学びの機会をTECOLIを拠点に展開したいと話す。

インフルエンサーとして知られる篠さんは飯能在住。5月には日本縦断のギネス記録に挑戦するが、その前後の発表会の場としてTECOLIを選び、今後の活動の場としても拠点とすることで発信していきたいと話す。

飯能拠点に奥武蔵を走るインフルエンサーの篠さん「ギネスチャレンジの発表の場に」
ジャーナリストの小俣雄風太さん



サイクリングニュースレター「Arenberg(アランベール)」主宰やJ SPORTSのサイクルロードレース実況解説などで活躍するジャーナリストの小俣雄風太さんも飯能出身で、現在は山梨県小淵沢との2拠点で活動する。初の書籍「『旅するツール・ド・フランス』の出版を発表したが、今後は出版記念パーティやArenbergポッドキャストの公開収録などの拠点として活用したいと話す。

MTBチーム発足のプレゼンテーションなども開催された

他にもトレランやベアフットマラソンなど各種アウトドアスポーツの著名人や団体との関係も始まり、Studio TECOLIをベースに今後様々な活動が展開されそうだ。

Studio TECOLI(スタジオ テコリ)

Studio TECOLI 入口。会員はスマートキーにより出入り自由だ

〒357-0035 埼玉県飯能市柳町20−20
TEL : 050-5806-8192

スタジオ棟
1階 91.3㎡ (27.7坪)
2階 94.6㎡ (28.7坪)
屋上
パーク棟
1階 47.5㎡ (14.4坪)
2階 45.6㎡ (13.8坪)

設備
スタジオ
15mm クッションラバーフロア
AV/PA 設備 (詳細 )
AV アンプ、マイク、ミキサー
DVD/Blu-ray プレイヤー
150インチスクリーン + 4K プロジェクタ
ロッカー/シャワールーム

バイク収納ストレージ
メンテナンスエリア
洗車設備

オフィス&ビジネス
コワーキングスペース

初期費用/年会費
初期費用 10,000円
継続年会費 6,000円(契約月から1年ごとに更新)

都度利用料金
利用は会員に限られます(会員同伴のビジターは同額)
施設 1,200円/日( シャワー、ロッカー等)
バイク預託 1,800円/週 (最初の週は7+2日間)

サービス詳細や利用方法、料金プラン等はページ下部リンクのHPよりご確認ください。
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