サンマルコが伊バッグブランドとコラボ　バイクパッキング用品の展開をスタート

老舗サドルブランドのサンマルコが、イタリアのバッグブランドとコラボレーションしたバイクパッキング用品をローンチした。ハンドルバーバッグやトップチューブバッグなど4アイテムを揃えている。

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1935年の創業から長い歴史を紡いでいるイタリアの老舗サドルブランド、サンマルコ。RegalやConcor、Aspideといった代表的な製品をラインアップし、近年ではショートノーズモデルや3Dプリントパッドなどトレンドに追従し続けている。そんなサドルブランドがバイクパッキング向けのバッグをリリースする。

サンマルコが新たにチャレンジするバッグシリーズは、ヴェネチアにほど近いロヴィーゴを拠点とするバッグブランド「ミスグレープ」とのコラボモデルだ。ロードバイクでも使いやすいハンドルバーバッグやトップチューブバッグ、大型サドルバッグ、フレームバッグという4種類展開となる。

ハンドルバーバッグは横幅が230mmとロードのドロップハンドルでも十分使えるサイズ感。容量2Lのバッグはライドに必要な荷物を収納するのにぴったりで、ジャージのバックポケットには収納しきれない時や、スポーツ用Tシャツなどでライドを楽しむ際に活躍してくれそうだ。サイドにはメッシュポケットも備えられているため、補給食のゴミなども収納しやすい。

トップチューブバッグは幅が48mm、長さが200mmに設定された小型モデル。フレームの形状次第だが横幅が程よい設定とされており、チューブからはみ出しにくそうだ。長さが200mmのため、ミニツールや補給食など細長いものを収納するのに適している。取り付けはトップチューブ側の一本のベルクロ、コラム側の一本で行う。

サドルバッグは容量7Lと13Lという2モデルを揃え、プラスアルファの荷物を持ち運ぶのにぴったり。ウィンドブレーカーやハードシェルジャケットなどアウター、輪行袋などを収納し、宿泊を含めたサイクリングや輪行ツーリングで活躍してくれる。荷物を収納した状態でバッグがブレないようにベルトで安定性を高めていることも特徴だ。

自転車への取り付けは、サドルレールに取り付けるベルトとシートポスト用ベルトの2箇所で行う。13Lモデルはシートポスト側のベルトが2本とされており、多くの荷物を収納しても安定したホールド力を実現している。また、バッグ底面にはタイヤが跳ね上げた水がバッグ内に侵入せず、タイヤが擦っても耐えられる設計が施されている。

フレームバッグは容量2、3、4、5、6Lと合計5種類が揃う充実したラインアップで展開される。フレームの形状やジオメトリー設計の影響を受けやすいフレームバッグが細かくサイジングされていると、愛車にフィットしたバッグを見つけやすくなっている。特に2Lと3Lモデルはフレームの前方に取り付けるモデルで、トップチューブ長が短くても取り付け可能だ。4Lと5Lはシートポストにも固定できる大型モデルとなっているため、多くの荷物を安定して持ち運べるようになっている。

サンマルコが用意したバイクパッキング向けバッグはいずれも100％防水かつ切り裂き傷に強い生地が用いられている。収納した荷物は水に濡れにくくかつ、グラベルなどオフロードで木の枝が引っ掛かるようなシチュエーションでも心配が少ない。各モデルのサイズや容量、価格は以下の一覧をチェックしてもらいたい。