小型化を果たしたライト遠隔操作用コントローラー　ボントレガー Transmitr Micro Remote

2020/04/08(水) - 13:05

ボントレガーが用意するライト用遠隔操作コントローラー「Transmitr（トランスミッター）」が小型化を果たす。バーエンドプラグとして利用可能なオプションも用意されており、混み合いやすいハンドル周りに装着しやすいモデルになっている。

ボントレガー Transmitr Micro Wireless Remote (c)トレック・ジャパン
2015年にボントレガーからリリースされたワイヤレスコントロールライト「Ion700RT」「Flare RT Tail Light」。それ以降ワイヤレス対応モデルは増加しており、現在は暗闇でも確かな視界を得られる大光量モデルから、街中でのライドに十分な光量のモデルまで数多くラインアップされるようになっている。

ワイヤレスシステムのポイントは、専用のコントローラー「Transmitr（トランスミッター）」を使用することで前後のライトを1つのボタンで同時に電源操作を行えること。手の届きにくい場所に装着するテールライトも手元のスイッチを押すだけでオン/オフを切り替えられるため、安全にかつ確実に作業が可能だ。

省スペース化を果たしたTransmitr Micro Wireless Remote (c)トレック・ジャパン

ハンドルバーから手を離さず操作できる位置に取付可能となった (c)トレック・ジャパン

スプリンタースイッチのような場所にも取り付けられる (c)トレック・ジャパン
そんなTransmitrのコンパクトバージョン「Transmitr Micro Wireless Remote」がリリースされる。従来型は四角形のボディにボタンを5つ配置したもので、サイクルコンピューターのアウトフロントマウントのようにハンドルにクランプする方式を採用していた。一方、新型ではボタンは1つとなり、ボディは円筒形状に変更された。自転車へのマウント方法はシリコンバンドを使用するようになっている。コンパクト化を果たした結果、Transmitrを装着する場所の自由度が高くなり、サイコンやライトで混み合いやすいハンドル周りにも装着しやすくなっている。

また、別売のBar End Moutを使用するとTransmitr Micro Wireless Remoteをバーエンドプラグとして利用することができる。エアロ形状のハンドルなどシリコンバンドのプロダクトを取り付けにくい場合でも、バーエンドであれば導入しやすいはずだ。

ダブルクリックでペアリングしている全てのライトが点灯し、クリックでモードチェンジを行えるTransmitr Micro Wireless Remote。日中も前後ライトを点灯させることを推奨するトレックが、ライトの使い勝手を高めるために開発したアイテムだ。Transmitr Micro Wireless Remoteは3,800円、バーエンドマウントが900円（いずれも税抜）。