ベルキンプロサイクリングはプレスリリースにて、オランダ宝くじ協会が運営するLotto社が来期のメインスポンサーとなることを発表。ベルキン社が今シーズン限りでのスポンサー撤退を発表していたが、これによってチームは来期も同様の体勢で活動できる見込みだ。



ツールでは2名を総合10位以内に送り込んだベルキンプロサイクリングツールでは2名を総合10位以内に送り込んだベルキンプロサイクリング photo:Cor.Vosツール・ド・フランス前の6月17日にベルキン社のスポンサー離脱を発表、新スポンサー探しを行っていたベルキンプロサイクリングだが、この度オランダ宝くじ協会が運営するLotto(ロト)社と、オランダの販売促進サービス業BrandLoyalty(ブランド・ロイヤルティ)社がそれぞれメインスポンサー、サブスポンサーとなることを発表した。

マネージングディレクター、リシャール・プルッへ氏マネージングディレクター、リシャール・プルッへ氏 photo:Cor.Vos契約はオランダに拠点を置くBrandLoyalty社のスピードスケートチームとベルキンプロサイクリングが合流し、Lotto社がメインスポンサーとなることで締結。両社は自転車チームとスピードスケートチームを同時にサポートしていく予定だという。Lottoのマーケティングディレクターであるアルノー・デヨンフ氏は「2年契約を熱望しており、更にもう2年間の追加オプションも予定している」とコメント。尚ロット・ベリソルをスポンサードするLotto社はベルギーの宝くじ公社であり、今回の契約とは関係が無い。

チームのマネージングディレクターを務めるリシャール・プルッへ氏はリリースの中で「このコラボレーションによって、私たちはよりチームのヴィジョンを拡大していく。ツール・ド・フランスの期間中も、私たちは自転車競技の復権、つまりファンを取り戻すために恊働してきた。この契約は自転車とスピードスケートという質の高いエンデュランススポーツを結びつけたユニークなもの。我々チームはシーズンのスタートを楽しみにしている」とコメント。

またプレスリリースは現時点では正式なチーム名称やチームカラー、新加入選手については決定していないことにも触れており、全てが整った段階で正式発表が行われる見込みだという。

text:So.Isobe

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