ベルキンプロサイクリングが6月17日付けのプレスリリースにて、ベルキン社が2014シーズン限りでのスポンサー撤退を決めたことを発表した。チームは来シーズンに向けての新たなタイトルスポンサー探しに奔走することとなる。



ベルキン社のスポンサーシップは2014年末まで。チームは新たなスポンサー探しを強いられるベルキン社のスポンサーシップは2014年末まで。チームは新たなスポンサー探しを強いられる photo:Cor.Vosラボバンク社のスポンサー撤退により昨年初頭から「ブランコプロサイクリング」として活動し、その年のツール・ド・フランス直前に現チーム名となったベルキンプロサイクリング。当初は2015シーズン末までの2年半契約を締結していたものの、「ベルキン社がヨーロッパ中心ではなく、よりグローバルなブランドを目指して企業戦略を変更した(チームリリースより)」ため、2014シーズン限りでスポンサーから撤退することとなった。

チームのマネージングディレクターを務めるリシャール・プルッへ氏はリリースの中で「ベルキン社とのコラボレーションが発展しなかったことを残念に思っている。我々は"#ridethefuture "というモットーの下、チームの革新的なメソッドや前向きなチームフィロソフィーよってここ数年の(自転車競技に対する)批判的な意見が多い中において信用を生み出し、ファンや関係者と共に自転車競技の復権に努めてきた。」とコメント。

新たなスポンサーに関しては白紙の状態で、チームは再び新たなスポンサー探しを強いられることとなる。

プルッへ氏は「我々は国際的なイメージとワールドツアーライセンスを持つオランダ籍のチーム。既に追加サブスポンサーとの話し合いは行っており、ツール・ド・フランスに向けてのスポンサーシップのチャンスはまだオープンな状態だ。チームの将来には完全なる自信を持っており、新たなタイトルスポンサーのジャージで2015シーズンをスタートできることを期待している。」と語っている。

text:So.Isobe

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