大学生から実業団選手、コンチネンタルチーム、高校生が一斉にスタートするのが長野県大町市で7月13日に行なわれる大町美麻ロード。2014年度大会は女子クラスが新設され、より門戸が広がった。人気の大会の申し込みは6月24日まで。



長野県大町市美麻の高原が舞台のロードレース長野県大町市美麻の高原が舞台のロードレース photo:Hideaki TAKAGI全日本学生ロードレースカップシリーズ第6戦として開催される大町美麻ロード。学連主催大会としてだけでなく、例年同様に学連以外の選手参加も受け付けていることが特徴だ。参加資格条件は、「UCIプロコン以上登録の選手以外で、JCF登録またはUCI国際ライセンス所持者」の決まりだけ。女子でも、クラブチームでも高校生でも参加できる、しかも同時スタートという全国唯一の大会だ。
実業団レースの2009年大会、優勝は佐野淳哉(当時NIPPO)、2位は西薗良太(当時東京大学)実業団レースの2009年大会、優勝は佐野淳哉(当時NIPPO)、2位は西薗良太(当時東京大学) photo:Hideaki TAKAGI
女子とジュニアは途中の10周回126kmでレースを終えるが、昨年の同大会ではジュニアの2選手が全体の先頭で走り続けて10周を終えるという出来事も。自分の力はどれくらいなのか、それぞれの立場の選手がそれを推し量ることができる。実業団レースとして行なわれた2009年は、当時学連の西薗良太に勝てたのは当時NIPPOの佐野淳哉ひとりだけだったこともあった。
2013年大会は志野安樹(同志社大)が優勝2013年大会は志野安樹(同志社大)が優勝 photo:Hideaki TAKAGI
今年から新たに女子選手が参加できるようになり、クラス1+2(主催者判断)またはクラス3に申し込みを行う。そして現女子全日本個人TT&ロードのチャンピオン、與那嶺恵理(チーム フォルツァ!)の出場が決まっていることがトピックスだ。

豪華な優勝・入賞賞品も魅力。米やお酒、ミネラルウォーターなど地元産品や東京のショップ・フィッテから自転車グッズが提供される。加えて美麻は蕎麦の産地。ぜひここはクーラーの要らない美麻の民宿に泊まって参加したい。
2013年大会、ジュニアの2人が先頭のまま規程の120kmを終える2013年大会、ジュニアの2人が先頭のまま規程の120kmを終える photo:Hideaki TAKAGI
大会概要 学連要綱から
2014年RCS第4戦 大町美麻ロードレース
主催:日本学生自転車競技連盟
期日:7月12日(土)20時 マネージャーミーティング
   7月13日(日)8時クラス3スタート、10時クラス1+2スタート
会場:長野県大町市美麻特設コース 12.6kmサーキット標高差226m
内容:クラス1+2 13周回、163.8km
   クラス3 4周回 50.4km
申し込み:スポーツエントリー使用、6月24日までに支払い

東京都足立区のショップ、フィッテ(FITTE)提供の賞品東京都足立区のショップ、フィッテ(FITTE)提供の賞品 撮影:大町美麻ロードレース実行委員会
大会オルガナイザーから

大町美麻ロードレースは今年も皆さんの参加をお待ちしています。今年の目玉はクラス1+2男女混走です。ただしUCI規定で女子は126kmまでですが表彰対象とします、クラス3も男女混走です。こちらも完走できれば表彰対象とします。ただしタイムアウトは男子と一緒ですので非常に厳しく、ある意味全日本選手権よりも厳しいレース内容かもしれません。2013年度女子全日本選手権ロードチャンピオンの與那嶺選手が参加します、世界に向けてどんな走りをするかわくわくしますね。

大町美麻ロードレースならではのジュニアからオーバー40までのガチンコ勝負、世界に出ていくためのステップを国内で経験してみませんか?

さらに今年の賞品は豪華です。画像にある商品は東京のフィッテ様よりご提供です。カルナックシューズ2足、マビックアベニール4足、シダスインソール6足そのほかブチルチューブ・ラテックスチューブ多数。そして地元産お米・地酒・ミネラルウォーター等豪華賞品が目白押しです。当日は実行委員会でフェイスブックを使用したインターネット中継も予定されています。ご期待ください。要項詳細は全日本学生自転車競技連盟のホームページを参照ください。ご参加お待ちしています。

photo&text:高木秀彰