今年も「日本最大級のスポーツ自転車フェス」サイクルモードインターナショナルが幕張メッセを舞台に開幕した。2013年は530のブランドから1,058台の自転車、446台の試乗車が用意されている。自転車界の最先端トレンドをキャッチできる絶好のチャンスだ。

2013年は530のブランドから1,058台の自転車、446台の試乗車が用意されている2013年は530のブランドから1,058台の自転車、446台の試乗車が用意されている
11月2日より開催されているサイクルモードインターナショナル2013。初開催から9回目を迎える今回は、174社・団体から530ブランド、1,058台の自転車(フレームのみを含む、内試乗車数446台)が出展されている。

最先端のハイエンドロードバイクはもちろんのこと、人気急上昇中のシクロクロスやMTB、更にファットバイクや実用車、パーツや周辺アイテムまで、実際に見て、乗って、体感することができる3日間だ。

ファウスト・ピナレロ氏とクリス・フルームファウスト・ピナレロ氏とクリス・フルーム クリス・フルームのサイン会には多くの参加者が集まったクリス・フルームのサイン会には多くの参加者が集まった

メインステージでは次々とイベントが開催されているメインステージでは次々とイベントが開催されている クリスティアーノ・デローザ氏と福島晋一(NIPPO・デローザ)クリスティアーノ・デローザ氏と福島晋一(NIPPO・デローザ)


今年ギャラリーから多く注目を集めているのは、ディスクブレーキを装備したロード・シクロクロスバイクだろう。会場には既に多くの製品がデビューしている機械式ブレーキの他、油圧ブレーキを装備した展示車も用意されており、レバーの握りや効きを確かめる来場者も多かった。また、各社がラインナップするパワーメーターも注目の的だ。

現在トレンドとなっているハイビズ(=蛍光色)のバイクやエキップメント、そして次なるブームの兆し見せるダークグリーンなどアースカラーを配したアイテムが多いことにも気が付いた。流行に敏感な方はこれら展示品を見逃せない。加えて今年は試乗コースが延長され、昨年よりもじっくりとテストできるとあって好評を博していた。

2014年モデルでも今だ蛍光カラーブームは継続中2014年モデルでも今だ蛍光カラーブームは継続中 発表されたばかりのペダル式パワーメーター、ガーミン・VECTOR発表されたばかりのペダル式パワーメーター、ガーミン・VECTOR

今回発表されたシマノのフィッティングシステム今回発表されたシマノのフィッティングシステム 油圧ディスクブレーキを搭載したロード/シクロクロスバイクは注目油圧ディスクブレーキを搭載したロード/シクロクロスバイクは注目


チャンピオンシステム・ジャパンブースではサコッシュを100円で販売中チャンピオンシステム・ジャパンブースではサコッシュを100円で販売中 もちろん展示以外にも、メインステージや各ブースではゲストを招いてのトークショーやサイン会が随時行われている。初日最大のトピックスは、ピナレロ・ジャパンのブースでクリス・フルーム(イギリス、スカイプロサイクリング)のサイン会が開催されたこと。

今年のツール覇者を一目見ようとブース周辺には多くのギャラリーが詰めかけた。フルーム自身はさいたまクリテリウム以降、東京や京都に滞在し観光を楽しんでいたようで、聞けば猫カフェを訪れる体験をしたそうだ。


シクロワイアードでは、後日よりサイクルモード各ブース注目の製品やトピックスを、"気になる逸品"紹介記事として、注目ステージイベントはムービーとして順次掲載・公開予定です。担当者に聞いた開発の裏ストーリーや、海外VIPのインタビューもお届けしますのでご期待下さい。


text:So.Isobe
photo:CW編集部


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