ロードからダウンヒル用まで、幅広いタイヤラインナップを誇るマキシスより、2013年モデルとなる新製品各種が発売される。DH/フリーライド用のミニオンDH R2が新登場し、クロスカントリー用のアーデントとクロスマークには650Bサイズが追加される。使用したライダーたちのインプレコメントも紹介する。

マキシス ミニオンDH R2

マキシス ミニオンDH R2マキシス ミニオンDH R2 (c)インターテックミニオンDHRⅡは、初代DHRを一からデザインし直し、デビューイヤーでワールドチャンピオンタイヤとなった全く新しいダウンヒルタイヤ。サイドノブ形状は圧倒的な人気を誇るミニオンDHFをベースにしながら、リアタイヤとしてのコントロール力を高めるべくさらにボリュームアップさせている。

ランプ形状にサイプを施したセンタートレッドは、転がりの軽さをもたらしながらブレーキング時のヨレも防ぐ役割を果たす。加速スピード、コーナリング、ブレーキングの全てにおいて前作からアップグレードを果たしたモデルだ。

「今までに無い細かいギャップの吸収性、日本の様な固い路面にもサイドがヨレる事無くトラクションがかかりコーナーを抜けられる感覚が良かった。セミウェットや泥がまとわり付きやすい路面でもミニオンFと比べても明らかに泥の付きが少なく、スーパードライの路面にもブロックがしっかりしているし、頼れるタイヤだと感じた。今後リアはこのタイヤを使いたい」とは、A&F/Rocky Mountain所属の永田隼也選手。


マキシス ミニオンDH R2
サイズ:26×2.4
TPI:60
コンパウンド:3C MAXX Grip(3MX-MIN24R-3C)、シングル(3MX-MIN24R-ST)
価 格:8,400円(3MX-MIN24R-3C)、7,350円(3MX-MIN24R-ST)






マキシス ハイローラー2

マキシス ハイローラー2マキシス ハイローラー2 (c)インターテックオープン且つアグレッシブなトレッド&ノブデザインが転がりの軽さとマッドクリアランスを確保し、そしてライダーにくまなく状況を伝え、ムラのないライディングをもたらすスクエアプロフィールを採用したハイローラー2。サイプが施されたノブデザインにより、センターノブではより高いトラクションとブレーキング能力、サイドでは的確なコーナリングを実現させます。アンチグラビティーを至上命題とするライダーにとっての最新タイヤだ。

「転がり抵抗の低さとグリップ力の高さ。矛盾する両者を高次元でミックスさせたこのタイヤは新たな名作と呼ばれていて、ウィスラーでも非常に多く見かけます。加減速だけでなく、コーナーでのトラクションも秀逸です。
クイックなコーナリングの場合、バイクが再び立った時あるいはバンク角が立った時にしっかりとまた喰いついてくれ、じわじわとバイクを寝かせながらのゆっくりなコーナリングの場合でも、いきなりすっぽ抜ける事はまず無く、挙動を掴みやすくコントロールしやすいです。」(西脇仁哉/Chromag)


マキシス ハイローラー2
サイズ:26×2.4
TPI:60
コンパウンド:33C MAXX Terra
価 格:6,825円




マキシス クロスマークマキシス クロスマーク (c)インターテック
マキシス アーデント、クロスマーク

ハイボリュームケーシング且つアグレッシブなトレッドデザインで、ハードなオールマウンテンライドを支えるアーデント、間隔の狭いセンターブロックとやや高めのサイドブロックを採用したレーシングクロスカントリーモデル、クロスマークは共に650Bサイズが登場している。



マキシス アーデント
サイズ:27.5x2.25
TPI:60
コンパウンド:シングル
価 格:5,670円

マキシス クロスマーク
サイズ:27.5x2.1
TPI:60
コンパウンド:シングル
価 格:5,670円


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