Jプロツアーとして初開催の美浜クリテ。ゴール前の直線を先行し、迫る廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)との接戦を制したのはマリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)。

ゴール、マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)に廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)がわずかに届かないゴール、マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)に廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)がわずかに届かない photo:Hideaki.TAKAGI
10月14日(日)、愛知県知多郡美浜町で行われた知多半島・美浜クリテリウム。昨年に震災のため中止となったいわきクリテの代わりに開催されたのが第1回。今年はP1クラスも設定され、シーズンも終盤にかかったJプロツアーの第16戦として行われた。
2周目、阿部嵩之(シマノレーシング)がペースを上げる2周目、阿部嵩之(シマノレーシング)がペースを上げる photo:Hideaki.TAKAGI37分経過、4人の逃げができる37分経過、4人の逃げができる photo:Hideaki.TAKAGI69分経過、メイン集団を牽引するキャノンデール・スペースゼロポイントら69分経過、メイン集団を牽引するキャノンデール・スペースゼロポイントら photo:Hideaki.TAKAGI84分経過、先頭集団の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、阿部嵩之(シマノレーシング)ら84分経過、先頭集団の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、阿部嵩之(シマノレーシング)ら photo:Hideaki.TAKAGIゴール前、マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)が先行ゴール前、マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)が先行 photo:Hideaki.TAKAGIP1 表彰P1 表彰 photo:Hideaki.TAKAGI女子ゴール 川崎麻美(バルバクラブ)が優勝女子ゴール 川崎麻美(バルバクラブ)が優勝 photo:Hideaki.TAKAGIE1 末永周平(明治大学)が優勝E1 末永周平(明治大学)が優勝 photo:Hideaki.TAKAGI
会場は中部国際空港の南約15キロ、知多半島の中ほどに位置する丘陵地帯が舞台。1周3.75kmのコースは1箇所に3~4%ほどの狭い坂があり、ほかは平坦基調で直角コーナーが4箇所あるスピードコース。

P1は95分+2周で110名が出走。優勝候補はヴィズィアック、辻善光(チーム右京)、畑中勇介(シマノレーシング)、小室雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント)、大久保陣(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)ら。スプリンターに力勝負を挑む宇都宮ブリッツェンの動きも見どころに。

栂尾大知(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)のスタートアタックでレースが始まる。序盤から絶えずアタックがかかり活発な先頭。緩急の差が大きく、一列棒状になったあとは緩んで道幅いっぱいにも。大集団のまま序盤の30分が過ぎる。

35分経過時、上りを経て平坦区間で7人が先行、さらに絞られ先頭は4人となって次の上りへ。メンバーは平塚吉光(シマノレーシング)、窪木一茂(マトリックスパワータグ)、飯野智行(宇都宮ブリッツェン)、藤岡克磨(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)。平均年齢22.5歳の若手の先頭集団はハイペースを維持する。やがて藤岡が下がって先頭は3人に。

メイン集団は逃げに送り込めなかったチームが先頭を引く。パールイズミ・スミタ・ラバネロ、チーム右京、なるしまフレンドレーシングチームらで、先頭との差は50秒前後をキープ。追走で辻と松尾修作(VAX RACING)が出るが吸収される。中盤以降はキャノンデール・スペースゼロポイントらがペースアップして差を縮める。70分経過時に3人の35分間にわたる逃げは吸収され、ふたたびアタックの応酬に。

少人数で10秒以内の逃げはできるがすべて吸収される。活発なのは阿部嵩之・入部正太朗・畑中・青柳憲輝(シマノレーシング)、増田成幸・初山翔・中村誠・飯野(宇都宮ブリッツェン)向川尚樹・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)、嶌田義明(チーム右京)、黒岩信允(VAX RACING)、長野耕治(Team MASSA-ANDEX)ら。追走の場面の多くは増田が先頭だ。

決定的な逃げができないまま終盤へ。ラスト2周で野中竜馬(シマノレーシング)がアタックするが約半周で吸収、そして最終周回へ。上りで才田直人(Peugeot Cycles Nippon)がアタック、これを畑中と飯野がかわして先頭に出るがこれも吸収、40人以上の集団でゴールを向かえる。

ゴール前の直線をリードしたのは窪木。ここからヴィズィアックがスパートを開始する。さらに廣瀬が迫るがヴィズィアックが残って優勝。ヴィズィアックは9月のロードチャンピオンシップに次ぐ2勝目を挙げた。

マトリックス、ブリッツェン、シマノの3チームは、逃げやアタックの場面で必ず参加して他チームとの力の違いを見せ、最後はそれぞれのエースのスプリント勝負に。マトリックスは窪木と向川の動きが功を奏し、ブリッツェンは増田の走力が際立ち廣瀬も僅差のスプリントにまで持ち込んだ。シマノは帰国した阿部の走りが光り他チームの脅威に。

全17戦の今年のJプロツアーも、残すところあと1戦。10月28日(日)の輪島ロード。個人もチームも年間総合優勝をすでに決めている宇都宮ブリッツェンだが、7月15日の石川ロードでの優勝のあとに勝ち星がない。輪島大会は過去4回でシマノは3勝。登坂の厳しいコースの最終戦の行方が注目される。

結果
P1 95分+2周 78.75km
1位 マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)1時間46分05秒(44.53km/h)
2位 廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)
3位 畑中勇介(シマノレーシング)
4位 黒岩信允(VAX RACING)
5位 辻善光(Team UKYO)
6位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン)
7位 長野耕治(Team MASSA-ANDEX)+01秒
8位 小畑郁(なるしまフレンドレーシングチーム)
9位 小室雅成(キャノンデール・スペースゼロポイント)
10位 鈴木近成(ボンシャンス飯田JPT)

Jプロツアーリーダー 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 安原大貴(マトリックスパワータグ)

F 40分+2周 30.00km
1位 川崎麻美(バルバクラブ)51分05秒
2位 森本朱美(スミタ・ラバネロ)
3位 二口早紀(バルバクラブ)

Jフェミニンリーダー 高橋奈美(Vitesse-Serotta-Feminin)

E1 45.00km
1位 末永周平(明治大学自転車部)1時間04分33秒
2位 野口忍(TEAM☆ルパン・ttm)
3位 井上人志(クラブシルベスト)
4位 島沢由紀夫(ミソノイレーシングチーム)
5位 今井雄輝(EURO-WORKS Racing)
6位 光山英典(天狗党)

E2 33.75km
1位 日野林雄大(masahikomifune.com CyclingTeam)48分34秒
2位 山口忠行(チームサイクルプラス)
3位 川田優作(TEAM MILANO)
4位 松本龍介(ZippyタケウチRC)
5位 田口直史(EURO-WORKS Racing)
6位 長瀬広俊(岩井商会レーシング)

E3 1組 33.75km
1位 内田新二(CARO SPORT)49分50秒
2位 高田英樹(VC Fukuoka)
3位 安藤大輔(NFCC-COMPETITION)
4位 徳王丸雄貴(EsperanceStage我逢人)
5位 野田巨樹(マルコADONパンターニ)
6位 柿本泰延(Sakatani Racing)

E3 2組 33.75km
1位 長尾俊樹(チームヤマシゲ)50分15秒
2位 木本慎也(ネクストリーム)
3位 蓑原大介(VC Fukuoka)
4位 阿部直英(竹芝サイクルレーシング)
5位 江川哲治(VC Fukuoka)
6位 中村彰伸(Team Maru Vero)

photo&text:高木秀彰
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