2011年7月2日、第98回ツール・ド・フランスが開幕した。初日の第1ステージは登りスプリントに持ち込まれ、勇敢にも早めに仕掛けたフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)が圧勝。自身初のツールステージ優勝とマイヨジョーヌを同時に手にした。またこの日は落車が多発し、多くの有力候補が遅れてゴールする事態に。

登りスプリントで先行するフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)登りスプリントで先行するフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) photo:Cor Vos両手を広げてゴールに飛び込むフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)両手を広げてゴールに飛び込むフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) photo:Cor Vos


ラスト9km地点で発生した大落車の影響で、アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)やアンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)、ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)、サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)らが1分20秒遅れてゴール(ラスト2.2kmでの落車に巻き込まれたAシュレクとウィギンズはタイム差無し)。波乱のツール幕開けとなった。

詳しくは後ほどレースレポートでお伝えします。

ツール・ド・フランス2011第1ステージ結果
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)4h41'31"
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)   +03"
3位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)     +06"
4位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)
5位 ユルゲン・ファンデワール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)
6位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
7位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック)
8位 レイン・ターラマエ(エストニア、コフィディス)
9位 クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック)
10位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)

text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos

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