フランスで最も古いスポーツ用品メーカーとして知られるルコックスポルティフが、ツール・ド・フランス主催者A.S.O.(アモリー・スポーツ・オルガニザシオン)と協賛契約を結んだ。2012年、ルコックスポルティフ製のマイヨジョーヌが復活する。A.S.O.が6月7日に発表した。

ルコックスポルティフ社製のマイヨジョーヌを着るベルナール・イノールコックスポルティフ社製のマイヨジョーヌを着るベルナール・イノー photo:Cor Vosツール・ド・フランスは1951年に初めてルコックスポルティフ社のジャージを採用し、12のナショナルチームがルコックスポルティフのジャージを着て走った。1966年に同社はマイヨジョーヌのオフィシャルサプライヤーとして採用されている。

ルコックスポルティフ社は40年間に渡ってツールのサプライヤーを務め、ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノーらがルコックスポルティフのロゴ入りジャージを着用した。

そして2012年、ルコックスポルティフ社は誕生130年を記念し、マイヨジョーヌ、マイヨヴェール、マイヨアポワ、マイヨブランの4賞ジャージを手がけることに。デザインは今年10月に発表される予定。ツール以外にも、ブエルタ・ア・エスパーニャやパリ〜ルーベ、パリ〜ニース、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネでもパートナーを務める。