イエローのニュートラルサポートカーでおなじみのマヴィックが、国内で新たに“SSCチーム”を結成してサポート活動を行うことを発表した。

マヴィック・ニュートラルサービス“SSCチームマヴィック・ニュートラルサービス“SSCチーム photo:Hideaki.TAKAGIマヴィックが行うニュートラルサービスは、パンクやホイールトラブルなどのメカニカルトラブルで遅れる選手に対して、チームに関係なく公平に器材サポートを行うサービスだ。”SSC"とは、「スペシャル・サービス・コース」の略称。

歴史的には、1973年、レース中にマヴィックのブルーノ・ゴーマン社長がチームのスポーツマネージャーに自分のクルマを貸したことがきっかけとなり始まった。このニュートラルサービスは、チームや国籍、レースでのポジションに関係なく、ニュートラル(中立)な立場でサポート。レース中は主要集団に随行し、チームカーからのアシストが受けれない状況の際にもホイールや代替バイクを迅速に選手に供給する役割を果たす。

日本でも富士重工業㈱とスズキ㈱の協力により、マヴィックイエローにカラーリングされた“マヴィックカー”とオートバイタイプの“モトマヴィック”が、国内の主要レースやイベントで活躍している。

新体制でニュートラルサービスを専門に行う“SSCチーム”には、今季よりスバル・エクシーガがニュートラルカーに新規導入される。

5月28~31日に開催されるTOUR de 熊野では、初のフルサポート体制である2台のマヴィックカーとモトマヴィック、そしてSSCチームによるニュートラルサービスが実施される。
28日にはSSCチーム発足・記者発表会も行われる予定だ。

マヴィックイエローの新車両、スバル・エクシーガが登場するマヴィックイエローの新車両、スバル・エクシーガが登場する

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