2011年2月17日、アジア自転車競技選手権大会エリート男子個人タイムトライアルが行なわれ、オイゲン・ワッケル(キルギス)が優勝。新城幸也(ユーロップカー)が1分37秒差の4位に入った。

エリート男子個人TTでトップと1分37秒差の4位に入った新城幸也(ユーロップカー)エリート男子個人TTでトップと1分37秒差の4位に入った新城幸也(ユーロップカー) photo:Kenji Nakamuraタイ・ナコンラチャシマで開催されているアジア選手権のロード2日目、エリート男子個人TTが46kmコースで開催された。

日本から唯一参戦した新城幸也は、1組目を終えた時点で暫定トップ。先にスタートした選手たちを全員抜き去る走りを見せたが、2組目のオイゲン・ワッケル(キルギス)、ディミトリ・グルージェフ(カザフスタン)、ホセイン・アスカリ(イラン)にタイムを塗り替えられ、惜しくもメダル獲得を逃した。

優勝したワッケルは36歳のベテラン。2007年と2008年大会に続く3度目のアジア選手権個人TT制覇を果たした。

翌18日にはジュニア男子とエリート女子の個人ロードレースが行なわれる。ジュニア男子レースには久保田元気(福島・学法石川高校)と西村大輝(東京・昭和第一学園高校)、内野直也(埼玉・湘南ベルマーレ)が、エリート女子レースには上野みなみ(青森・鹿屋体育大学)と明珍裕子(岐阜・朝日大学)が出場する予定だ。

アジア選手権2011エリート男子個人TT結果(46km)
1位 オイゲン・ワッケル(キルギス)         56'51"70
2位 ディミトリ・グルージェフ(カザフスタン)    58'04"02
3位 ホセイン・アスカリ(イラン)          58'08"48
4位 新城幸也(ユーロップカー)           58'28"02
5位 ムラチジャン・ハルムラトフ(ウズベキスタン)  58'48"02
6位 ン・ヨンリ(マレーシア)           1h01'32"23
7位 ミントゥイー・ブイ(ベトナム)        1h03'10"80
8位 サイドアフメド・アラウィ(ブルネイ)     1h03'15"02
9位 マルクス・レオン(シンガポール)       1h04'18"71
10位 シューワイ・コー(香港)           1h05'18"07

text:Kei Tsuji
photo:Kenji Nakamura

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