2009年3月29日、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターにおいて第49回 社会人対抗ロードレース大会が行われ、最上級のクラスAではブリヂストンアンカーの普及原 奨が優勝、チーム戦では愛三工業レーシングが優勝した。

クラスB(赤キャップ)とクラスJ(青キャップ)の集団クラスB(赤キャップ)とクラスJ(青キャップ)の集団 photo:Haruo.Fukushimaこの大会は翌週に控えたチャレンジロードと同じ、5kmサーキットを左回り(正周り)で行われた。(ただし今大会は秀峰亭ゴール)。

管制塔前をスタートするクラスAの集団。今回は左回り(正周り)管制塔前をスタートするクラスAの集団。今回は左回り(正周り) photo:Haruo.FukushimaこのコースをクラスC(1周のラップタイム10分台の選手)と、女子を対象としたクラスFは4周半(23.5km)、クラスB(1周のラップタイム9分台の選手)は6周半(33.5km)、ジュニア選手対象のクラスJが8周半(43.5km)、男子登録者を対象としたクラスAは10周半(53.5km)する。

クラスAのメイン集団クラスAのメイン集団 photo:Haruo.FukushimaまたクラスAは3名のチーム編成で、それぞれ上位2名の順位の合計で争われる(順位の合計の少なさで争う)チーム戦も行われ、ブリヂストンアンカー、愛三工業レーシング、パールイズミ・スミタ・ラバネロなどのJサイクルツアー登録チームも参戦した。

ブリヂストンアンカー嶌田とスミタ・ラバネロ・パールイズミ平塚が集団をリードするブリヂストンアンカー嶌田とスミタ・ラバネロ・パールイズミ平塚が集団をリードする photo:Haruo.FukushimaそのクラスAのレースは、序盤からブリヂストンアンカーの嶌田義明、パールイズミ・スミタ・ラバネロの平塚吉光が集団をリードしたが、その差はなかなか広がらないまま進行し、中盤で吸収された。

しかしレース後半に入って再び嶌田がアタックし独走、これを最終周回で同じくブリヂストンアンカーの普久原 奨が追走して嶌田に合流し、秀峰亭でのゴール勝負で嶌田を振切って優勝した。2位に嶌田、3位には愛三工業レーシングの綾部勇成が入った。

ブリヂストンアンカーはクラスF(女子)でも森田正美が優勝した。

クラスAの入賞者たちクラスAの入賞者たち photo:Haruo.Fukushima

優勝した普久原 奨選手(ブリヂストンアンカー)のコメント


「今日はブジヂストンアンカーの選手も多かったので、誰かが勝てれば良いと思っていました。個人的には上りでどの程度走れるのか試したかったので、終盤に集団の動きが止ったところで思い切ってアタックしました。来週のチャレンジロードももちろん狙っていきます。その後はTOJで全日本、そしてツール・ド・沖縄も目指して頑張っていきます」。

クラスFの優勝は森田正美(ブジヂストンアンカー)、2位は井上玲美(チームコラテック)クラスFの優勝は森田正美(ブジヂストンアンカー)、2位は井上玲美(チームコラテック) photo:Haruo.Fukushima

クラスFで優勝した森田正美選手(ブリヂストンアンカー)のコメント


「昨年はけがでレースから遠ざかっていました。今日は久々のレースだったので、レース勘を取戻したいと思いながらスタートしましたが、男子の選手にも引っ張られながら走ることができ、とても良い感触を掴みました。来週のチャレンジロードはまだ様子を見ながらの走りになると思いますが、今年は全日本チャンピオンを目標に頑張ります」。
クラスBの入賞者たちクラスBの入賞者たち photo:Haruo.Fukushima
クラスCの入賞者たちクラスCの入賞者たち photo:Haruo.Fukushima

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