国土交通省自転車活用推進本部が「第3次ナショナルサイクルルート指定式」を開催。福島県「ふくしま浜通りサイクルルート」、山梨県・静岡県「フジイチ」、新潟県「雪国魚沼 Golden Cycle Route」、石川県「いしかわ里山里海サイクリングルート」、鳥取県「鳥取うみなみロード」、熊本県「あまいち」の6ルートを新たに指定した。

ふくしま浜通りサイクルルート 関係者の皆さん
ナショナルサイクルルートとは「日本を代表し世界に誇りうるサイクリングルート」として国が認定するもので、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすことなどの条件がある。今回が5年ぶり・3回目の指定で、今回は一度の指定数として過去最多となる6つの新ルートが指定された。2019年の制度導入からこれまでに6ルートが指定されており、これで全国12ルートとなった。

自転車活用推進本部長 金子恭之国土交通大臣 
田中理恵さんが新・自転車アンバサダーに任命
国土交通省中央合同庁舎で開催された指定式では、新たに加わった6地域各ルートの関係者に指定証が手渡された。また、元体操選手の田中理恵さんが新・自転車アンバサダーに任命され、今後のPRの任につく。
自転車活用推進本部長を務める金子恭之国土交通大臣は、今回指定された6ルートについて「各地の多様な自然、歴史、文化、食の魅力を体感できる、それぞれ個性あふれる世界に誇れるサイクリングルート」と評した。また、「自転車は地域交通や脱炭素、健康増進だけでなく、観光振興にも貢献する重要な交通手段。サイクルツーリズムは地域の魅力を広く発信し、地域活性化につなげる取り組みとしてその重要性が一層高まっている」と話した。
■第3次ナショナルサイクルルート 新6ルート
ふくしま浜通りサイクルルート 179km 福島県いわき市〜新地町
フジイチ 163km 静岡県富士宮市(道の駅朝霧高原)〜富士山一周
雪国魚沼 Golden Cycle Route 193km 新潟県南魚沼市
いしかわ里山里海サイクリングロード 517km 石川県加賀市〜七尾市
鳥取うみなみロード 152km 鳥取県岩美町(JR東浜駅)〜境港市(JR境港駅)
あまいち 152km 熊本県宇城市〜天草市
ふくしま浜通りサイクルルート(福島県)

ふくしま浜通りサイクルルート
福島県いわき市から新地町まで、太平洋沿岸の「浜通り地域」を南北に結ぶ179km。広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、南相馬市、相馬市などを経由する、愛称「「浜サイ」。海岸風景、海鮮を中心とした食を楽しみつつ、復興関連施設を訪問。東日本大震災と原子力災害から復興へ歩む地域の現在を体感する「ホープツーリズム」を発信していく。
https://hamadori-cycle.jp/
フジイチ(山梨県、静岡県)

フジイチ
山梨県と静岡県にまたがる富士山を一周する163kmの周回ルート。静岡県富士宮市を発着点に、富士市・御殿場市・裾野市・小山町、山梨県富士吉田市・身延町・忍野村・山中湖村・鳴沢村・富士河口湖町を経由。富士山を360度の角度から眺めつつ、山梨県側では忍野の湧水や富士五湖、吉田のうどん、静岡県側では朝霧高原、富士宮焼きそばなどのを楽しめる。山梨県と静岡県が連携して、走行環境や案内機能、受け入れ体制の充実と、国内外への情報発信を進める。
https://www.yamanashi-kankou.jp/fujiichi/index.html
雪国魚沼 Golden Cycle Route(新潟県)

雪国魚沼 Golden Cycle Route
新潟県南魚沼市〜湯沢町に八の字状に設定された193kmの周回ルート。雪国の自然と米どころの暮らしと食文化を体感。春の水田に映る水鏡、夏の田園、秋の黄金色に輝く稲穂、冬の「しみわたり」と呼ぶ雪上ライドなど、四季を通じたを景観を楽しむ。歴史ある街道には温泉や酒蔵なども多く、食や日本酒とサイクリングを組み合わせた雪国の魅力を発信する。
https://yukiguni-gcr.jp/
いしかわ里山里海サイクリングルート(石川県、能登半島)

いしかわ里山里海サイクリングロード
石川県加賀市〜七尾市の517kmのルート。金沢をゲートウェイとし、加賀から能登までの里山と里海を巡る。白米千枚田など、世界農業遺産の能登の里山と里海、日本海沿岸の海岸線や漁村、田園風景を楽しむ。加賀地域の白山を望む景観や手取川周辺の自然、廃線跡を利用した自転車道など。能登半島地震からの復興のなかばだが、地震によって隆起した海岸線など変化した地形や自然、復興すすむ能登の今を体感できるルートで、地域活性化と創造的復興につなげる。
https://www.pref.ishikawa.jp/michi/cycling/cycling-web/cycling.html
鳥取うみなみロード(鳥取県)

鳥取うみなみロード
鳥取県岩美町から境港市までの日本海沿岸を東西に結ぶ152km。鳥取市、湯梨浜町、北栄町、琴浦町、大山町、米子市を経由。鳥取砂丘や浦富海岸、西部の弓ヶ浜や大山など変化に富んだ景観が楽しめる。白イカ、牛骨ラーメン、20世紀梨、岩ガキ、マグロなどの食も魅力。ルートと並行して運行されるサイクルトレインや、空港や鉄道駅のサイクリスト受け入れ施設、休憩スポットなど、サイクリストを支援する環境づくりが進んでいる。
https://www.tottori-cycling.jp/archives/16
あまいち(熊本県)

あまいち
熊本県宇城市から天草市までを結ぶ152km。上天草市、天草市、苓北町を経由。美しい海と豊かな海の幸、世界文化遺産の潜伏キリシタン教会が点在する天草地方、三角西港、長崎を巡る。天草西海岸の夕日、イルカウォッチングも。沿線にはmio camino AMAKUSAをはじめサイクルステーション11か所とサイクリスト向け宿泊施設も多く、受け入れ態勢が充実。またフェリー航路を利用して島から島へ、長崎や鹿児島へも渡ることができる。
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/69/257189.html
新自転車アンバサダーに田中理恵さん
新ルート指定の発表に先立ち、元体操日本代表の田中理恵さんの自転車アンバサダー任命式も行われた。田中さんはオリンピアン、トップアスリートとしての経験と発信力を持つことに加え、2児の母として日常的に自転車を活用していることが任命の理由。
買い物や子どもの送り迎えなど、日常的に自転車を利用している田中さんは着任の喜びとともに「これからアンバサダーとしてしっかり自転車の楽しさやサイクリングの楽しさを発信できるよう頑張っていきたい」と話し、トークショーでは自身の自転車体験を語った。
text:Makoto AYANO

ナショナルサイクルルートとは「日本を代表し世界に誇りうるサイクリングルート」として国が認定するもので、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすことなどの条件がある。今回が5年ぶり・3回目の指定で、今回は一度の指定数として過去最多となる6つの新ルートが指定された。2019年の制度導入からこれまでに6ルートが指定されており、これで全国12ルートとなった。


国土交通省中央合同庁舎で開催された指定式では、新たに加わった6地域各ルートの関係者に指定証が手渡された。また、元体操選手の田中理恵さんが新・自転車アンバサダーに任命され、今後のPRの任につく。
自転車活用推進本部長を務める金子恭之国土交通大臣は、今回指定された6ルートについて「各地の多様な自然、歴史、文化、食の魅力を体感できる、それぞれ個性あふれる世界に誇れるサイクリングルート」と評した。また、「自転車は地域交通や脱炭素、健康増進だけでなく、観光振興にも貢献する重要な交通手段。サイクルツーリズムは地域の魅力を広く発信し、地域活性化につなげる取り組みとしてその重要性が一層高まっている」と話した。
■第3次ナショナルサイクルルート 新6ルート
ふくしま浜通りサイクルルート 179km 福島県いわき市〜新地町
フジイチ 163km 静岡県富士宮市(道の駅朝霧高原)〜富士山一周
雪国魚沼 Golden Cycle Route 193km 新潟県南魚沼市
いしかわ里山里海サイクリングロード 517km 石川県加賀市〜七尾市
鳥取うみなみロード 152km 鳥取県岩美町(JR東浜駅)〜境港市(JR境港駅)
あまいち 152km 熊本県宇城市〜天草市
ふくしま浜通りサイクルルート(福島県)

福島県いわき市から新地町まで、太平洋沿岸の「浜通り地域」を南北に結ぶ179km。広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、南相馬市、相馬市などを経由する、愛称「「浜サイ」。海岸風景、海鮮を中心とした食を楽しみつつ、復興関連施設を訪問。東日本大震災と原子力災害から復興へ歩む地域の現在を体感する「ホープツーリズム」を発信していく。
https://hamadori-cycle.jp/
フジイチ(山梨県、静岡県)

山梨県と静岡県にまたがる富士山を一周する163kmの周回ルート。静岡県富士宮市を発着点に、富士市・御殿場市・裾野市・小山町、山梨県富士吉田市・身延町・忍野村・山中湖村・鳴沢村・富士河口湖町を経由。富士山を360度の角度から眺めつつ、山梨県側では忍野の湧水や富士五湖、吉田のうどん、静岡県側では朝霧高原、富士宮焼きそばなどのを楽しめる。山梨県と静岡県が連携して、走行環境や案内機能、受け入れ体制の充実と、国内外への情報発信を進める。
https://www.yamanashi-kankou.jp/fujiichi/index.html
雪国魚沼 Golden Cycle Route(新潟県)

新潟県南魚沼市〜湯沢町に八の字状に設定された193kmの周回ルート。雪国の自然と米どころの暮らしと食文化を体感。春の水田に映る水鏡、夏の田園、秋の黄金色に輝く稲穂、冬の「しみわたり」と呼ぶ雪上ライドなど、四季を通じたを景観を楽しむ。歴史ある街道には温泉や酒蔵なども多く、食や日本酒とサイクリングを組み合わせた雪国の魅力を発信する。
https://yukiguni-gcr.jp/
いしかわ里山里海サイクリングルート(石川県、能登半島)

石川県加賀市〜七尾市の517kmのルート。金沢をゲートウェイとし、加賀から能登までの里山と里海を巡る。白米千枚田など、世界農業遺産の能登の里山と里海、日本海沿岸の海岸線や漁村、田園風景を楽しむ。加賀地域の白山を望む景観や手取川周辺の自然、廃線跡を利用した自転車道など。能登半島地震からの復興のなかばだが、地震によって隆起した海岸線など変化した地形や自然、復興すすむ能登の今を体感できるルートで、地域活性化と創造的復興につなげる。
https://www.pref.ishikawa.jp/michi/cycling/cycling-web/cycling.html
鳥取うみなみロード(鳥取県)

鳥取県岩美町から境港市までの日本海沿岸を東西に結ぶ152km。鳥取市、湯梨浜町、北栄町、琴浦町、大山町、米子市を経由。鳥取砂丘や浦富海岸、西部の弓ヶ浜や大山など変化に富んだ景観が楽しめる。白イカ、牛骨ラーメン、20世紀梨、岩ガキ、マグロなどの食も魅力。ルートと並行して運行されるサイクルトレインや、空港や鉄道駅のサイクリスト受け入れ施設、休憩スポットなど、サイクリストを支援する環境づくりが進んでいる。
https://www.tottori-cycling.jp/archives/16
あまいち(熊本県)

熊本県宇城市から天草市までを結ぶ152km。上天草市、天草市、苓北町を経由。美しい海と豊かな海の幸、世界文化遺産の潜伏キリシタン教会が点在する天草地方、三角西港、長崎を巡る。天草西海岸の夕日、イルカウォッチングも。沿線にはmio camino AMAKUSAをはじめサイクルステーション11か所とサイクリスト向け宿泊施設も多く、受け入れ態勢が充実。またフェリー航路を利用して島から島へ、長崎や鹿児島へも渡ることができる。
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/69/257189.html
新自転車アンバサダーに田中理恵さん
新ルート指定の発表に先立ち、元体操日本代表の田中理恵さんの自転車アンバサダー任命式も行われた。田中さんはオリンピアン、トップアスリートとしての経験と発信力を持つことに加え、2児の母として日常的に自転車を活用していることが任命の理由。
買い物や子どもの送り迎えなど、日常的に自転車を利用している田中さんは着任の喜びとともに「これからアンバサダーとしてしっかり自転車の楽しさやサイクリングの楽しさを発信できるよう頑張っていきたい」と話し、トークショーでは自身の自転車体験を語った。
text:Makoto AYANO
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