プロ初勝利を確信し、ガッツポーズした直後の落車。スイスのGPギッピンゲンでリアム・スロック(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ)が「一生ネタにできる」と自身が語る形で、プロ初勝利を手に入れた。
スロックが勝利したのは、6月14日にスイスで行われたGPギッピンゲンというワンデーレース。1クラスだが、3日後に開幕するツール・ド・スイス(UCIワールドツアー)の前哨戦でもあるため、歴代優勝者には名選手の名前がずらりと並ぶ。今年もリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)やジュリアン・アラフィリップ(フランス、チューダープロサイクリング)など豪華メンバーが出場した。

勝利を確信し、頭を抱えたリアム・スロック(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) photo:CorVos
コースは7.1kmのRotbergを含む周回コースで争われる、パンチャー向きの173.8km。8名の逃げ集団を捉えたメイン集団ではアタックが繰り返され、最後の丘でカラパスとアレクサンドル・ウラソフ(ロシア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が抜け出し、スロックが合流して3名にする。そして勝負は最終ストレートまでもつれ込み、真っ先にスプリントを開始したスロックが後続2名を引き離した。
フィニッシュ手前にやってきたスロックは勝利を確信し、ガッツポーズの直後に後方を確認。そして再びハンドルから手を離すと、信じられないとばかりに頭に両手を当てる。その直後、本人いわく「信じられないほど強い風にハンドルを取られた」と語るようにバランスを崩して落車。しかしスロックは倒れながらも身体ごとフィニッシュラインを通過していたため、勝利を取りこぼすことはなかった。

落車しながらも、フィニッシュラインを越えたリアム・スロック(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) photo:CorVos

強豪の2名を抑え、プロ初勝利を飾ったリアム・スロック(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) photo:CorVos
ロットの育成チームから2023年にプロデビューし、25歳のスロックが掴んだプロ初勝利。「額に入れて飾りたい話(一生ネタにできる話)だけど、この勝利が本当に嬉しい」と語ったスロック。チームの公式発表によると擦過傷と腰の痛みはあるものの、大きな怪我はないという。
「勝利を逃していたら今年最大の失敗映像になっていただろう」と笑うスロック。「終盤にウラソフとカラパスがアタックし、そこにブリッジすることができた。トップ選手の2名による飛び出しだったので(追いつくのに)かなり脚を使ったが、その後温存できれば勝てるかもしれないと思った」と、本人だけでなく多くのファンも忘れないであろう勝利を振り返った。
スロックが勝利したのは、6月14日にスイスで行われたGPギッピンゲンというワンデーレース。1クラスだが、3日後に開幕するツール・ド・スイス(UCIワールドツアー)の前哨戦でもあるため、歴代優勝者には名選手の名前がずらりと並ぶ。今年もリチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト)やジュリアン・アラフィリップ(フランス、チューダープロサイクリング)など豪華メンバーが出場した。

コースは7.1kmのRotbergを含む周回コースで争われる、パンチャー向きの173.8km。8名の逃げ集団を捉えたメイン集団ではアタックが繰り返され、最後の丘でカラパスとアレクサンドル・ウラソフ(ロシア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が抜け出し、スロックが合流して3名にする。そして勝負は最終ストレートまでもつれ込み、真っ先にスプリントを開始したスロックが後続2名を引き離した。
フィニッシュ手前にやってきたスロックは勝利を確信し、ガッツポーズの直後に後方を確認。そして再びハンドルから手を離すと、信じられないとばかりに頭に両手を当てる。その直後、本人いわく「信じられないほど強い風にハンドルを取られた」と語るようにバランスを崩して落車。しかしスロックは倒れながらも身体ごとフィニッシュラインを通過していたため、勝利を取りこぼすことはなかった。


ロットの育成チームから2023年にプロデビューし、25歳のスロックが掴んだプロ初勝利。「額に入れて飾りたい話(一生ネタにできる話)だけど、この勝利が本当に嬉しい」と語ったスロック。チームの公式発表によると擦過傷と腰の痛みはあるものの、大きな怪我はないという。
「勝利を逃していたら今年最大の失敗映像になっていただろう」と笑うスロック。「終盤にウラソフとカラパスがアタックし、そこにブリッジすることができた。トップ選手の2名による飛び出しだったので(追いつくのに)かなり脚を使ったが、その後温存できれば勝てるかもしれないと思った」と、本人だけでなく多くのファンも忘れないであろう勝利を振り返った。
GPギッピンゲン2026結果
| 1位 | リアム・スロック(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) | 4:15:24 |
| 2位 | アレクサンドル・ウラソフ(ロシア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 3位 | リチャル・カラパス(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト) | +0:01 |
| 4位 | ティボー・ネイス(ベルギー、リドル・トレック) | +0:03 |
| 5位 | ジュリアン・アラフィリップ(フランス、チューダープロサイクリング) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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