炎天下の全日本ロード女子エリートを小林あか里が圧倒的独走で制する U23は山下歩希

6月21日（土）午後に行われた全日本選手権ロード女子エリート+U23は、今季オランダのロードチームに所属して走る小林あか里（MtD Ladies）が圧倒的な独走で勝利。U23は山下歩希（弱虫ペダルサイクリングチーム） がタイトルを獲得した。

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土曜の午後、定刻12時30分にスタートしたロード女子エリート+U23。午後にかけて気温が上がり、過酷さを増す気象条件を考慮して8周回に変更しての開催となった。

レースが折り返しを迎えた4周終了時、ホームストレートの上りでアタックした小林あか里（MtD Ladies）が後続に大きな差をつけて残り周回に入る。追走するのは河田朱里（Infinity style）、石井嘉子 （honeyB BIKEBAJU）、
阿部花梨（イナーメ信濃山形-F）の3人。

ラップタイム17分前半で飛ばし続ける小林と後続の差は広がり続け、残り3周の時点でメイン集団とは6分差にまで広がる。最終ラップへ入れたのは17人。

早めに飛び出したこと、そして厳しい暑さによる発汗のため終盤は脚が攣り続けたという小林が最後まで他を圧倒する走りで初の女子エリートタイトルを手にした。2位は最終周前に抜け出した河田朱里が、3位には今季マレーシアのクラブチームで走る石井嘉子が入った。

女子U23は5位でフィニッシュした山下歩希（弱虫ペダルサイクリングチーム）が最先着となり、全日本チャンピオンとなった。

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