ダイアテックがドイツのバックル・自転車アクセサリーブランド「FIDLOCK(フィドロック)」の取り扱いを開始した。マグネット式バックルでお馴染みのブランドで、今回はスマホ用マウントとウォーターボトルを紹介しよう。



フィドロック TWIST (c)ダイアテック

自転車用ヘルメットでも使われることが多くなったフィドロックのバックル。ドイツのブランドであるフィドロックはアパレル業界でOEM製品として採用されていることが多く、そちらで知っている方もいるだろう。

ブランドが誇る最大の特徴は、近づけるだけで吸い付くように固定されるマグネットと、ユーザーが取り外す動作を行わない限りバックルが開放されないシステムだ。その技術を活かした多岐にわたる製品がラインアップされている。

マグネットを備えたベースを取り付けるだけでFIDLOCKを使うことができる (c)ダイアテック

代表的な製品の一つが、ボトルを固定するシステム「TWIST(ツイスト)」。一般的なボトルケージとは異なり、専用のホルダーからボトルをひねるだけで取り出しが可能。装着する時はボトルに搭載されたマウントとフレーム側のホルダーに近づけるだけ。ある程度まで近づくとマグネットが自然とボトルを吸い寄せるため、装着ミスなども少なくなっている。

非常に手軽にボトルの脱着が行えるため、走行中の補給が苦手な人にもおすすめだ。さらにマウントも様々な種類が用意されているため、ボトルケージ台座のない自転車やバックパック、ショルダーバッグのストラップにも取り付けられる。

フィドロック PINCLIPで装着するサドルバッグ (c)ダイアテック

フィドロック PINCLIPはヘルメットマウントも用意されている (c)ダイアテック

サドルバッグやアクションカメラを瞬時に脱着できるマウントシステム「PINCLIP(ピンクリップ)」も注目だ。サドルバッグなどは取り外したいシチュエーションも少なからずあり、マウントシステムによっては外しにくいという課題があった。しかし、マグネットと簡単な脱着システムのPINCLIPを使うことで、スムースに脱着でき、中身の確認も容易になる。

他にも注目をしたいのはスマートフォンを固定するシステム「VACUUM(バキューム)」だ。これはスマホケースに搭載した薄いマウントシステムと、ハンドルバーなどに取り付けるマウントのマグネットと吸盤のようなサポーターによってホールドしようとするもの。

VACUUMのコネクタは目立ちすぎない (c)ダイアテック
フィドロック VACUUM (c)ダイアテック


デスク用のマウントも用意されている (c)ダイアテック
自動車用のマウントは非常に便利そうだ (c)ダイアテック



自転車だけではなく車のダッシュボードマウントや机用のマウントなども用意されており、一つのシステムで様々な場所にスマホをホールドさせたい方にぴったりのアイテムとなっている。また、VACUUMのシステムが搭載されたスマホケースに加えて、手持ちのスマホケースに貼り付けるパッチも用意されているのも嬉しい。

この3つのシステムを中心に展開されるフィドロック。各システムには非常に多くのアイテムが用意されているため、是非とも公式WEBサイトをチェックしてもらいたい。




フィドロック TWIST
ラインアップ:ボトルセット(3種類)、ユニコネクターセット(2種類)、ツールボックスセット、エッセンシャルバッグ、サーモスリーブ、コネクター(2種類)、ベース(5種類)
製品情報:https://www.cog.inc/product-category/fidlock/mount-system/twist

フィドロック PINCLIP
ラインアップ:アクションカムマウントセット、アクションカムマウント、サドルバッグセット、サドルベース
製品情報:https://www.cog.inc/fidlock-pinclip

フィドロック VACUUM
ラインアップ:スマホマウント(3種類)、アタッチメント(自転車用4種類、自動車用2種類、その他4種類)
製品情報:https://www.cog.inc/fidlock-vacuum-2

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