JCF(日本自転車競技連盟)は6月13日、パリ2024オリンピックに出場する代表選手を発表した。ロードレースの男子には新城幸也、女子は與那嶺恵理が選出。MTB XCOには川口うらら、BMXレーシングは畠山紗英が内定した。



4大会連続となる五輪出場に内定した新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス) photo:Kei Tsuji

2024年8月3日(土)に開催される、パリ2024オリンピック男子ロードレースの出場メンバーに内定したのは新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)。2012年のロンドンから4大会連続の出場となり、単独でパリを発着地点とする273kmコースに臨む。

一方、8月4日(土)に158kmコースで争われる女子ロードレースに内定したのはスペイン籍の女子プロチーム、ラボラル・クチャ・ファンダシオン・エウスカディに所属する與那嶺恵理。同選手にとって3大会連続の出場となる。

またMTB XCOではマウンテンバイクを中心にロードレースでも活躍する川口うららが、自身初の五輪出場を決めた。

自身初となる五輪出場を決めた川口うらら photo:Makoto AYANO

川口は「高校2年生の時に初めて世界選手権に出場し、世界の舞台で活躍したいと思い、それから7年ほど経ちました。今まで思うように成績が伸びなかったり、メンタルが安定しなかったりとうまく進まなかったときの方が多かったように感じます。それでも、少しずつでも進んでいることを信じてずっと支えてくださった方達のおかげでチャンスをつかむことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と、自身のSNSでコメントしている。

また、BMXレーシングには東京大会から2大会連続出場となる畠山紗英が選出されている。

リザーブ(補欠)選手を含むメンバーは以下の通り。
パリ2024オリンピック日本代表メンバー
男子ロードレース
新城幸也
留目夕陽(リザーブ)
女子ロードレース
與那嶺恵理
牧瀬翼(リザーブ)
MTB XCO
川口うらら
小林あか里(リザーブ)
BMXレーシング
畠山紗英
丹野夏波(リザーブ)