ヴィットリアより完全新作となるロードタイヤ"RIDEARMOR"が登場。その名の通り、鎧のような高い保護性能を持ち、ヴィットリア史上最高の耐久性と耐パンク性を実現した。耐久性と快適性、そして路面を選ばないグリップ力を兼ね備えたオールシーズンタイヤを紹介しよう。



ヴィットリア RIDEARMOR (c)VTJ

レーシングタイヤの大御所として確固たるポジションを築くヴィットリア。ユンボ・リースアバイクも用いるCORSA PROシリーズを筆頭に、RUBINO PROやZAFFIRO PROなど幅広いレンジをカバーするラインアップに新たなタイヤが加わった。

"RIDEARMOR"と名付けられた新作は、鎧を意味するモデル名が示すように、高いプロテクション性能が特徴だ。RIDEARMORは、ヴィットリア史上最高の耐久性と耐パンク性能を有するエンデュランスロードタイヤとして開発されている。

ヴィットリア RIDEARMOR (c)VTJ
特徴的なカッパーカラーのサイドウォール (c)VTJ



通勤や通学で毎日欠かさず走る人々や、日々のトレーニングを真面目にこなすアスリート、多くの荷物を積み目的地を目指すツーリスト。どんな路面状況でも、どんな天気でも走ることを選ぶサイクリストたちをパンクから守る真の「鎧」となるべく、ヴィットリアのエンジニアはRIDEARMORを開発した。

耐久性としなやかさを両立する100TPIナイロンケーシングをベースに、ビードからビードまでをカバーするアンチパンクベルトや追加のサイドウォールレイヤー、そしてビードシールドレイヤーを配置し、耐久性と耐パンク性を極限まで強化することに成功した。強化されたサイドウォールは独特なカッパーカラーとされ、特別な強化モデルであることを視覚的にもアピールしている。

耐久性としなやかさを両立する100TPIナイロンケーシングをベースに様々なプロテクションレイヤーが配置される (c)VTJ

一方で、走行性能のキモとなるコンパウンドにはCORSA PROとN.EXTのために開発されたグラフェン+シリカ・コンパウンドを採用。ドライとウェットどちらの状況においても、優れたグリップ力を発揮し安定感のある走りを実現してくれる。耐久性や快適性にも優れており、荒れた路面でもライダーをダメージから守る役割も果たしてくれる。更に、細い溝が斜めに刻まれるトレッドデザインは低い転がり抵抗とスピードに貢献している。

最高レベルのエンデュランス&プロテクション性能を持つRIDEARMORは、チューブドとチューブレス兼用とされ、26/28/30/32/34/36/38Cと7つのタイヤ幅が用意される。ロードバイクだけでなくシティバイクやグラベルバイクにも有望な選択肢の一つとなるだろう。28C以上のモデルは全てフックレス対応となる。国内では26~32Cが3月末に入荷予定。それ以上の太さのモデルは夏以降となる予定だ。価格は8,998円(税込)。

ヴィットリアの新世代タイヤらしい赤と白の鮮やかなパッケージに包まれる (c)VTJ



ヴィットリア RIDEARMOR
タイヤ幅/重量:26C/355g、28C/375g、30C/400g、32C/435g、34C/440g、36C/455g、38C/475g
カラー:ブラック
ケーシング:ナイロン100TPI
コンパウンド:グラフェン+シリカ
構造:チューブ/TLR(28C以上はフックレス対応)
価格:8,998円(税込)

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