ユンボ・ヴィスマとボーラ・ハンスグローエが同時に2024年の契約を主張したキアン・アイデブルックス(ベルギー)が、ユンボのチームプレゼンに登場。直後にボーラが同選手との契約解除を発表し、本件が落着した。



ヴィスマ・リースアバイクへの移籍が正式に決定したキアン・アイデブルックス(ベルギー) photo:CorVos

キアン・アイデブルックス(ベルギー)がヴィスマ・リースアバイクのジャージ姿で現れたのは、12月21日に行われたチームプレゼンテーションでのこと。その後のインタビューでアイデブルックスは「先週参加したトレーニング合宿でのチームの雰囲気は最高だった。ここにいることができ、とても嬉しいよ」と笑顔で話した。

ユンボ・ヴィスマがアイデブルックスの獲得を発表したのは12月9日のこと。しかしその発表から僅か1時間半後、2年間所属したボーラ・ハンスグローエが「同選手とは2024年末まで契約を結んでいる」と声明を発表した。それに対しアイデブルックスの代理人を務めるマネージメント会社が「ボーラとの契約は12月1日を持って終了している」とコメントするなど、事態が複雑化していた。


アイデブルックスがユンボのチームプレゼンに登場した直後、ボーラ・ハンスグローエはリリースを通してアイデブルックスとの契約が2023年12月31日で終了することを発表。それによりアイデブルックスのユンボ・ヴィスマへの移籍が正式なものとなった。

しかしボーラの代表であるラルフ・デンク氏は、同じリリース内で「複雑な心境となった1日だった」とコメント。「(本件の)急な移籍の打診に驚いた。条件が合い、ルールに則った移籍ならばそれを邪魔するつもりはない。(中略)だが、この件が自転車界で例外となることを願っている。だから今後は契約と規則を尊重し、互いに公平であろう」と本件への不満を表しにした。

text:Sotaro.Arakawa

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