一切中だるみ無しのガチンコ勝負。12回目のジャパンカップクリテリウムは混沌の集団スプリントに持ち込まれ、エドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック)が先着。3連覇を達成した。



逃げグループを作って先行するピッコロやアラフィリップ、エインコールン photo:Yuichiro Hosoda

1周2.25kmのクリテリウムコースを15周回する、合計33.37kmのジャパンカップクリテリウム。序盤からUCIワールドチーム勢がアタックを繰り返したハイスピードレースとなり、どのチームも主導権を奪えないまま最後は混沌の集団スプリントに持ち込まれた。

ジャパンカップクリテリウム3連覇を遂げたエドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック) photo:Yuichiro Hosoda

クリテリウム上位3人。シーハン、トゥーンス、ザングル photo:Yuichiro Hosoda

ジュリアン・アラフィリップ(フランス)を先頭にスーダル・クイックステップ勢が最終コーナーを抜けたものの、昨年大会2位のアクセル・ザングル(フランス、コフィディス)のロングスパートで集団スプリントがスタート。虎視眈々とタイミングを待ち、抜群の伸びでザングルを退けたエドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック)が真っ先にフィニッシュラインを切った。

詳報は追ってレポートします。
ジャパンカップ2023 クリテリウム速報結果
1位 エドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック) 40:59
2位 ライリー・シーハン(アメリカ、イスラエル・プレミアテック)
3位 アクセル・ザングル(フランス、コフィディス)
text:So Isobe
photo:Yuichiro Hosoda