チューブレスタイヤのパイオニアであるハッチンソンが、グラベルタイヤOVERRIDE、TOUAREG、TUNDRAの700x50cサイズをラインアップに加えた。ドライ路面、岩場、泥路面にそれぞれ適したタイヤのワイドサイズが登場したことで、さらに行動範囲が広がっている。



ハッチンソン OVERRIDE 700x50.jpg (c)ポディウム

世界選手権やアンバウンドのようなレース/超長距離ライドイベント、バイクパッキングやキャリアを装備したアドベンチャーツーリング、自宅近くの河川敷を気ままに流す週末のサイクリングまで幅広い楽しみ方があるグラベルライド。遊び方の多様さを表すように路面状況に適したタイヤも非常に多く用意されており、シチュエーションに合わせたパーツアッセンブリを楽しめるのも魅力の一つだ。

自転車用タイヤの老舗ブランド、ハッチンソンもグラベル用タイヤのOVERRIDE、TOUAREG、TUNDRAという3種類を揃えている。

ハッチンソン TOUAREG 700x50.jpg (c)ポディウム

ハッチンソン TUNDRA 700x50.jpg (c)ポディウム

OVERRIDEはドライ路面や湿った路面がどちらも存在するようなシチュエーションのための一本。トレッドの中央部に細かいドットを配置し低い転がり抵抗を備えつつ、サイドに向かうにつれてブロックが大きくなるトレッドパターンでグリップ力を確保していることが特徴で、締まったグラベルや舗装路の割合が多いライドで活躍してくれる性能を備えている。

TOUAREGはタイヤ全体に小ぶりなブロックを敷き詰め、グリップ力と転がり抵抗のバランスを整えたモデルだ。サイドウォールまでノブが張り出されているため、ルーズな路面のコーナリングでもグリップ力を発揮してくれるタイヤに仕上がっていることも特徴だ。ドライ路面はもちろんのこと、大きめの石が転がるような状況でも性能を発揮してくれるだろう。

幅広いタイヤが登場したことで遊べるシチュエーションも広がった (c)ポディウム
転がり抵抗とグリップ力のバランスが整っているTOUAREG (c)ポディウム
泥濘んだ路面でもグリップするTUNDRA (c)ポディウム



3種類の中でも最もヘビーなコンディションにマッチするモデルがTUNDRAだ。マウンテンバイクタイヤのBLACK MANBAからヒントを得たトレッドパターンに設計されており、濡れたマッドコンディションでも泥詰まりしにくく、安定したグリップ力を発揮するタイヤとなっている。

2023年モデルではこれら3種類のタイヤに700x50cというサイズが登場する。グラベルタイヤの主流サイズの40と45Cのラインアップに加えられた幅広いタイヤは、さらに優れたグリップ力や快適性を備えており、それぞれのモデルで楽しめるカバー範囲が広がった。幅広タイヤのキャパシティによって、これまで難易度の高かったセクションも安全に走ることも可能となる。ワイドタイヤでぜひグラベルライドを楽しんでみては。
ハッチンソン グラベルタイヤラインアップ
モデル名 サイズ タイプ 耐パンク コンパウンド 重量 価格
OVERIDE 700 x 50 Tubeless Ready Hardskin Bi-Compound 610 7920円(税込)
TOUAREG 700 x 50 Tubeless Ready Hardskin Bi-Compound 640 8250円(税込)
TUNDRA 700 x 50 Tubeless Ready Hardskin Bi-Compound 680 8250円(税込)
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