ウィリエールからスペシャルオファーの完成車がアナウンスされた。フラッグシップモデル"ZERO SLR"のシマノ ULTERGRA DI2 R8170を搭載した完成車に、税込で約85万円というプライスタグが提げられた。



ウィリエール ZERO SLR(マットブラック、実際の仕様とは異なります) (c)服部産業

様々な要因から価格高騰が続く自転車関連用品。フラッグシップモデルの完成車は約150万となり、セカンドグレードでも100万円を超えるようになり、エントリーグレードから中々ステップアップしにくくなっているのは一つの事実と言っても差し支えはないだろう。そんな状況を顧みた服部産業がウィリエールのスペシャルオファーを発表する。

ウィリエールは昨年にエントリーユーザー向けにGTR-Team Discの105 DI2完成車の特別パッケージを展開したが、今回は先述したようなステップアップを考える方やレースバイクを求める方向けの提案だ。その内容は、フラッグシップモデル「ZERO SLR」のシマノULTEGRA DI2(R8170)完成車の価格が847,000円(税込)というスペシャルなもの。

このプライスタグが提げられたのは、最も軽量に仕上がるというマットブラックのフレーム。展開される数量はSサイズ:1台、Mサイズ:2台、Lサイズ:1台の合計4台だ。ホイールこそローグレードの物がアセンブルされているとのことだが、フラッグシップフレームセット+ZERO BAR(ステム一体型ハンドルバー)+コンポーネントの高いバリューを考えると、この機会を逃さない手はない。

ZERO SLRはグランツールに登場するような難易度の高いヒルクライムのために開発されたモデル。HUS-MODと呼ばれるカーボンと液晶ポリマーを組み合わせた独自素材を採用することで、フレーム重量780gという軽量性とレーススペックの剛性、強度を実現したウィリエールの今を代表する1台だ。

ヒルクライムレースやアップダウンが多いロードレースで一段高いパフォーマンスを発揮したいレーサーにおすすめ。テクノロジーやインタビューでZERO SLRの魅力に迫った4ページの特集はこちら、ショップ店長によるインプレッションはこちら。ピンと来た方はウィリエール取扱店に今すぐ確認したほうが良さそうだ。



ウィリエール ZERO SLR
コンポーネント:シマノ ULTEGRA DI2(R8170)
ホイール:Drais RX1.0
カラー:マットブラック
サイズ:S(1台)、M(2台)、L(3台)
価格:847,000円(税込)

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