アメリカ籍のコンチネンタルチームであるEFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームが2023年シーズンに臨む16名のメンバーを公開。仮屋和駿や山田拓海、橋川丈など新加入選手たちが、トップチームと交わりながらプロを目指し尽力していく。



トップチームから加入したミケル・ヴァルグレン(デンマーク)トップチームから加入したミケル・ヴァルグレン(デンマーク) photo:CorVos
スペイン・ジローナを拠点に活動するアメリカ籍のコンチネンタルチーム「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム」が、2023年シーズンに向けた世界8ヶ国から集まった全16名のメンバーを発表した。日本企業NIPPOが引き続きタイトルスポンサーを務めるチームには織田聖や門田祐輔、留目夕陽などの継続選手に加え、U23日本チャンピオンである仮屋和駿や山田拓海、橋川丈などの新規メンバーが加入する。

更にトップチームであるEFエデュケーション・イージーポストから2018年にオンループ・ヘットニュースブラッドとアムステルゴールドレースを制したミケル・ヴァルグレン(デンマーク)が移籍。今年6月のルート・ド・オクシタニーで落車し、骨盤骨折や前十字靭帯と鎖骨中線、膝の半月板損傷からの復帰を目指す30歳のヴァルグレンは、怪我の回復に努めながらも若手選手たちにその経験を伝える役割を担う。

新加入となったロード日本選手権U23王者の仮屋和駿新加入となったロード日本選手権U23王者の仮屋和駿 photo:Satoru Kato
同じく新加入の山田拓海同じく新加入の山田拓海 photo:Satoru Katoツール・ド・ランカウイではトップチームと共に走った留目夕陽ツール・ド・ランカウイではトップチームと共に走った留目夕陽 photo:CorVos

またマウンテンバイク選手でMTBワールドカップのXCCで総合優勝に輝いたアラン・ハースリー(南アフリカ)が加入するなど、チームのコンセプト通りU23の若手中心ではありながらも多種多様な選手による布陣となった。

リリースでは今年のジャパンカップやツール・ド・ランカウイで同チームの所属選手がトップチームと同じチームで出場するなど引き続き連携していく。チームは1月にスペイン・カルペで行うトレーニング合宿で活動を開始し、1月23日に開幕するアフリカのガボン共和国で行われるラ・トロピカル・アミッサ ボンゴ(UCI.2.1)でシーズン開幕を迎える予定だ。
2023年EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム所属選手
U23
ヘンリク・フェルハイム(ノルウェー/新加入)
橋川丈(新加入)
ルカ・ジェニー(スイス)
仮屋和駿(新加入)
テイラー・ラング(南アフリカ/新加入)
キヤ・ロゴラ(エチオピア/新加入)
留目夕陽
ヤコブ・トゥピリク(チェコ/新加入)
山田拓海(新加入)
エリート
門田祐輔
織田 聖
トビアス・ペリー(イギリス/新加入)
マルク・プリッツェン(南アフリカ/新加入)
フェリックス・スティリ(スイス)
ミケル・ヴァルグレン(デンマーク/新加入)
MTB
アラン・ハースリー(南アフリカ/新加入)
text:Sotaro.Arakawa

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