2022/12/04(日) - 17:43
ウィンタースポーツ用ギアも手がけるスウェーデンのPOCから、ゴーグルとサングラスの技術を掛け合わせたアイウェアのDEVOUR（デヴォア）をピックアップ。グローバルモデルに加え、アジアンフィットモデルも用意されており、大型レンズながら快適に着用できることが魅力の一本だ。
POC DEVOUR AF
POCのアイウェアといえばASPIREのように大型レンズを備えていることが特徴で、ASPIREに負けない大きなレンズを備えているモデルがDEVOUR。レンズの形状はほぼウィンタースポーツやMTB用のゴーグルのようで、横幅非常に広いレンズはフレームからはみ出すほど。高さも非常にあり、顔の大部分をカバーする一本だ。
レンズをホールドする仕組みも非常にユニークな設計で、レンズ上部と下部を小さなパーツで挟み込む程度。一見するとリムレスのようなルックスだが、実際はレンズ裏側にはフルリムのフレームが隠されている。大きなレンズでフレームすら覆っていることがDEVOURの特徴だ。
フルリムのフレームによって剛性を確保している
テレスコピックのテンプルはフィット感を調整できる
フルリムのメリットはフレームの剛性を確保することができ、アイウェアのホールド力がリムレスに対して高いこと。優れたフィット性を実現することで、重量が増しがちな大型レンズのアイウェアでもライド中にずれにくくなっている。また、アクシデント時にアイウェアが破損しにくく、顔をしっかりと守ってくれる。
また、調節できるノーズピースと、往年のアイウェアをイメージさせるテレスコピックのテンプルによって、ライダーの頭部に合わせることが可能。テンプルエンドが屈曲していることも相まってヘルメットのシェルやサポーターと干渉しにくいデザインもポイントだ。国内で展開されるDEVOURはAFというアジアンフィットモデルとなっているため、日本人でもフィットするようにデザインされた。
レンズ上部には通気口が設けられている
フレームとレンズには空気の通り道が作られている
レンズの内側に溜まりやすい熱気を外側に逃すためにPOCは、レンズとフレームとの間に隙間を生み出した。また、レンズの上部にもベンチレーションホールを設け、レンズの曇りを防止している。
POCのレンズはほぼ全てカールツァイスとの共同開発品であり、確かな技術力に裏付けられた歪みのないクリアな視界をライダーに提供。さらにコントラストと鮮やかさを強調し、路面の状況を把握しやすくしていることも特徴だ。また、UVカット機能も有しており、目へのダメージを最小限にとどめられることが特徴だ。さらに汚れや水分、油分がレンズに付着しにくく、水での洗浄を行いやすくするRi-Pel疎水性・疎油性処理やアンチスクラッチ処理が施されている。
日本国内で展開されるDEVOURはグローバルフィットとアジアンフィットの2種類。一見したところでは同じフレームなのだが、アジアンフィットモデルはフレーム幅やノーズパッドの厚みなどがアレンジされており、顔幅が広く、鼻が低い方でも快適な着用感を得られるようになっている。
POC DEVOUR AF
実際にヘルメットはPOCのWFやカブトがフィットする典型的アジア系の頭部を持つ筆者が、試しに着用してみても、着用感の違いは明らか。AFの方が鼻への据わりは良好で、頬がレンズに当たりにくい。大型レンズの場合は頬への干渉はある程度飲み込まないとならなかったが、そのストレスがないのはアドバンテージとなり得るだろう。是非取り扱いショップで試着してみてもらいたいと思うほどの仕上がりの良さを感じた。
POC DEVOUR AF：フレーム（レンズカラー）
Hydrogen White ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Uranium Black ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Moonstone Grey ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Transparant Crystal ( Lens ; Brown Silver Mirror )
Lead Blue ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Basalt Blue ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Uranium Black Translucent ( Lens ; Grey / Deep Green Mirror )
価格：33,000円（税込）
POC DEVOUR AF POCのアイウェアといえばASPIREのように大型レンズを備えていることが特徴で、ASPIREに負けない大きなレンズを備えているモデルがDEVOUR。レンズの形状はほぼウィンタースポーツやMTB用のゴーグルのようで、横幅非常に広いレンズはフレームからはみ出すほど。高さも非常にあり、顔の大部分をカバーする一本だ。
レンズをホールドする仕組みも非常にユニークな設計で、レンズ上部と下部を小さなパーツで挟み込む程度。一見するとリムレスのようなルックスだが、実際はレンズ裏側にはフルリムのフレームが隠されている。大きなレンズでフレームすら覆っていることがDEVOURの特徴だ。
フルリムのフレームによって剛性を確保している テレスコピックのテンプルはフィット感を調整できる フルリムのメリットはフレームの剛性を確保することができ、アイウェアのホールド力がリムレスに対して高いこと。優れたフィット性を実現することで、重量が増しがちな大型レンズのアイウェアでもライド中にずれにくくなっている。また、アクシデント時にアイウェアが破損しにくく、顔をしっかりと守ってくれる。
また、調節できるノーズピースと、往年のアイウェアをイメージさせるテレスコピックのテンプルによって、ライダーの頭部に合わせることが可能。テンプルエンドが屈曲していることも相まってヘルメットのシェルやサポーターと干渉しにくいデザインもポイントだ。国内で展開されるDEVOURはAFというアジアンフィットモデルとなっているため、日本人でもフィットするようにデザインされた。
レンズ上部には通気口が設けられている フレームとレンズには空気の通り道が作られている レンズの内側に溜まりやすい熱気を外側に逃すためにPOCは、レンズとフレームとの間に隙間を生み出した。また、レンズの上部にもベンチレーションホールを設け、レンズの曇りを防止している。
POCのレンズはほぼ全てカールツァイスとの共同開発品であり、確かな技術力に裏付けられた歪みのないクリアな視界をライダーに提供。さらにコントラストと鮮やかさを強調し、路面の状況を把握しやすくしていることも特徴だ。また、UVカット機能も有しており、目へのダメージを最小限にとどめられることが特徴だ。さらに汚れや水分、油分がレンズに付着しにくく、水での洗浄を行いやすくするRi-Pel疎水性・疎油性処理やアンチスクラッチ処理が施されている。
日本国内で展開されるDEVOURはグローバルフィットとアジアンフィットの2種類。一見したところでは同じフレームなのだが、アジアンフィットモデルはフレーム幅やノーズパッドの厚みなどがアレンジされており、顔幅が広く、鼻が低い方でも快適な着用感を得られるようになっている。
POC DEVOUR AF 実際にヘルメットはPOCのWFやカブトがフィットする典型的アジア系の頭部を持つ筆者が、試しに着用してみても、着用感の違いは明らか。AFの方が鼻への据わりは良好で、頬がレンズに当たりにくい。大型レンズの場合は頬への干渉はある程度飲み込まないとならなかったが、そのストレスがないのはアドバンテージとなり得るだろう。是非取り扱いショップで試着してみてもらいたいと思うほどの仕上がりの良さを感じた。
POC DEVOUR AF：フレーム（レンズカラー）
Hydrogen White ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Uranium Black ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Moonstone Grey ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Transparant Crystal ( Lens ; Brown Silver Mirror )
Lead Blue ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Basalt Blue ( Lens ; Brown / Silver Mirror )
Uranium Black Translucent ( Lens ; Grey / Deep Green Mirror )
価格：33,000円（税込）
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