宇都宮ブリッツェンが12月14日、チームの拠点である宇都宮市の栃木県庁で2022年体制の記者発表を行った。9名の選手が継続契約となり、スパークルおおいたレーシングチームから宮崎泰史が加入することが発表された。



宇都宮市の栃木県庁で行われた宇都宮ブリッツェン2022年体制発表会宇都宮市の栃木県庁で行われた宇都宮ブリッツェン2022年体制発表会 photo:Nobumichi KOMORI
インターネット上でのリリースを行うチームがほとんどである中、地元メディアへの広報も含めて新体制発表会を行うことが恒例となっている宇都宮ブリッツェン。栃木県庁での発表会には、トラック・ナショナルチームのタレント発掘合宿に参加中の貝原涼太を除く9名の選手と、清水裕輔ゼネラルマネージャー兼監督、運営会社社長の柿沼章氏が出席した。

2022年所属選手は以下の通り。
宇都宮ブリッツェン2022年体制
名前(年齢)在籍年数・役職
増田成幸(38)10年目(累計)キャプテン
阿部嵩之(35)9年目 副キャプテン
小坂光(33)14年目
堀孝明(29)10年目(累計)
西村大輝(27)3年目
小野寺玲(26)7年目
中村魁斗(24)3年目
貝原涼太(24)2年目
及川一総(23)2年目
宮崎泰史(22)スパークルおおいたレーシングチームより移籍
清水裕輔(40)ゼネラルマネジャー兼監督
5月のツアー・オブ・ジャパンで個人総合優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)5月のツアー・オブ・ジャパンで個人総合優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン) photo:Satoru Kato2度めのシクロクロス全日本チャンピオンとなった小坂光(宇都宮ブリッツェン)2度めのシクロクロス全日本チャンピオンとなった小坂光(宇都宮ブリッツェン) photo:Makoto AYANO

ロードレースでは、初年度となったJCL(ジャパンサイクルリーグ)でチーム総合優勝、キャプテン増田成幸の東京五輪出場とツアー・オブ・ジャパン総合優勝。また、発表会の3日前に小坂光が全日本選手権シクロクロスで4年ぶりとなる優勝を飾るなど、年間を通して好結果を残した。

だが、清水監督は「JCL王者にはなりましたが、他チームの方が強さを見せたレースも多かったですし、どうしても増田や小野寺といった選手の個の力に頼ってしまう場面も多かった。来シーズンは本来のカラーであるチーム力を発揮して、より強さと魅力ある走りを見せられるようにしたいですし、10名全員が1年を通して結果や目標を達成できるシーズンにしたい」と意気込みを語った。

来シーズンの目標としては「JCLの連覇はもちろんですが、これまでチームとして獲ったことのないタイトル、全日本選手権での優勝を目指します。また、UCIレースでも増田以外の選手が勝てるようなチームにしていきます」と決意を新たにした。

スパークルおおいたから移籍する宮崎泰史スパークルおおいたから移籍する宮崎泰史 photo:Nobumichi KOMORI全日本選手権TT U23で3位となった宮崎泰史全日本選手権TT U23で3位となった宮崎泰史 photo:Satoru Kato

新加入の宮崎は熊本県宇城市出身の22歳。今シーズンはスパークルおおいたレーシングチームに所属し、秋吉台カルストロードレースで2位。また、10月の全日本選手権個人TTでは3位表彰台を獲得するなど、今後の成長が楽しみな選手だ。

2022年のチームスローガンを説明する柿沼章社長2022年のチームスローガンを説明する柿沼章社長 photo:Nobumichi KOMORI柿沼社長からは2022シーズンのスローガン「Always Evolving(オールウェイズ・エボルヴィング)」が発表された。常に進化するという意味を持つスローガンには「個々の選手の進化はもちろん、チームとしても社会的な位置付けでの進化を果たす」という想いが込められている。

「今シーズンは、創設以来初めてとなる日本語での『全輪駆動』というスローガンを定め、運営会社・チーム・スポンサー・ファンが一体となって進むという原点を再整備する1年になりました。その成果は出ていますし継続していきますが、そこからさらに進化して、社会全体にチームやロードレースを発信していきたいと思っています」と、その理由が説明された。




新加入・宮崎泰史「マルチに活躍できればいいなと思っています」

報道陣に囲まれる新加入の宮崎泰史報道陣に囲まれる新加入の宮崎泰史 photo:Satoru Kato
「大学2年生(現在4年生)の時に競技を始めたのですが、そのきっかけになった方がミヤタで柿沼社長や増田さんと一緒に走っていた方でした。その方の影響もあって、もしプロになれるようなことがあれば宇都宮ブリッツェンに入りたいという気持ちがありました。

今年のJCLで思っていたよりも成績が出せたので、思い切って清水監督にお声をかけさせていただいて加入することになりました。脚質的にはクライマーなので上りには強いと思いますし、タイムトライアルでも全日本選手権個人TTで今年3位と結果を出せました。スプリントはあまり得意ではないですが、逃げ切りだったりクリテリウムでは集団をまとめたりとマルチに活躍できればいいなと思っています。

JCL第5戦では、果敢な走りを見せた宮崎泰史JCL第5戦では、果敢な走りを見せた宮崎泰史 photo:Satoru Kato
今シーズンはU23最終年で全日本選手権個人TT3位でしたがピークを上手く合わせられなかったので、来年はエリートカテゴリーになりますが表彰台を目指して頑張りたいと思います。(上りとTTが強いと言えばチームメートになる増田がお手本になりそうだが?)増田選手も上りとTTが強くて似た脚質ですし、実は大学は違いますが学部が同じ航空宇宙工学科でシンパシーを感じています。増田選手はもちろんですが、他にも素晴らしい選手がたくさんいるチームなので、吸収できるとものはすべて吸収して、来年1年でベースを一段上げられればと思います。

今年、レースで何度か栃木県に来ましたが、たくさんの方に応援されているチームだということを肌で感じました。これまでも最初は『宮崎』だったり『宮崎選手』と呼ばれることが多いのですが、慣れてくると『タイシ』と呼んでもらえるので、ここでもそう呼んでもらえるような選手になれればうれしいです」



清水裕輔GM兼監督「西村も宮崎も、増田の次を担える才能を持っている」

「来年はとにかく強いと思ってもらえるチームにしたい」と清水祐輔GM兼監督「来年はとにかく強いと思ってもらえるチームにしたい」と清水祐輔GM兼監督 photo:Nobumichi KOMORI「今シーズン、やりたいことができたレースはJCLの開幕戦くらいしかありませんでした。理想とするのは自らレースを作って勝ちにつなげていくチームですが、正直、今年はそれができていませんでした。

来シーズンは、それをできるようなチームにしていきたいですし、そういう意味では宮崎が入ったことでパワーアップすると感じています。西村が加入した時も言いましたが、宮崎も増田の次を担える才能を持った1人だと思っていますので、このチームでぜひそうなって欲しいですね。

来年はとにかく、強いと思ってもらえるチームにしたいですね。人間誰しも自分の限界を決めてしまいがちだと思うのですが、選手たちにはその殻を破ってほしいと思っていて、事あるごとに投げかけています」



西村大輝「契約継続してくれたチームや助けてくれた皆さんに恩返しが出来るようにしたい」

2022年復活を期する西村大輝2022年復活を期する西村大輝 photo:Nobumichi KOMORI「11月17日にスペインで手術を受けてきました。状態としてはやはり酷い状態だったようで、ここからどこまで戻るかというのは正直未知数だとドクターにも言われていますが、手術自体は成功しました。この後も粘膜の炎症であったり膿が出ることもあると言われていますが、少しずつ良くなることを信じて、前を向いて頑張っていかなきゃなと思っているところです。

昨年末に手術を受けてからずっと苦しんでいて、中盤にチームから離脱することになってしまって本当に迷惑をかけてしまったな、と。骨折などの怪我であれば出口も見えますが、特殊な状況で出口も見えない状況に対する不安はありますが、継続契約していただけたチームや助けてくださった周りの皆さんに恩返しができるようにいい走りをしてチームに貢献したいと思います」



増田成幸「誰が勝ってもいいようなチーム作りをしていきたい」

昨年に続きキャプテンを務める増田成幸昨年に続きキャプテンを務める増田成幸 photo:Nobumichi KOMORI「昨年に引き続き序盤はコロナ禍を引きずっていたので、難しいシーズンの始まりでした。その中で個人的にはJCLの開幕戦で優勝できて、五輪に向けてオフシーズンから取り組んでいたことが証明できて足がかりを得られたと感じています。その後はコロナ禍でレースが少なくなる中で高地合宿など五輪に集中させてもらって、五輪当日のレースに限って言えば自分の実力をどれだけ発揮できただろうかと少し悔しい部分もありますが、あの日持てる力を最大限発揮して完走という結果だったので、一区切りついたなという前半戦だったと思います。

全日本選手権の2位で「また来年挑戦する気持ちになった」と言う増田成幸全日本選手権の2位で「また来年挑戦する気持ちになった」と言う増田成幸 photo:Satoru Katoその後、チームに本格合流しましたが、自分自身どうしてもモチベーションが見出せない日々が続いていて。ただ、レースを重ねていく中で、チームとして上手くいかないレースが続いたことで悔しさも積み重なって、全日本選手権ではTTは獲れましたがロードでは2位と1番悔しい結果で終わったことで、また来年選手を続けて挑戦するという気持ちになりました。

今シーズンは自分や小野寺の個の力に頼るレースが多かったですが、来シーズンは若手がたくさんいて伸びしろもたくさんあると思うので、誰が勝ってもいいようなチーム作りをしていきたいです。個人的には、選手としていろいろなレースで勝ちたいという気持ちもありますし、その中でもこれまで獲ったことのない全日本選手権やツール・ド・熊野のタイトルを獲りたいと思っています」


text&photo:Nobumichi KOMORI
edit:Satoru Kato
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