トレックが脳へのダメージを低減する”WaveCel”技術採用するモデルで最軽量となる302gを実現したCircuit WaveCelヘルメットをリリースした。またライトやアクションカメラが装着できる専用マウントも付属している。



ボントレガー Circuit WaveCel(Mulsanne Blue)ボントレガー Circuit WaveCel(Mulsanne Blue) (c)トレック・ジャパン
トレックがプロデュースするパーツブランドのボントレガーが独自開発した革新的な衝撃吸収素材「WaveCel」。この新素材が搭載された"XXX"と"SPECTER"、そして”STARVOS”につづき、どんなライドにも適したパフォーマンス、快適性、技術を提供するCircuitシリーズにWaveCelモデルが登場する。

WaveCelとはトレックが2019年に発表したイノベーティブな衝撃吸収技術。弾性に富んだ波状の板が互い違いに重ね合わせられているような構造が、衝撃を受けた際に「曲がる、潰れる、滑る」という3つの役割を果たすことで衝撃を吸収する。またこの技術によって垂直方向だけでなく、落車時に地面と接触する回転方向の力を緩和させて脳へのダメージを大幅に軽減することが特徴だ。

通気性を阻害することなく安全性を飛躍的に向上させたWaveCelは、ハイエンドモデルのXXXに限らず、MTBモデル”Rally”やキッズモデルの”Jet”にまで搭載。今年3月にエントリーグレードのSTARVOSへの導入によって、ほぼすべてのカテゴリーのヘルメットに搭載されることで、より多くの人がその安全性の恩恵を受けられるようになった。

空力性能にもこだわった流線形デザイン空力性能にもこだわった流線形デザイン (c)トレック・ジャパン片手で締め付け具合を調整できるBOAダイヤルクロージャーを採用片手で締め付け具合を調整できるBOAダイヤルクロージャーを採用 (c)トレック・ジャパン
ボントレガーのヘルメットのコアとなる衝撃吸収素材「WaveCel」ボントレガーのヘルメットのコアとなる衝撃吸収素材「WaveCel」 (c)トレック・ジャパン
マグネット式のため脱着は非常に容易だマグネット式のため脱着は非常に容易だ (c)トレック・ジャパン頭部全体を覆うように配置されたWaveCel頭部全体を覆うように配置されたWaveCel (c)トレック・ジャパン

WaveCelモデルのミドルグレードとして用意されていたSPECTERに並び、ミドルグレードとして用意されたCircuit WaveCelは、SPECTERよりも40g軽い302g(Mサイズ)を実現。さらにSTARVOSよりも8g軽量のため、WaveCel搭載モデルでは最軽量となったことに加え、ハイエンドモデルに似通う流線形のデザインでエアロ効果も向上した。

Circuitには頭頂部にライトやアクションカメラが装着できる専用マウントが付属する。ボントレガー独自のマウントシステムBlendrのマウントは工具無しで脱着が可能なマグネット式のため、通勤通学で装着したライト等をレース会場では取り外すことも簡単にできる。

カラーはマットカラーのBlack、Whiteに加え、鮮やか色が特徴的なMulsanne Blue、Viper Redの合計4色。価格は手の届きやすい21,900円(税込)となっている。

レースからサイクリングまで幅広いシーンに適したヘルメットだレースからサイクリングまで幅広いシーンに適したヘルメットだ (c)トレック・ジャパン

数値流体力学に基づいた流線形デザイン数値流体力学に基づいた流線形デザイン (c)トレック・ジャパン


ボントレガー Circuit WaveCel
サイズ/重量:M (54-60cm/302g), L (58-63cm/342g), XL (60-66cm/357g)
※マウント33g無しの数値
カラー:Mulsanne Blue, Viper Red, Black, White
価格:21,900円(税込)

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