全日本選手権ロード女子エリートは、今季のJBCFレースを席巻してきた植竹海貴(Y’s Road)が、金子広美(イナーメ信濃山形)のアタックに耐え、最後のマッチスプリントを制して新女王に輝いた。U23は単独3番手でゴールした川口うららが優勝した。



徐々に人数を減らしながら進んだ女子エリート&U23は、植竹海貴、金子広美、川口うらら(日本体育大学)の3人で最終周回に入ると、途中でU23の川口が脱落。ホームストレートで2名のスプリントに。

「上りで遅れたらダメだと思って必死に食らいついていった。脚が限界だったので、あまりもたないと思ったけれど、最後は全力で踏んだ。」と語った植竹が金子を振り切り、全日本タイトルを手にした。U23は単独3番手でゴールした川口うららが優勝した。

ラストスプリントで金子広美(イナーメ信濃山形)を下した植竹海貴(Y’s Road)ラストスプリントで金子広美(イナーメ信濃山形)を下した植竹海貴(Y’s Road) photo:Yuichiro Hosoda
女子U23優勝は、3番手フィニッシュの川口うらら(日本体育大学)女子U23優勝は、3番手フィニッシュの川口うらら(日本体育大学) photo:Yuichiro Hosoda

詳しくはレースレポートでお届けします。
全日本選手権ロードレース2021女子エリート暫定結果
1位 植竹海貴(Y’s Road) 2:48:23
2位 金子広美(イナーメ信濃山形)
3位 川口うらら(日本体育大学) +1:18
4位 石上夢乃(鹿屋体育大学) +2:16
5位 樫木祥子(Team illuminate) +2:50
text:So Isobe
photo:Yuichiro Hosoda