イタリアの名門サドルブランド、セッレイタリアがモータースポーツの世界で名を馳せるシャシーコンストラクターのダラーラ、そしてレジェンドライダーであるファビアン・カンチェラーラとタッグを組んだ新作"SLR BOOST TEKNO SUPERFLOW"を発表した。



セッレイタリア SLR BOOST TEKNO SUPERFLOWセッレイタリア SLR BOOST TEKNO SUPERFLOW (c)日直商会
120年以上の歴史を誇る老舗サドルブランド、セッレイタリア。そのサドルラインアップの中でも、レーシングサドルの定番モデルとして位置づけられるのがSLRシリーズに、イタリアのレーシングスピリットを凝縮した新モデルが登場した。

ベースとなったのは、SLRを昨今主流となりつつあるショートノーズモデル化したSLR BOOST。多くのプロ選手も愛用するレーシングサドルを更に研ぎ澄まし、無駄を一切省くことで生まれたのが"SLR BOOST TEKNO SUPERFLOW"だ。

フルカーボンサドル化することで、Sサイズで90gという重量を実現したSLR BOOST TEKNO SUPERFLOW。重くなりがちなショートノーズサドルの中で、異次元ともいえる軽量性を実現。優れたパワー伝達効率とダンシング時の振りの軽さを両立するサドルに仕上がっている。

サドルノーズ部には、ENGINEERED BY DALLARAのロゴが燦然と輝くサドルノーズ部には、ENGINEERED BY DALLARAのロゴが燦然と輝く (c)日直商会
このサドルの開発にあたり、セッレイタリアはSP-01 BOOST TEKNO SUPERFLOWに続き、同郷のダラーラ・アウトモビリとコラボレーション。過去にはフェラーリともコラボしていたセッレイタリアだが、このダラーラもフェラーリと同じくらいモータースポーツファンには馴染み深い名前だろう。

ダラーラはフォーミュラカーの世界において、ベースとなるシャシーの製造を手掛ける数少ないメーカーであり、ほぼ全てのカテゴリーにおいて独占状態ともいえるほどのシェアを持つ存在だ。いうまでもなく現代のフォーミュラマシンの車体はカーボン製であり、すなわちダラーラは世界でもトップレベルのカーボンマニュファクチャラーの一つだと言えるだろう。

ファビアン・カンチェラーラが開発に携わったファビアン・カンチェラーラが開発に携わった (c)日直商会
作り手として最高峰であるダラーラのエンジニアリングの効果を最大化するのが、レジェンドともいえる乗り手からのフィードバック。「スパルタクス」の異名を恣にし、現役時代は世界中のロードレースファンに異次元の走りを見せつけたファビアン・カンチェラーラが、その感覚と経験をフルに捧げることでSLR BOOST TEKNO SUPERFLOWが誕生した。

名実ともに、世界トップレベルのコラボレーションによって生み出されたSLR BOOST TEKNO SUPERFLOW。発売時期は2022年の2月ごろを予定しており、価格は66,000円(税込)となる。カラーはブラックのみで、サイズはS(90g)とL(100g)の2種類が用意される。

セッレイタリア SLR BOOST TEKNO SUPERFLOWセッレイタリア SLR BOOST TEKNO SUPERFLOW (c)日直商会


セッレイタリア SLR BOOST TEKNO SUPERFLOW
カラー:ブラック
サイズ(重量):S(90g)、L(100g)
価格:66,000円(税込)
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