アルプス初日を迎えた第8ステージで、早くも昨年覇者ポガチャルが怪物ぶりを発揮した。昨日チームが苦しめられたことへの報復か、「攻撃は最大の防御」と、3つ連なる1級山岳で攻撃を仕掛けてフルスロットルでライバルたちを突き放した。

スタート前に揃ってローラーでウォームアップするバーレーン・ヴィクトリアスタート前に揃ってローラーでウォームアップするバーレーン・ヴィクトリア photo:Makoto AYANO
朝からの雨で迎えた第8ステージのスタート地点オヨナ。チームバスエリアではレインウェアなどの雨対策の用意をするスタッフたちの動きが慌ただしい。しかしジャケットを着たがらない選手たち。それもそのはず、スタートしてすぐに上り坂が待っている。

バスのサンルーフを雨よけに、ローラーを並べてチームメンバー全員が揃ってスピニングするバーレーン・ヴィクトリアスの楽しげにウォームアップする姿。後になって思えば、これがこの日のメンバーの良い動きにつながった。他にもウォームアップに取り組んだ選手もいたが、チーム全員での念入りな準備をしたのはバーレーンだけだった。

ソンニ・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)の腕のタトゥーソンニ・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)の腕のタトゥー photo:Makoto AYANO
スタートに向かうワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)スタートに向かうワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) photo:Makoto AYANOゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)のバイクパンツの裏には絆創膏が見えるゲラント・トーマス(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)のバイクパンツの裏には絆創膏が見える photo:Makoto AYANO


この日はレース終盤に3つの1級山岳が連なり、頂上にボーナスタイムの設定された名峠ラ・コロンビエールを越えてル・グランボルナンへとフィニッシュする。この地は2年前の2018年にジュリアン・アラフィリップが山岳で逃げ切ってステージ初勝利を飾った時と同じ場所。アラフィリップは昨日の「自分向き」のステージで、展開上(仕方なく)抑えた走りに終わったため、同じ場所での勝利の再現は一層期待された。

雨の中のダウンヒルで集団が分断する雨の中のダウンヒルで集団が分断する photo:Makoto AYANO
降りしきる雨の中アタックして逃げるディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス) ら5人降りしきる雨の中アタックして逃げるディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス) ら5人 photo:ASO Charly Lopez
ラン県に入るスタートしてすぐの登りで、水玉ジャージを着たマテイ・モホリッチのアタックを皮切りに早くもレースは動き、スプリンターたちはすぐさまグルペット送りになった。雨に濡れた危険なアップダウンが続く。

逃げ切りの可能性もある厳しいステージで先頭グループが積極的に仕掛けるのに対し、グループはいくつにも別れてバラバラとなり、早々に遅れる選手たちもおびただしい数に。落車続きの序盤の影響が、やはり雨と厳しい起伏だらけの山道になると出てくる。

レインジャケットを着て走るジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)レインジャケットを着て走るジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Makoto AYANO
脱臼した肩と怪我の影響が残ると前日も話していたゲラント・トーマスがスタートわずか5kmで遅れを喫する。2018年のツール覇者は痛む身体を騙しながら希望をつないできたが、ここでついに崩れた。

マイヨジョーヌ獲得の可能性をかけてワウト・ファンアールトが動けば、マチュー・ファンデルプールが反応し、自ら追走に入る場面も。ステージ一発狙い、総合争い、中間スプリント、山岳ポイント、それぞれ異なる目的の戦いが複雑に絡み合うレースとなった。

スピードが上がり、昨日も遅れたプリモシュ・ログリッチは30kmで再び遅れる。トーマスとログリッチのツールは完全に望みを絶たれた。アレハンドロ・バルベルデも寒さにやられて遅れ、グルペット送りに。

ワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス)が1級山岳モン・サクソネ峠でアタックワウト・プールス(オランダ、バーレーン・ヴィクトリアス)が1級山岳モン・サクソネ峠でアタック photo:Makoto AYANO
メイングループはルーク・ロウ(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)が集団を牽引メイングループはルーク・ロウ(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)が集団を牽引 photo:Makoto AYANO1級山岳モン・サクソネ峠頂上の集落の山岳ポイントを通過1級山岳モン・サクソネ峠頂上の集落の山岳ポイントを通過 photo:Makoto AYANO


グルペット集団で走るマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ドゥクーニンク・クイックステップ)グルペット集団で走るマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ドゥクーニンク・クイックステップ) photo:Makoto AYANO
マーク・カヴェンディッシュに獲得ポイント数で続くマイケルマシューズのために中間スプリントを取りたいバイクエクスチェンジがコントロールして向かうが、バーレーンのソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス)がトップ通過。

積極的なバーレーンは山岳でもプールスとディラン・トゥーンスがお互い順番を変えるように山岳で活発にアタックし、ポイントを取りに行った。

1級山岳モン・サクソネ峠で選手たちを迎える村人たち1級山岳モン・サクソネ峠で選手たちを迎える村人たち photo:Makoto AYANO1級山岳モン・サクソネ峠でワウト・プールスを追走する先頭集団1級山岳モン・サクソネ峠でワウト・プールスを追走する先頭集団 photo:Makoto AYANO


短くシャープに登るモン・サクソネ峠から終盤の1級山岳の3連峰の戦いが始まる。18人の逃げが決まった後はUAEチームエミレーツが小さくなったメイン集団の先頭に立ってコントロールする。ルイ・コスタ、ブランドン・マクナルティ、ダヴィデ・フォルモロがタディ・ポガチャルのためにペースをキープする。

1級山岳モン・サクソネ峠のメイン集団はUAEチームエミレーツが集団をコントロール1級山岳モン・サクソネ峠のメイン集団はUAEチームエミレーツが集団をコントロール photo:Makoto AYANO
「昨日のハードワークの疲れから、UAEチームエミレーツはメンバーが残れず、きっとポガチャルは孤立するだろう」そんな見立てが各チームにあった。チーム力の弱さがポガチャル唯一の弱点とばかり付け込まれ、集団牽引の責任をすべて負わされたのが昨ステージ。しかし今日も強力に立ち回ったUAEは山岳でさえ強力なチーム力があることを示していた。

1級山岳ラ・コロンビエール峠をマイケル・ウッズを従えて登るディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス)1級山岳ラ・コロンビエール峠をマイケル・ウッズを従えて登るディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:Makoto AYANO
サイモン・イェーツ(イギリス、バイクエクスチェンジ)が1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るサイモン・イェーツ(イギリス、バイクエクスチェンジ)が1級山岳ラ・コロンビエール峠を登る photo:Makoto AYANO
プールスが山岳ポイント積算を狙い、トゥーンスがステージを狙う。展開上生まれたそんな役割分担が功を奏した。トゥーンスは1級山岳ロム峠から先行していたマイケル・ウッズ(イスラエル・スタートアップネイション)を1級山岳ラ・コロンビエール峠で捉えると、山頂前に振り切ってル・グラン=ボルナンへと逃げ切った。

1級山岳ラ・コロンビエール峠で独走に持ち込んだディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス)1級山岳ラ・コロンビエール峠で独走に持ち込んだディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:Luca Bettini
「ワウト(プールスが)山岳賞ジャージを狙って1人仕掛けたので、(追走)集団で前を引くことなく楽に走ることができた。今日はワウトがマイヨアポワのために動く作戦だったので、自分はライバルたちの動きに反応しただけ。自分のペースを刻んで登りをこなして先頭に立つことができたけど、最後はポガチャルに追いつかれるんじゃないかとヒヤヒヤした」」とトゥーンス。

最終山岳でポガチャルが1分15秒差まで迫っていると聞いたが、その後は無線が聞こえず、追いつかれる心配をしながらもウェットな下りを慎重に攻め、グランボルナンへと逃げ切った。2年前のラ・プランシュ・デ・ベルフィーユでのフィニッシュで見せた同じポーズとともに天を指差した。

勝利を喜ぶディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス)勝利を喜ぶディラン・トゥーンス(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
フィニッシュ直後のインタビューでは涙声になりながらツール出場直前に亡くなった祖父への思いを話したトゥーンス。
「ツールでの勝利は素晴らしいし、今大会の直前に亡くなってしまった祖父に勝利を捧げるべく、フィニッシュする瞬間に天を指差したんだ。ツールで勝利を挙げた2年前、新聞社が僕の祖父母のところまで取材に来て、とても誇らしげだった。そして開幕の一週間前、ツールに出発する数日前にお葬式が執り行われたんだ。だから最後の10kmは感傷的になっていた。この勝利を誇りに思ってくれると嬉しいね」。

1級山岳ラ・コロンビエール峠でライバルたちを置き去りにしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)1級山岳ラ・コロンビエール峠でライバルたちを置き去りにしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:Makoto AYANO
ステージ優勝に向けて進む先頭争い以上に、総合を争うメイン集団では近代ツールの歴史に残るような走りが繰り広げられていた。フィニッシュまで30kmを残す早めの段階で仕掛けたポガチャル。フォルモロの強い牽引からアタックすると、カラパスだけが着いていけたが、ポガチャルはそのカラパスも早々に振り切ると、先を行くクライマーと呼ばれる選手たちを次々に、あっけないぐらい簡単に追い抜いていく。目を疑う光景。

1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:Makoto AYANO
ギアはアウターにかかり、その様はまさに異次元の走り。先を行くウッズさえ桁が違うかのうようなスピードで追い抜くと、後はル・グランボルナンまでの濡れた長い下りは安全に下った。

あまりに安全第一だったからか、ウッズとヨン・イサギレ(アスタナ・プレミアテック)に追いつかれ、フィニッシュ着順は2人に譲ったポガチャル。それでもカラパスやリゴベルト・ウラン(EFエデュケーション・NIPPO)ら総合争いのライバルたちに3分20秒差をつけることに成功。狙った山頂ボーナスポイントを獲得できなかったことなどまったく気にしない。

圧倒的な力を披露しマイヨジョーヌをものにしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)圧倒的な力を披露しマイヨジョーヌをものにしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:CorVos
総合争いのすべてのライバルたちを置き去りに。走り出す前にマージンの大きかったワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)が総合で1分48秒差にいるが、総合3位のアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ・プレミアテック)以下は4分38秒差、それ以下はほぼ5分のマージンと、アルプス初日にしてすでにツールの総合優勝を決めてしまったかのようなタイム差がついた。

ラ・コロンビエール峠ではあまりにタイム差が開き、もはやレースの体をなしていないようだった。まだ第1週でこんな有様のツールは近年誰も見たことがない。

「僕はツールを殺していないよ、ごめん」と笑いながらポガチャルは言う。
「こんな雨の中で僕はすごく調子の良さを感じていた。だから残り3つの山岳に入る前にチームメイトに伝えたんだ『さあレースを壊そう』って。なぜなら皆が苦しんでいるように見えたから。それがうまくいったよ。

10ヶ月ぶりにマイヨジョーヌに袖を通したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)10ヶ月ぶりにマイヨジョーヌに袖を通したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ) photo:ASO Charly Lopez
残り30kmという早い段階でのアタックは狙っていたものではなかった。しかしそれが「昨日の逆襲」であることを認めた。
「朝の段階ではとくに決めていた動きじゃなかったんだ。むしろステージがどうなるか見ていくつもりだった。スタートからハードで大変な状況が続いていた。僕も逃げに紛れ込んだぐらい。

昨日は全チームが僕らUAEに対してレースをしていた。ライバルたちはチームで僕らを潰しにかかってきた。だから今日は僕が差をつけるためにアタックした。でないと彼らは毎日なんとか僕からタイムを奪おうとする、そんなレースが続いてしまうからね。今日は僕がタイムを奪いにいくいい機会だったんだ。攻撃は何よりの防御だ。

(アタックしたのは)たぶん昨日のことがあったから。今日ライバルたちは僕らのチームがすごい働きができることを見たんじゃないかな。それに多くの選手が昨日のツケを払うことになったんだと思う」。

「この先毎日、山岳でアタックするかなんてわからないけど、多分しないだろう。第一週はあまりに多くのことが要求されたし、明日もとても厳しいステージ。これからはマイヨジョーヌを守るためベストを尽くして走るよ。今からは、ね」。

この先何年も語り継がれるような走りとなったこのステージ。フランスでは数ヶ月前にローラン・フィニオンなど数々の名選手を育てた名コーチとして名高いシリル・ギマール氏が「ポガチャルはすでにエディ・メルクスを超えるレベルにある」と称したことが話題になったという。

もはや最大級の賛辞を欲しいままにするポガチャルだが、レースを終えたクールダウンではカメラに向かって白目を剥き、舌を出す「変顔」を今日も披露する無邪気な22歳だ。

イネオス・グレナディアーズのデイブ・ブレイルスフォードGMは「長年自転車レースを見ている人でも、あの(ポガチャルの)走りは滅多に見られるものではない。素晴らしかった、脱帽だよ。1人だけ異次元の走りを見せ、とても勇気のいるアタックだったと思う」と称賛する。

プロ入りしてわずか3年で、すでに2つ目のツール・ド・フランスを手中に収めようとしているポガチャル。この先何年も続く王朝時代がすでに始まっているのだろうか。

しかしブレイルスフォード氏は飛ばしすぎのポガチャルとプロトンに対して次のように警告もする。
「全員が今日のような激しいレースを続けるのであれば、誰が2週間半後に立っていられるのだろうか。ポガチャルは現状で最も強い選手だが、まだまだ先は長い」。

1級山岳ラ・コロンビエール峠でダヴィド ・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)が追走集団からアタック1級山岳ラ・コロンビエール峠でダヴィド ・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)が追走集団からアタック photo:Makoto AYANO
総合争いはすでにシャンゼリゼのポディウムの両脇争いに絞られた? 攻撃的に走るリチャル・カラパスと対象的に、アタックもなく無難に走るリゴベルト・ウランはカラパスに対して15秒のリードを持って総合4位につけている。その走りは「気づけば総合2位にいた」ような2017年のツールに通じるもの。

1級山岳ラ・コロンビエール峠を21位で登るワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)1級山岳ラ・コロンビエール峠を21位で登るワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) photo:Makoto AYANO
リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)が1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るリチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアーズ)が1級山岳ラ・コロンビエール峠を登る photo:Makoto AYANO
ワウト・ファンアールトはカラパスとウランのグループから1分36秒遅れに留め、ポガチャルに対しては1分48秒遅れ。「このツールでは総合は狙わず、ログリッチを助ける以外でならステージ優勝を狙う」と公言していたワウトは、改めて総合のポディウムが狙える力があることを示した。

1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)。ジャージの肩が破れている1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)。ジャージの肩が破れている photo:Makoto AYANO
そしてチームメイトのヨナス・ヴィンゲゴーも落車でジャージ破り、肩を赤くしながらも総合争いの有力グループでフィニッシュ。ポガチャルから5分遅れの総合5位につける。ともに個人TTの能力に秀でるユンボ・ヴィスマの2人はポディウム争いの有力候補だ。

マイヨジョーヌのマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)が雨の1級山岳ラ・コロンビエール峠に挑むマイヨジョーヌのマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)が雨の1級山岳ラ・コロンビエール峠に挑む photo:Makoto AYANO
6日間マイヨジョーヌを着続けたマチュー・ファンデルプールのリードは、予想されたこととはいえこの日をもって終了、黄色いジャージを脱ぐことに。「体重があるからアルプスでは遅れることになるだろう」とマチュー自身が昨日話していたとおり、しかし簡単に諦めたわけではなく、終盤の山岳までマチューはマイヨ・ジョーヌ保持者のプライドをかけて抵抗を続けた。コロンビエール峠頂上まで力を尽くすと、力を緩めるようにしてバリアの脇にいた子供にボトルをそっと手渡した。

1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るグルペット集団にはゲラント・トーマス(チームイネオス)の姿も1級山岳ラ・コロンビエール峠を登るグルペット集団にはゲラント・トーマス(チームイネオス)の姿も photo:Makoto AYANO
「単なる成功以上のツール第1週だった」と話すマチュー。「とても楽しめたレースだった。そして今後についてチームと話し合わなければならない。ツールでの成功にはとても満足している。ステージ優勝を果たし、想像していたよりも長くマイヨジョーヌを着用することができた。マイヨジョーヌとともに走った6日間は素晴らしかった。サポートしてくれたみんなに感謝したい」。

今後のステージでも自分向きの勝利が狙えるステージはあるが、大きな目標としてきた東京五輪が近づいているのも確かだ。パリまで走り続けたいとするマチューだが、ツールを早めに去る選択肢もありうることを匂わせるコメントだ。


text&photo:Makoto.AYANO in FRANCE
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