スタイリッシュなデザインと安全性を追求するジロから、アーバンライド用エントリーグレードヘルメット"ISODE MIPS"が国内でも販売される。アンダー1万円ながらインテグレーテッドMIPSを搭載し、安全性を確保したモデルとなっている。



ジロ ISODE MIPS(PortaroGreyWhtRed)ジロ ISODE MIPS(PortaroGreyWhtRed) (c)ダイアテック
グルパマFDJやバイクエクスチェンジをサポートするアメリカンブランドのジロ。高い安全性や空力性能、通気性といったパフォーマンスの追求にとどまらず、優れたデザイン性も高次元で実現するヘルメットをラインアップするブランドであり、シリアスな競技者から気軽なサイクリングをメインに楽しむライダーまで幅広い層から支持を集めている。

近年のジロ・ヘルメットを語る上で外せないのが、アクシデント時に脳へのダメージを低減するテクノロジーである"MIPS"だ。MIPSとは、頭を打ち付けた際にヘルメット内側に配された構造物がスリップすることで、回転方向へ衝撃をいなそうというもの。脳が揺さぶられにくくなることで、脳震盪などのリスク低減を目指す技術だ。

ジロはMIPSに早くから目をつけ、ベーシックなシート状のアセンブルに留まること無く、帽体を2層構造とするMIPS SPHERICALを共同開発するなど、積極的に安全技術を取り込んできた。その技術を取り入れたアーバン向けヘルメット"ISODE MIPS"が日本でも発売されることとなった。ISODEにはアジャスターと一体になったインテグレーテッドMIPSがアセンブルされていることが特徴だ。

虫よけネットが備えられている虫よけネットが備えられている (c)ダイアテック頭を囲うようなアジャスターとなっている頭を囲うようなアジャスターとなっている (c)ダイアテック

調節可能なバックルが装着されている調節可能なバックルが装着されている (c)ダイアテックアジャスターにはリフレクターが設けられているアジャスターにはリフレクターが設けられている (c)ダイアテック


デザインはジロのベストセラーSYNTHEをベースとし、額から後方に向かって流れるようなシェル造形を採用。後頭部の形状はフラッグシップモデルであるAETHERのルックスを踏襲することで、ジロらしい洗練された見た目を実現している。

帽体はアジアンフィットではなく、ユニバーサルフィットという形状が採用されている。様々なライダーの頭を分析することで、多くのライダーが被れるように作られた形状だ。サイズも54~61cmの1種類。MIPSと一体となったアジャスターシステム「RocLocSportsMIPS」は、頭部を一周するバンドで締め付けるため、適切なフィット感を得られるだろう。

虫よけネットやアジャスト可能なチンバックル、後頭部のリフレクターなど様々な仕様が与えられている。カラーはPortaro Grey Wht Red、Black、Whiteという3種類。価格は8,900円(税抜)。

ジロ ISODE MIPS(White)ジロ ISODE MIPS(White) (c)ダイアテック
ジロ ISODE MIPS(Black)ジロ ISODE MIPS(Black) (c)ダイアテック
ジロ ISODE MIPSジロ ISODE MIPS (c)ダイアテック


ジロ ISODE MIPS
サイズ:UNIVERSAL FIT 54 – 61cm (ユニセックス)
カラー:PortaroGreyWhtRed、Black、White
重 量:276g 実測
安全基準:CE EN1078クリア
仕様:EPS ライナー付きインモールドポリカーボネートシェル、22か所のベンチレーション、デュアルデンシティEPSフォームライナー、速乾パッド、後部リフレクティブテープ
価格:8,900円(税抜)

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